女乱舞 燕岳

2014年08月12日(火) ~ 2014年08月14日(木)

• GPS: 56:00
• 距離: 9.7km
• 登り: 1,387m
• 下り: 1,323m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:368
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

9:00 新宿ＢＴ
14:08 0:00 松本ＢＴ
15:08 0:00 松本駅
5:45 有明荘
5:55 6:00 燕岳登山口
10:58 12:00 燕山荘
12:30 12:48 燕岳山頂
13:28 燕山荘
6:40 燕山荘
7:00 7:10 燕山荘
10:48 12:35 燕岳登山口
13:53 0:00 穂高駅
14:49 0:00 松本駅

天候

晴れ＆曇り＆雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

往路＝バス：新宿→松本（\3050） 電車：松本→穂高（\320） タクシー：穂高→有明荘（\7100）
（節約でバスにしたのにトホホな結果。予定通り行動したいなら混雑時期は電車が正解）
復路＝バス：中房温泉→穂高（\1700） 電車：穂高→松本→新宿（\6810）
（スーパーあずさに乗車。早い時間だったので自由席でも座れました）

コース状況／危険箇所等

噂には聞いていたけれど、本当に上りやすい。整備されているのもそうだけど、約30分ごとに現れるベンチのおかげで、きっつい上りもモチベーションが維持できる。有難や〜。ただ大人気コースなので、特に下りはすれ違いのための時間がとられる。仕方ない。

その他周辺情報

有明荘：高山病対策で前泊してみた。相部屋でドキドキしたけど、１０畳以上のきれいな部屋に４人。十分でした。ご飯も美味しいし、翌日が早立ちの場合は朝食をお弁当にしてくれる。館内で食べればインスタントの味噌汁とコーヒーも無料。温泉のお湯は熱め。内湯で４４℃あった。露天風呂も超広くて快適。登山道までは徒歩約１０分でいいウォーミングアップになる。これでこの時期￥9950。登山前後にオススメです。

写真

松本行きバスで出発！…した。が、12：02到着予定が14：08到着。穂高行きの電車が14：09発。生殺しや。盆休みド最中＆事故渋滞があったとはいえ、ヒド過ぎませんか？「あと10分とは言わない。5分早く着いてくれたら…」の声が車内でもれる。トイレ付バスやから、決まりごとかもしれんけど、途中の休憩20分もいらんし。これで穂高駅から乗るはずだった中房温泉行き終バスに乗れないことが決定

で、やけ酒。半月前の焼岳（シャレちゃうし）帰りに寄った「タコとハイボール」再び。今回はねぎ塩。美味しかったけど、ちょっとしょっぱかったかな。前回とは別人だけど、またまた超さわやかなお兄さんが焼いてくれました

で、やけ観光。もともと余裕をもって穂高駅に着くはずだったので寄ろうと思っていた穂高神社に参拝。神社に近づくにつれ、雨上がりだったせいもあるのか、木の良い香りがしたのも納得。奥穂山頂に嶺宮がある

安曇野の銘水。地下30mから汲み上げている（だったと思う）。商品になるだけあってもちろん美味

新しい本殿

いい雰囲気

御神馬

手水舎。歴史あるものらしい

むぅ

横から見ると面白い

龍の背中って見たことない…龍も見たことないけど（汗）

安曇野に点在する道祖神を集めた

力守を授かって帰る。なかなか厳かな雰囲気漂う神社でした（後で調べたらパワースポットとして有名なのね）

神社から徒歩10分ほどの場所にある西友（ここ使えます）で買い物し、穂高駅へ。途中、民家の塀脇にきれいな花

同じく

余裕をもって到着したら寄ろうと思っていた蕎麦屋さん。17：00から営業の看板があった

動画をよく見ていたバックカントリーホタカさん。ほんまに穂高駅の目の前にあるとは！思わず1枚

楽しいタクシー運転手さんの案内で有明荘着。上ってくるにつれ寒いくらい。途中サルの母子にも会えました。ソロには高額と思うけど、タクシー利用もありですな。なにはともあれ無事到着。でも見上げた空は…左右で色違い

右の垂れ込め。翌日の天気に思いをはせる

相部屋。泊まったのは4人だけど、布団は8組ありましたよ

有明荘の夕食。ぜーんぶ美味しかった。ここで女乱舞その1。同部屋になった女性ソロの方と夕食後お話。早期退職され、もう3年ほど山三昧な生活だとか。先週も来て、来週もこられるらしい。有明荘も燕山荘も常連なんだって。いいなぁ〜。いろんな要素をあげて「（小屋一泊の）ピストンで満足できる山」と言われたことが、結局全部あたっていて、さすが常連！と思いました。小屋でも下りでも一緒になり、お話できてよかった。最後に会えたのは下りの合戦小屋でしたが、またここにくれば会えますよね？

13日。朝食をお弁当にしてもらった。これも満足。持参のコーヒーを飲もうとしたら…

無料コーヒー。「インスタントですが…」。十分です。

さぁ行くか！　（自分的には）恒例の出発の一枚

登山道の上り始め

第一ベンチ

ベンチばっかとってもつまらんので、第二ベンチの標識…いっしょか

富士見ベンチを過ぎて

大天井（だよね？）が見えた

スイカ、スイカ！

スイカ〜!!　甘かった。売れ過ぎて？オボンがなくなったとか（食べ物の写真がいつも食べてからの画像ですいません。これもかぶりついた後やし）。ここで女乱舞その2。トイレに並んでいたら「同じ靴ですね」と声をかけられた。2人して「初めて同じ靴はいてる人にあった〜」と歓声。この後、小屋で一人、下りで一人、同じ靴の人に会う。みんな女性でした。山では、しょうもないことがなぜかうれしい

きれい〜（で、名前わからんのゴマカス〜）

おぉ〜

きれい〜（同上）

槍ニョッキリ

ヒュー！

イエーイ！

見えたどー！合戦沢ノ頭から。けど、見えてからが長いのは山の常。気合入れ直して行きます

きれい〜（同上）

きれい〜（ヒツコイ？）

ついたぞー！

ビーフシチューも魅力的だったけど、カフェオレ注文してランチ

まったりコーヒータイム

小屋前から上ってきた方角をパチリ

みんなが見とれているのは…

こんな景色や

こんな景色です

燕岳山頂へ行きますよー

コマクサちゃん！（さすがにこれはわかる）

この景色がお気に入り

ザックザックと進みます

女乱舞その3。ピンクの波のごとく、咲き降りていく景色に感動

ちょっと元気はないけどね

競演

イルカ岩とコマクサちゃんと槍のアンサンブル

オニユリ（あってる？）

ふりかえっての燕山荘

山頂から

おっ、だれかいるぞ

いいね〜

三角点

燕っぽい咲き方…と思った

メガネ岩から燕山荘をのぞく

天上の砂丘

ハイマツ部分は湿気でムッとする。この違いすごいな

きれい〜（調べろよっ）

ちょっとカッコつけて撮った

小屋の展望台？から。テン場は満員

山頂を真ん中に左にはガスがかからない…ような気がする

下は真っ白

小屋周辺はお花畑

お風呂がわりに体を拭いてサッパリした後は、これだ！これ1杯だけでいい気持ち。ここでやめておこう。なぜか山では私でも理性が勝つ

こっ、こんなところにいらしたのか。気づかなんだ。意外とちっちゃい

のぼってきたね〜

蛙岩。わからんかった

蛙と槍

夕食。これもぜーんぶ美味しかった。ハンバーグ割ると、チーズがトロ〜リ。感激。山では、しょうもないことでもなぜか感激する

夕日。がんばってこんなカンジ

うっすらと山肌が染まる

がんばれ夕日

これが精一杯

東側の方ががんばってる

いい感じ

本日の寝床。布団4枚に6人。全員女性。ここで女乱舞その4。一緒に寝た人たち（2人組×2、私含むソロ×2）が、皆めっちゃノリ良くて、でも自分のスタンス貫く感じで、超面白かった。「林間学校みたい〜」って大騒ぎです。大乱舞です。でも19時ごろには静かに就寝。皆いい子です。一番盛り上がった話から、勝手に「チーム：じゃがバターず」と名づけました。

星も残念…ただ花火があがってる！ドーンドーンという音もする。花火を見下ろすってないよね？

ほら、あがっとるあがっとる

14日。がんばれ朝日

負けるな朝日（何に？）

朝食。これもぜーんぶ美味しかった。ガッツリおかわりでもテーブルで最初に食べ終わる…よく噛めよ

今日は常念まで行って、15日は蝶へと縦走する予定。外はガスってる

風と雨が不安を掻き立てる。山頂真ん中に見た左側もガス

まっしろー。後では「日程変更して下山します」と意思統一してるグループが2組。前には縦走へ向かう2人組。「行くのか？行けるのか？」と自問しながらも進む。とにかく大天井まで行ってダメならそこで泊まろうと思って10分ほど進む。が、不安は消えない。そこに大天井方向から男性ソロの方がこられた。30分ほど行って引き返してきたそう。そのうち燕山荘方向から違う男性ソロの方がこられて「槍に行くため、今日はヒュッテ西岳まで行く」とのこと。また迷う。が、引き返してきた方の「この景色じゃ楽しくない」という一言が決定打に。そう私も、移動じゃなく、大パノラマを見ながら歩きたかったのだ。縦走断念。引き返してきた方と一緒に引き返す。ありがとうございました。

で、合戦小屋。雨も小降りになってきて「縦走行けたかな」という思いがよぎる。が、後悔はない。出会った女性ソロの方がおっしゃっていたように「ピストンで満足」している自分がいる。このソロの方や「じゃがバターず」に出会えて楽しく過ごせたからだ。ありがとー×100。皆様のおかげで潔い判断ができました。

ちょっと晴れ間もみえたけど

こんなカンジの天気が続いた。で、女乱舞その5。下山途中に「じゃがバターず」のセンター間違いなしの美人、Mちゃんと遭遇。下山後に「じゃがバターず」のリーダー間違いなしのNちゃんとCちゃんに遭遇。4人でまたまた大乱舞。新宿へのバスに乗る2人と名残惜しくも別れた後、Mちゃんと穂高駅へ。そこになんと！「じゃがバターず」のお姉さま的存在の2人が。「きっと（みんな毎年北アの）どこかにいる気がする。またどこかの小屋で！」との言葉をもらい、松本駅で別れる。Mちゃんとは電車も一緒で山話三昧。今回の山行きで「森林限界LOVE」になったとか（笑）。ほんとに顔も心もさわやかな女性で、終始さりげなく気遣いしてくれる。ありがとう！家につくまで大満足な山行きでした

おまけ1。半月前の焼岳の苦難のもとは右足にあり。恐らく「モートン病」という足のアーチが崩れていることから起こる神経痛。それを何とかしようと使ったのがこれ。結果、初めて「下りが楽しい」と思えた。全く痛くならなかった。足が痛くないってこんなに幸せなのか！前から目をつけていたが、2000円超だし、使えなかったら他に使い道ないしと、買うのを躊躇していたが効果抜群だった。もう手離せないだろう

おまけ2。今回のおみやげたち。ド定番そろえてみました

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

youknowahaha

予定していた燕〜常念〜蝶の縦走を断念し、燕〜中房のピストンになりました。残念でしたが、満足いく山行きでした。また標高差1300超を上り下ったことも自信になりました。なんと言っても「じゃがバターず」は最高でした。ほんとうに最高の山小屋デビューでした。みんなありがとうー。もちろん燕山荘の方々はじめ関係者の皆様あってのことなのは大前提ですが。燕山荘のオーナーのお話から、北アの山に関わる�犖悗雖瓩魎兇犬泙靴拭�きっと皆様そうなのでしょう。とにかく、帰ってくるなり、またまた「山行きてー」を連発してしまう山行きとなりました。あぁ山行きテー