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ハイキング
甲信越
昇仙峡・羅漢寺山周回
2022年11月25日(金) [日帰り]
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体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:15
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,022m
- 下り
- 1,026m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 7:16
距離 16.9km
登り 1,030m
下り 1,032m
15:25
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
渓谷遊歩道の車両通行止めは休日のみ、平日に歩く際は一方通行とはいえ結構車通りが多いようなので注意が必要です。長潭橋付近と夢の松島手前で工事箇所があります。 ロープウェイ迂回路の麦坂道は明瞭な道筋、一部丸太橋や桟道が朽ちている場所はトラロープで保護済みなのでわざわざ踏みに行く人はいないでしょう。弥三郎岳直下は見た目より足係りのいい花崗岩で、一般観光客ならともかくヤマレコを見てるような人なら特に心配はいらないと思います。 パノラマ台から下る自然観察路は季節柄落葉深く倒木などもありましたが、道標・テープ多数で不安はありませんでした。鷹ノ巣山の手前で舗装路に合流しますが、しばらく歩いてゆくと左手に長潭橋への近道の分岐があるので見落とさないようにしたいです。 |
写真
麦坂道の頭上をロープウェイが通り越してゆく。といっても両者がニアミスするのはここくらいで、道中はずっと展望のない植林帯だった。手を振る子供でもいたら振り返してやろうと思ってたんだが残念。
うぐいす谷の周辺にはパワースポットと称してさまざまな史跡が案内されているが、どうも微妙な俗っぽさが漂う。龍の松の向こうでは、銀色の雪を冠った白根・荒川三山が我関せずとこちらを見下ろしている。
山頂への取り付き口には、山名の由来となった弥三郎権現が祀られていた。しかし禁酒を誓って仙人になったというのに、ワンカップがずらりとお供えされているのはなかなか洒落が効いてるな。
ひとつ降りたところの丸々した岩の上から、富士山から櫛形山にかけての弓なりの地平を見晴らす。燦々と日を受けて、誰もいなければ昼寝でもしたくなるようなところだが、寝返りはとても打てないな。
てっきりここが白砂山頂だと思っていたが、地図によってはもう一つ奥のピークとしているものもあるようだ。波打つ白い丘の向かい側には弥三郎岳、さっきまで立っていた山頂下の丸い岩場が見える。パノラマ台の下にはこれまた丸い頭の兜岩。
花崗岩の侵食の果て、ビーチのような白い砂浜が広がる白山の展望台。想像をたくましくすれば、幼松が珊瑚礁に見えなくもないこともない。さっきの白砂山と名前をとっかえたくなるところ。
午後のうららかな日差しを受けて、枯葉踏み敷く秋の森もきらきらと輝く。なんでもないようなこういう道にも幸福を感じるこの気持ち、分かってもらえますかと広げる手ぬぐいは持ってない。
撮影機器:
感想
今回は十数年ぶり?に昇仙峡のあたりを歩いてきました。平日でもありさほど混まないのではないかと予想してましたが、仙娥滝やパノラマ台辺りはけっこうな賑わい、ロープウェイも随時便が出るほどの人気ぶりで、国定特別名勝の貫禄を見せつけられた感があります。しかし下山の自然観察路に入ると雰囲気は一転、花崗岩の奇観を横目に静かな山歩きを楽しむことが出来ました。あまりにメジャーすぎて逆に別な心配のあったエリアですが、今年の紅葉の終幕を飾るものとして悪くない山行だったと思います。
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