毛無山

2022年11月19日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.6km
• 登り: 1,271m
• 下り: 1,253m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:17
• 休憩: 2:03
• 合計: 8:20

6:35 毛無山駐車場
6:48 地蔵峠・毛無山分岐点
7:22 7:25 不動の滝見晴台
8:00 8:10 毛無山五合目
9:03 9:21 富士山展望台
9:23 9:27 地蔵峠・毛無山尾根道出合
9:32 10:33 毛無山（天子山地）
10:43 10:56 毛無山
11:11 毛無山（天子山地）
11:17 11:25 地蔵峠・毛無山尾根道出合
12:05 第二地蔵峠
12:24 女郎屋敷跡
12:36 中山金山跡
13:09 地蔵峠
14:09 14:15 比丘尼の滝
14:45 地蔵峠・毛無山分岐点
14:55 毛無山駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新東名を新富士ICでおりて国道139号を富士宮道路を北上。
朝霧グリーンパーク入口信号を左に入る。
ふもとっぱらキャンプ場を右手に北西へ進む。
ゲート左奥に有料駐車場あり。一日500円。
駐車場入口の切株に茶封筒を短く切った料金回収袋があるので、車のナンバーを書いて500円を入れて切株のポストに入れておく。すると帰りに領収印が押されてフロントガラスのワイパーに挟んであるというシステム。

コース状況／危険箇所等

地蔵岳〜麓ルートは中級者向けと考えていい。
・道幅の狭いトラバースの連続
・沢を何度か渡る
・全体的にガレており人間の頭サイズの岩が道の上にゴロゴロ
・落ち葉が熱く積もっていて登山道がわかりにくい
・ピンクテープは張りどころにムラありルートを見失いやすい
・ロープ、鎖を使う場所が多い

その他周辺情報

道の駅朝霧高原でカツ丼たべました。

写真

11/19 6:02

富士山の西、毛無山が朝日を浴びる。

11/19 6:05

大人気。ふもとっぱらキャンプ場。

11/19 6:35

この駐車場もふもとっぱらのオーナー（タケカワさん？）がやっているそうだ。

11/20 17:12

この袋に駐車料金500円を入れて入口の切株ポストに入れておく。

11/19 6:35

では出発。

11/19 6:38

麓神社に安全祈願。

11/19 6:40

金山の遺構。
手前に転がってるのはエンジンの残骸だった。

11/19 6:45

入口わかりにくい。

11/19 6:47

駐車場から徒歩10分、登山道に入る。

11/19 6:47

太陽も入る。

11/19 6:48

分岐を右へ。

11/19 6:50

林の中の急登を登っていく。

11/19 7:01

どれがはさみ岩なのかよくわからない。

11/19 7:05

ふもとっぱらキャンプ場を包む白いもやは焚き火の煙か？

11/19 7:10

たまに緩やかになる。

11/19 7:14

昭和感が懐かしいマツダランプの看板。
お目にかかったのは荒船山以来だ。

11/19 7:18

不動滝は水量が減っていた。

11/19 7:40

足元には落ち葉がたくさん積もっておりどこに登山道があるのか分かりにくい。

11/19 7:57

広場に出た。レスキューポイント。
しばらく休憩。

11/19 8:02

マムシグサ。

11/19 8:02

急登が続く。

11/19 9:12

八合目を過ぎ、富士山展望台からの眺め。

11/19 9:22

九合目をすぎると傾斜は緩やかになり稜線に出る。

11/19 9:25

あとは緩やかにすすんでいくだけ。

11/19 9:27

成長する木がブリキの看板を飲み込んでしまう。

11/19 9:33

毛無山山頂。

11/19 9:38

山頂から見える富士山と麓の朝霧高原。
右手に駿河湾。

11/19 10:34

北に15分ほど歩いたところに最高地点がある。そこに向かう。

11/19 10:35

富士山のあたまにほんの少し雪を被っている。

11/19 10:39

この辺りで座ってひなたぼっこしながらランチする人も多かった。

11/19 10:41

なにかの朱い実。
種類はわからない。

11/19 10:42

朱い実と富士山。

11/19 10:49

展望はさっきの場所のほうが良さそうだ。

11/19 11:01

なんかの綿毛。
種類はわからない。

11/19 11:04

富士山を背にしてパラグライダーがたくさん飛んでいる。

11/19 11:05

気持ち良さそうだ。上空は多分寒いのだろうけど。

11/19 11:17

山頂分岐まで戻り小高い岩に登る。

11/19 11:19

そこから八ヶ岳が見えた。

11/19 11:20

アサヨと鳳凰三山の間から甲斐駒が頭をのぞかせている。左に小太郎、北岳の稜線が続く。手前は櫛形山。

11/19 11:20

悪沢、赤石、聖、上河内。
手前は笊ヶ岳、布引山。

11/19 11:20

11/19 11:30

南へ進む。

11/19 11:38

丸山の山頂はどこなのかよく分からなかった。

11/19 11:46

丸山を過ぎたあたりから登山道は標高差400m近く激しく急降下する。

11/19 12:06

第二地蔵峠。
ここから西へ150mほど下ったところにある金山の遺跡に行ってみたい。

11/19 12:13

水飲み場は沢のことだろう。
この時期だし仕方がないが枯れていた。

11/19 12:16

道が狭く分かりにくい。トラバースしながら南西へ進む。人気はまったくない。

11/19 12:18

七人塚。
この下が扇状の谷になっている。

11/19 12:18

石塔とはこのことだろうか。

11/19 12:20

多分偉い人が居たのだろう。
大きな建物が建っていたのかもしれない。

11/19 12:24

こんな山奥に？
と思うが金はそれほど人を惹きつける。

11/19 12:27

日当たりのいい痩せ尾根まで降りて引き返すことにする。

11/19 12:33

女郎屋敷跡に降りてみた。広くて日当たり良好なスペースだ。どんな暮らしをしていたのだろうか。

11/19 12:36

金を精錬する場所。

11/19 12:36

石組みが残っている。
いつの時代のものだろう。

11/19 12:38

崖を削り、ときには穴を掘り進んで金を探した。

11/19 13:01

第二地蔵峠まで戻ってきた。
更に南下する。

11/19 13:09

10分ほど歩くと地蔵峠。

11/19 13:09

さてここからが今日の一番の難所。
東の麓まで600m下る。

11/19 13:16

石がゴロゴロのガレ場だ。

11/19 13:26

富士吉田西校の皆さんこんな山奥までありがとう。

11/19 13:27

ロープを伝い下りる。

11/19 13:29

地図にある水場。

11/19 13:57

沢を渡る。

11/19 13:57

更に沢に沿って進む。

11/19 14:05

ゴルジュをトラバース。

11/19 14:21

富士山。
今日はずっと見えていた。

11/19 14:21

標高1,100mあたり。
紅葉がまだ見頃。

11/19 14:28

11/19 14:30

比丘尼滝。

11/19 14:40

地蔵峠から一時間半。
やっと麓まで下りてきた。

11/19 14:42

朝の分岐。

11/19 14:42

朝は気が付かなかったが紅葉は一番の見頃を迎えていた。

11/19 16:01

道の駅朝霧高原から真正面に見える毛無山。

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

SO-52B Sony

感想

mtys10416

中山金山は今川義元や武田信玄の軍資金の源となった。今では往時の面影は全く無いが、ひっそり佇む遺構を眺めていると金の恩恵にすがって必死に生きた人々の暮らしが忍ばれる。

急登をヒーヒー登っていると小学6年生の男の子とパパが元気よく追い上げてきた。
男の子は山登りが大好きなようで、展望台から眺望して山の名前や標高を言ったり、所々でレポートしてる動画を撮ったり、思い切り楽しんでいるようだった。

山頂では富士山に向かって腰を下ろし、ミルで豆を挽いてコーヒーを飲んだ。
すると京都から来たという男性が話しかけてきて30分くらい楽しい会話をした。
男性は車で全国を周りながら登山や海釣りなどのアウトドアを楽しんでいるそうで、明日はお孫さんと御岳山に行くということだった。