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Yamareco

記録ID: 4937812
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

五郎山

2022年11月19日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:05
距離
7.0km
登り
814m
下り
808m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:10
休憩
0:55
合計
4:05
距離 7.0km 登り 816m 下り 812m
9:13
19
スタート地点
9:32
19
9:51
9:56
47
10:43
10:58
26
11:24
11:54
19
12:13
12:18
36
12:54
24
13:18
ゴール地点
11/19、奥秩父の秘境、五郎山に行ってきました。甲武信ヶ岳の近くにある山で、川上村の町田市自然休暇村あたりから登ります。休暇村は以前泊まったことがありますが、なかなか良い施設でした。
しばらく林道を歩いていき、登山口からはかなりの急登。カラマツや白樺の雰囲気の良い林ですが、落ち葉に埋もれてルートが分かりにくくなっているのでよく確認しながら登りました。稜線まで頑張って登り上がると、マキヨセノ頭直下に出ます。断崖絶壁の上ですが、展望が素晴らしい。先週の記録ではカラマツの紅葉で一面の赤い絨毯になっていたようですが、1週間のうちに一気に落葉が進んでしまったようで灰色。わずかにタイミングを外しました。。
マキヨセノ頭から五郎山までは切れ立った岩峰歩き。特に間のP2と呼ばれる岩峰はナイフリッジになっています。試しに行ってみましたが、落ちたらアウトな危険地帯。ナイフリッジは渡らず、岩の脇を歩きましたが、それでも緊張しました。
正規の登山道に戻ると、ルートはP2を左に巻き、五郎山を右に巻いていきます。岩壁を直登するような所はほとんど無いものの、断崖絶壁のトラバースが続くので足を滑らせたら×。注意して歩きました。
無事に五郎山に登頂して、来た道を戻りますが、マキヨセノ頭まで戻る道中はまた緊張を要する岩場歩き。加えて、マキヨセノ頭からの下りもなかな厄介です。ガラガラな上に落ち葉が積もって滑りやすい急勾配。。。マイナーな山だけにこの日は誰とも会わず。転んでけがをしても助けてもらえないので、特に慎重にゆっくりと下りました。
メジャーな山のように、ある程度安全が確保されているという訳ではない分、緊張感はありますが、覚悟のうえで登れば、なかなか楽しい山でした。

日本の山1000 : 320/1000
静かなる山 : 18/98
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
町田市自然休暇村のバンガロー村奥の林道をしばらく進み、脇のスペースに車を停めました。林道は凹凸が大きめで、パンクのリスクも高いので、休暇村あたりから歩いたほうが無難かと思います。
町田市自然休暇村のテントサイトを抜けて少し林道を進んだ所に駐車。
2022年11月19日 09:19撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 9:19
町田市自然休暇村のテントサイトを抜けて少し林道を進んだ所に駐車。
歩いていく林道脇に雰囲気の良い沢が流れています
2022年11月19日 09:20撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 9:20
歩いていく林道脇に雰囲気の良い沢が流れています
しばらくは林道歩き。
2022年11月19日 09:22撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 9:22
しばらくは林道歩き。
マルバダケブキの綿毛??
2022年11月19日 09:32撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
1
11/19 9:32
マルバダケブキの綿毛??
カラマツの落葉で茶色く染まった沢。
2022年11月19日 09:34撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 9:34
カラマツの落葉で茶色く染まった沢。
幻の滝に寄り道していきます。
2022年11月19日 09:35撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 9:35
幻の滝に寄り道していきます。
幻の滝
2022年11月19日 09:38撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 9:38
幻の滝
静かな雰囲気の滝でした
2022年11月19日 09:38撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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11/19 9:38
静かな雰囲気の滝でした
ちょっとした渡渉。落ち葉で水面が埋まって地面っぽく見える場所もあるので注意しながら渡りました。
2022年11月19日 09:44撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 9:44
ちょっとした渡渉。落ち葉で水面が埋まって地面っぽく見える場所もあるので注意しながら渡りました。
カラマツの葉はほとんど落ちてしまったようです。その分、空の見通しは良好
2022年11月19日 09:46撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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11/19 9:46
カラマツの葉はほとんど落ちてしまったようです。その分、空の見通しは良好
何気なく歩いていると左の方に進みたくなりますが、五郎山は右。
2022年11月19日 09:50撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 9:50
何気なく歩いていると左の方に進みたくなりますが、五郎山は右。
看板もあるけど、見にくい。。
2022年11月19日 09:51撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 9:51
看板もあるけど、見にくい。。
白樺も混ざって、綺麗な林。
2022年11月19日 09:52撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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11/19 9:52
白樺も混ざって、綺麗な林。
葉っぱが無くても良い雰囲気です。
2022年11月19日 09:53撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 9:53
葉っぱが無くても良い雰囲気です。
五郎山登山口。林道から登山道へ。
2022年11月19日 09:57撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 9:57
五郎山登山口。林道から登山道へ。
急登の始まりです。
2022年11月19日 09:57撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 9:57
急登の始まりです。
露岩がゴロゴロした急登を登って行きます
2022年11月19日 10:13撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 10:13
露岩がゴロゴロした急登を登って行きます
岩場登りも出てきます
2022年11月19日 10:17撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 10:17
岩場登りも出てきます
立ったまま炭になった木。他の木は燃えてないので、落雷かな?
2022年11月19日 10:19撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 10:19
立ったまま炭になった木。他の木は燃えてないので、落雷かな?
ルートが落ち葉に埋もれているので、ピンクテープや踏み跡を慎重に辿ります。
2022年11月19日 10:34撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 10:34
ルートが落ち葉に埋もれているので、ピンクテープや踏み跡を慎重に辿ります。
稜線に近付くと苔むした岩が出てきます
2022年11月19日 10:44撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 10:44
稜線に近付くと苔むした岩が出てきます
稜線に出ました。展望が良い!
2022年11月19日 10:50撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 10:50
稜線に出ました。展望が良い!
金峰山方面
2022年11月19日 10:50撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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11/19 10:50
金峰山方面
八ヶ岳方面。
2022年11月19日 10:55撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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11/19 10:55
八ヶ岳方面。
先週の記録では、一面のカラマツが赤く染まっていたようですが、1週間のうちに一気に葉が落ちてしまったようです。ちなみに断崖絶壁の上におります。。
2022年11月19日 10:55撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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11/19 10:55
先週の記録では、一面のカラマツが赤く染まっていたようですが、1週間のうちに一気に葉が落ちてしまったようです。ちなみに断崖絶壁の上におります。。
マキヨセノ頭までもう少し岩場を登ります。
2022年11月19日 10:59撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 10:59
マキヨセノ頭までもう少し岩場を登ります。
左側はスッパリ切れ落ちているので、なかなか緊張感のある岩場。
2022年11月19日 10:59撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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11/19 10:59
左側はスッパリ切れ落ちているので、なかなか緊張感のある岩場。
マキヨセノ頭まで上がると、さっきのポイントより展望が広がります。
2022年11月19日 11:03撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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11/19 11:03
マキヨセノ頭まで上がると、さっきのポイントより展望が広がります。
甲武信ヶ岳の尾根がすぐ近くにあります。
2022年11月19日 11:03撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 11:03
甲武信ヶ岳の尾根がすぐ近くにあります。
マキヨセノ頭。看板は無し。
2022年11月19日 11:03撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 11:03
マキヨセノ頭。看板は無し。
五郎山が見えました。ごっつい岩峰。。。
2022年11月19日 11:07撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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11/19 11:07
五郎山が見えました。ごっつい岩峰。。。
マキヨセノ頭と五郎山の間にはP2という岩峰がありますが、登山ルートとしては左側を巻いていきます。
2022年11月19日 11:12撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 11:12
マキヨセノ頭と五郎山の間にはP2という岩峰がありますが、登山ルートとしては左側を巻いていきます。
P2のナイフリッジがすごいという記録があったので、試しに岩稜に上がってみました。写真を撮ると、奥の五郎山とがぶってしまう。。。
2022年11月19日 11:15撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 11:15
P2のナイフリッジがすごいという記録があったので、試しに岩稜に上がってみました。写真を撮ると、奥の五郎山とがぶってしまう。。。
P2のナイフリッジ。上を歩くのは怖そうだったので、脇を歩いてみました。
2022年11月19日 11:17撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 11:17
P2のナイフリッジ。上を歩くのは怖そうだったので、脇を歩いてみました。
P2から見た五郎山。大迫力!
2022年11月19日 11:18撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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11/19 11:18
P2から見た五郎山。大迫力!
P2から五郎山への鞍部に降りるルートが分らなかったので、無理はせず、来た道を戻りました。
2022年11月19日 11:19撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 11:19
P2から五郎山への鞍部に降りるルートが分らなかったので、無理はせず、来た道を戻りました。
P2を巻く正規のルートに戻りました。こちらも足を滑らせるとアウトなので要注意。
2022年11月19日 11:23撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 11:23
P2を巻く正規のルートに戻りました。こちらも足を滑らせるとアウトなので要注意。
P2の岩に沿って進みます
2022年11月19日 11:24撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 11:24
P2の岩に沿って進みます
鞍部から五郎山。直では登れないので、左側を巻いていき、反対側から登ります。
2022年11月19日 11:26撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 11:26
鞍部から五郎山。直では登れないので、左側を巻いていき、反対側から登ります。
振り返ってP2。尖がってます。
2022年11月19日 11:30撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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11/19 11:30
振り返ってP2。尖がってます。
五郎山の岩壁。見ていると登れそうに見えなくは無いけど、途中で進退窮まったらいけないので、見るだけ。
2022年11月19日 11:32撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 11:32
五郎山の岩壁。見ていると登れそうに見えなくは無いけど、途中で進退窮まったらいけないので、見るだけ。
ごつい岩壁を横目に見ながら。
2022年11月19日 11:33撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 11:33
ごつい岩壁を横目に見ながら。
回り込んで五郎山山頂に着きました!
2022年11月19日 11:40撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 11:40
回り込んで五郎山山頂に着きました!
五郎山からも良い展望。こちらは甲武信ヶ岳
2022年11月19日 11:40撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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11/19 11:40
五郎山からも良い展望。こちらは甲武信ヶ岳
金峰山方面。
2022年11月19日 11:40撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 11:40
金峰山方面。
やはりカラマツの赤い絨毯は見えず。これが全部赤くなってたら綺麗だろうなぁ。
2022年11月19日 11:41撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 11:41
やはりカラマツの赤い絨毯は見えず。これが全部赤くなってたら綺麗だろうなぁ。
ARヤマナビによると、金峰山と小川山の間に北岳が見えているみたいです。
2022年11月19日 11:47撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 11:47
ARヤマナビによると、金峰山と小川山の間に北岳が見えているみたいです。
2022年11月19日 11:48撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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11/19 11:48
来た道を引き返します。これは五郎山直下の巻き道。巻き道だけど断崖絶壁のトラバースなので、怖いです。岩の左側を歩きますが、ここから見ると道があるように見えない。。
2022年11月19日 11:54撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 11:54
来た道を引き返します。これは五郎山直下の巻き道。巻き道だけど断崖絶壁のトラバースなので、怖いです。岩の左側を歩きますが、ここから見ると道があるように見えない。。
P2はさっき歩いたので巻き道で戻ります
2022年11月19日 11:57撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
1
11/19 11:57
P2はさっき歩いたので巻き道で戻ります
巻き道も慎重に。。
2022年11月19日 12:06撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 12:06
巻き道も慎重に。。
マキヨセノ頭まで戻ってきました
2022年11月19日 12:20撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
1
11/19 12:20
マキヨセノ頭まで戻ってきました
マキヨセノ頭下の展望地。素晴らしい眺めはここで見納め。
2022年11月19日 12:23撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 12:23
マキヨセノ頭下の展望地。素晴らしい眺めはここで見納め。
マキヨセノ頭から下は急勾配の坂を下ります。写真では何という事がないように見えますが、ガラガラかつ滑りやすいので厄介な坂です。
2022年11月19日 12:35撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 12:35
マキヨセノ頭から下は急勾配の坂を下ります。写真では何という事がないように見えますが、ガラガラかつ滑りやすいので厄介な坂です。
落ち葉で足元が隠されているのも厄介
2022年11月19日 12:52撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 12:52
落ち葉で足元が隠されているのも厄介
カラマツ林まで来ると、道が落ち葉の絨毯で覆われています。風で吹き飛んでいないことからすると、落ちたばかりかな。
2022年11月19日 12:55撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 12:55
カラマツ林まで来ると、道が落ち葉の絨毯で覆われています。風で吹き飛んでいないことからすると、落ちたばかりかな。
登山口まで下りてきました。急勾配の下りは本当に厄介だった。。。
2022年11月19日 13:00撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 13:00
登山口まで下りてきました。急勾配の下りは本当に厄介だった。。。
あとは林道歩き
2022年11月19日 13:01撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 13:01
あとは林道歩き
沢の雰囲気を楽しみつつ。最後のふと踏ん張り
2022年11月19日 13:12撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 13:12
沢の雰囲気を楽しみつつ。最後のふと踏ん張り
車まで戻ってきました。登山中、誰とも出会わず。。。
2022年11月19日 13:24撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
11/19 13:24
車まで戻ってきました。登山中、誰とも出会わず。。。
撮影機器:

感想

11/19、奥秩父の秘境、五郎山に行ってきました。甲武信ヶ岳の近くにある山で、川上村の町田市自然休暇村あたりから登ります。休暇村は以前泊まったことがありますが、なかなか良い施設でした。
しばらく林道を歩いていき、登山口からはかなりの急登。カラマツや白樺の雰囲気の良い林ですが、落ち葉に埋もれてルートが分かりにくくなっているのでよく確認しながら登りました。稜線まで頑張って登り上がると、マキヨセノ頭直下に出ます。断崖絶壁の上ですが、展望が素晴らしい。先週の記録ではカラマツの紅葉で一面の赤い絨毯になっていたようですが、1週間のうちに一気に落葉が進んでしまったようで灰色。わずかにタイミングを外しました。。
マキヨセノ頭から五郎山までは切れ立った岩峰歩き。特に間のP2と呼ばれる岩峰はナイフリッジになっています。試しに行ってみましたが、落ちたらアウトな危険地帯。ナイフリッジは渡らず、岩の脇を歩きましたが、それでも緊張しました。
正規の登山道に戻ると、ルートはP2を左に巻き、五郎山を右に巻いていきます。岩壁を直登するような所はほとんど無いものの、断崖絶壁のトラバースが続くので足を滑らせたら×。注意して歩きました。
無事に五郎山に登頂して、来た道を戻りますが、マキヨセノ頭まで戻る道中はまた緊張を要する岩場歩き。加えて、マキヨセノ頭からの下りもなかな厄介です。ガラガラな上に落ち葉が積もって滑りやすい急勾配。。。マイナーな山だけにこの日は誰とも会わず。転んでけがをしても助けてもらえないので、特に慎重にゆっくりと下りました。
メジャーな山のように、ある程度安全が確保されているという訳ではない分、緊張感はありますが、覚悟のうえで登れば、なかなか楽しい山でした。

日本の山1000 : 320/1000
静かなる山 : 18/98

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