須走口から富士山お鉢巡り
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- GPS
- 09:48
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,495m
- 下り
- 1,895m
コースタイム
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 9:45
天候 | 晴れ→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ブル道に入ってしまい、運転手さんにきつく注意されました。本当にすみませんでした。 |
その他周辺情報 | 道の駅須走で登った富士山を正面に見ながら足湯につかりました。 |
写真
感想
1週間前の土曜日の好天時に登りたかったが準備不足で断念し、天気予報とにらめっこし1週間後の今日、富士登山をした。天気予報だと次第に雲が増える予報なので、できるだけ早い出発を心がけた。須走口ルートの登りは、前半の森林限界までの植生の変化、後半の富士山らしい砂礫の九十九折れ登山道が楽しい。たま下りでは砂払いの砂まみれの下りが富士山らしくて好きである。
道の駅須走で用足しして富士アザミラインを登っていく途中で見事な赤富士を拝むことができた。駐車場には早めに着くが、運転疲れで暫し休んでから出発する。長田山荘の手前で、ヤマレコを作動していないことに気付き、設定をする。6合目手前の登山道に1箇所雪が残っていた。7合目から8号目は間違えて左寄りのブル道に入ってしまい、あとから本来のルートではなかったことに気付く。吉田口との合流点付近から、気管に吐息が少し引っかかるような感じがしたので、意識して深く呼吸することを心がけるとそれ以上悪化することなく、頂上に着く頃には収まっていた。
御殿場口山頂近くまで来ると向かい風が強くなり半袖にアームカバーだけでは寒いので、ヤッケを羽織る。剣が峰の最後の登りは富士宮口からの登山者が多かったが、撮影の順番待ちはなかった。山頂では親切な方に写真を撮っていただき感謝いたしました。休憩は山頂部は避け、お鉢巡りの起点付近で噴火口の底やごつごつした岩からのつららを眺めながら至極の1本を味わう。
剣が峰直下の雪渓は長めだがトレースがあるので問題なく通過。途中で希少な高山蝶が登山道の石と石の間にうずくまっていた。手に取り撮影した後、風をよけられる大き目の岩かげにそっと置く。はて?日本一の高所でエサはあるのか?風で下界から運ばれたものだろうか?写真を送っ娘から「アケビコノハ」という平地に住む蝶であるとの結果を得る。
下山道では、たぶんそっちのほうが楽だろうとの安易な気持ちからブル道に入る。少し広めの所で待機してすれ違いを待つが「絶対はいっちゃダメだ。落石の心配もあり、保証できない。」と厳しく注意を受ける。(土)なのにこんな高所の危険個所で作業して下さっている方の言葉を聞き、自分の愚かしさを反省する。その後も砂払いでも下山道の整備をするユンボを見る。今回は開山前だったので払わなかったが、入山料や環境整備のお金は必要であることを実感する。駐車場に戻った時には山頂部に笠雲の一部がかかりはじめていた。”道の駅須走”の足湯で、富士山を眺めながら火照った下肢の疲れをとる。
尚、翌日のネットニュースに同じルートで帰宅していない人がいるとの情報が載っていた。無事を願います。
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