富士山 富士宮ルート〜頂上〜御殿場ルート〜宝永火口ルート〜富士宮ルート
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 09:10
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 1,417m
- 下り
- 1,431m
コースタイム
- 山行
- 1:39
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 1:43
- 山行
- 4:24
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 5:56
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
|
---|---|
備考 | サングラスを持っていけば良かった |
感想
前回の富士登山から5年・・・。
別ルートでもう一度登ってみたいという気持ちと、富士山が世界文化遺産に登録されて登山客が増え、前回にも増して渋滞するだろうという気持ちが戦った結果、40歳記念という無理矢理な理由を立ち上げて、同い年の親友と再度富士登山を計画しました。
当初は「最後だしせっかくだから」と御殿場ルートを登るつもりで、準備をして御殿場口駐車場に行ってみたら「富士登山駅伝のため8月3日は9時半から12時まで駐車場から出られません」との立て看板が・・・。
はっきり言って、下りてきて9時半までに駐車場を出る自信はありません。かといって12時まで駐車場で足止め食らうのも・・・。しばし親友と相談した結果、富士宮ルートに変更することにしました。
富士宮ルートはマイカー規制されているので、水ヶ塚駐車場に車を停めて、シャトルバスで登山口へ向かうことになります。とりあえず腹ごしらえをして、着替えと準備を済ませ、最終の22時では混むだろうと、20時半のシャトルバスに乗り、五合目登山口まで40分ほど移動します。
バスを降り、営業時間の終わっている五合目レストハウスの外で心の準備とトイレを済ませ、21時41分に登山開始。
富士宮ルートの路面は砂と砂利がほとんどで滑るもののまあまあ歩きやすい。そしてこの日は風も強くなく、気温もちょうどいい感じ。さくさくと登っていきます。
元祖七合目 山口山荘まで来ると、止まっているとさすがに寒さを感じるようになります。お腹が空いていると寒いのでおにぎりとパンを食べ、ハードシェルの上着と薄手のダウンを羽織り、帽子と手袋をします。
そこでmuhiroさんと下山ルートの検討をします。というのも、このまま登ると山頂に3時前に着いてしまう。御来光を見るためには寒さの中、2時間ほど待たなければならない。それは厳しい。ではどうしよう。御殿場ルートなら7合目あたりから御来光見れるんじゃ? 確か途中で富士宮ルートに戻れたような・・・。戻れなくてもシャトルバスで御殿場ルート登山口から水ヶ塚駐車場まで行ける。往復チケット買っちゃってるけど、御殿場ルートから乗れるかどうかはあとで確認しよう。という結果に。
そして40分ほどの休憩後に出発、と思ったらほんのり煙たい。道端で休んでタバコを吸っている人が! 世界遺産に来てまでタバコ吸いたいのか〜と嘆かわしく思いつつ・・・。
止まってると寒くても、動いてると暑い! 上着の前を開け、帽子と手袋をはずして手に持ちながら進みます。行動食はチョコバナナ味の「SLOWBAR」とハードグミ「SOURS」のグレープ味(笑) 水分補給のアクエリアスは、ホース部分に入っている分は冷えているけど、ザックと背中で温められた本体に入っている分はぬるい・・・。まあ、仕方がないけど。
八合目 池田館を通過、九合目 万年雪山荘で10分ほど休憩(ここでシャトルバスの往復チケットで御殿場登山口からも乗れることを確認)、九合五勺 胸突山荘も通過。途中、頭がクラクラしてきて10分ほど道端で休憩しましたが、2時51分に富士宮口山頂に到着。ここまで5時間10分。休憩を除くと4時間7分。まあまあかな。
山頂の鳥居で記念撮影(あ、muhiroさんから写真もらってないや)をした後、剣ヶ峰はあきらめて(なんだかどうでもよくなっちゃって・・・)、富士山頂郵便局へ。
地面に座ってボケーっと休憩。しかし寒い。「御殿場ルートに再チャレンジするなら寒さ対策は考えないとねー」などと話すが、果たして再チャレンジはあるのだろうか?
3時25分に御殿場口山頂から下山開始。砂利と小さ目の岩の路面は富士宮ルートよりもさらに滑りやすくて非常に歩きにくい。登り優先だよなぁと道を譲るために脇に避けると小さい岩を踏んでしまい、小さい岩がガラガラと超局地的な雪崩のように崩れます。そしてこけます・・・。ぼくのヘッドライトがあまり明るくないので路面が見えづらく、muhiroさんとの距離が開いていきます。
そしてとうとう七合九勺 赤岩八号館に到着。少し待っていると御来光が! スマホとミラーレスカメラで撮影しまくり。(これで目を傷めたのかな? 下山の翌日から目が痛く、光を見るとさらに痛いという事態に) 御来光を堪能し、再び下りようとしたら縦に伸びる虹が! 何かいいことありそう!(な気分だけ)
「大砂走り」の手前でプリンスルートへと思っていたけど、その手前から砂走り状の路面に。こんなことなら赤岩八号館でスパッツ(ゲイター)付けとくんだったと思いながらも、こんなところでザックおろすのも嫌なのでゆっくりと下り、砂を気にしないmuhiroさんとの距離が開いてしまいました。
「大砂走り」の手前の下り六合から宝永山馬の背方面へ。さらに宝永第一火口ルートへ。ここもひたすら砂ところどころ岩。やっとの思いで富士宮ルート六合目 雲海荘に到着。ま、ここも通過なんだけどね。
6時48分に五合目 レストハウスに到着。3時間23分、休憩を除くと2時間49分でした。
帰りはコンビニで飲み物買っただけで、ほぼノンストップ。お腹が空いたら御殿場ルート用に購入して余っていた3個のおにぎりを車中で食べました。食べたくなかったけど(笑)
muhiroさん宅の最寄の駅で下ろしてもらい、ザックと着替えと登山靴の入った手提げとお土産という大荷物を持って電車に乗り込み、12時に帰宅。駅から自宅までの炎天下の徒歩が一番つらかったかな。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する