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Yamareco

記録ID: 4947894
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ハイキング
甲信越

昇仙峡・羅漢寺山周回

2022年11月25日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:15
距離
16.9km
登り
1,022m
下り
1,026m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:35
休憩
1:41
合計
7:16
距離 16.9km 登り 1,030m 下り 1,032m
8:15
8:19
90
9:49
9:53
25
10:35
10:42
12
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5
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10
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11
14:33
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36
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7
15:18
15:22
3
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
渓谷遊歩道の車両通行止めは休日のみ、平日に歩く際は一方通行とはいえ結構車通りが多いようなので注意が必要です。長潭橋付近と夢の松島手前で工事箇所があります。
ロープウェイ迂回路の麦坂道は明瞭な道筋、一部丸太橋や桟道が朽ちている場所はトラロープで保護済みなのでわざわざ踏みに行く人はいないでしょう。弥三郎岳直下は見た目より足係りのいい花崗岩で、一般観光客ならともかくヤマレコを見てるような人なら特に心配はいらないと思います。
パノラマ台から下る自然観察路は季節柄落葉深く倒木などもありましたが、道標・テープ多数で不安はありませんでした。鷹ノ巣山の手前で舗装路に合流しますが、しばらく歩いてゆくと左手に長潭橋への近道の分岐があるので見落とさないようにしたいです。
まずは昇仙峡の玄関口たる長潭橋を渡ってスタート。周辺では新橋の建設工事が始まっていて、ひょっとするとこの角度からはそのうち見られなくなるのかも。
2022年11月25日 08:11撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
6
11/25 8:11
まずは昇仙峡の玄関口たる長潭橋を渡ってスタート。周辺では新橋の建設工事が始まっていて、ひょっとするとこの角度からはそのうち見られなくなるのかも。
早い時間帯のほうが空いているかと思って渓谷沿いを先に歩くことにしたのだが、 朝日の当たってる遠景に対して手前だけ水墨画になってるような面白い景観になっていた。
2022年11月25日 08:51撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/25 8:51
早い時間帯のほうが空いているかと思って渓谷沿いを先に歩くことにしたのだが、 朝日の当たってる遠景に対して手前だけ水墨画になってるような面白い景観になっていた。
紅葉は下流域なら探せば見つかる、と言う程度には残っている。しかし遊歩道といっても舗装路だし、横を車がばんばん通るしでどうにも落ち着かない。
2022年11月25日 09:05撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/25 9:05
紅葉は下流域なら探せば見つかる、と言う程度には残っている。しかし遊歩道といっても舗装路だし、横を車がばんばん通るしでどうにも落ち着かない。
このあたりも光が差せばいい色付きっぽいが、逆に日当たりが悪いから長持ちしてるのかもしれない。とはいえ明暗差が激しすぎて、そろそろ目がしぱしぱしてきたな。
2022年11月25日 09:22撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/25 9:22
このあたりも光が差せばいい色付きっぽいが、逆に日当たりが悪いから長持ちしてるのかもしれない。とはいえ明暗差が激しすぎて、そろそろ目がしぱしぱしてきたな。
道を進むにつれて、V字形の深い渓谷に徐々に日の光が降りてきた。行く手には羅漢寺山の峨々たる山容が全貌を現しつつある。
2022年11月25日 09:33撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/25 9:33
道を進むにつれて、V字形の深い渓谷に徐々に日の光が降りてきた。行く手には羅漢寺山の峨々たる山容が全貌を現しつつある。
薄ら寒い谷間からようやく日の当たる場所まで抜け上がると、そこはすっかり小春日和の様相。名残の紅葉も陽の光を浴びて、まさに目を覚ましたような鮮やかさを発揮しだした。
2022年11月25日 10:44撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/25 10:44
薄ら寒い谷間からようやく日の当たる場所まで抜け上がると、そこはすっかり小春日和の様相。名残の紅葉も陽の光を浴びて、まさに目を覚ましたような鮮やかさを発揮しだした。
奇岩怪石の極み、覚円峰と石門のコラボレーション。手前の部分はくっついてるようでくっついてない要は片洞門で、下の岩は添えるだけ状態になっている。
2022年11月25日 10:54撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/25 10:54
奇岩怪石の極み、覚円峰と石門のコラボレーション。手前の部分はくっついてるようでくっついてない要は片洞門で、下の岩は添えるだけ状態になっている。
昇仙橋を渡って仙娥滝に辿り着くと、虹のアーチがお出迎え。昔観光で訪ねた時にもここで虹を見たので、自分は運がいい・・・と思っておくことにしよう。
2022年11月25日 11:03撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/25 11:03
昇仙橋を渡って仙娥滝に辿り着くと、虹のアーチがお出迎え。昔観光で訪ねた時にもここで虹を見たので、自分は運がいい・・・と思っておくことにしよう。
麦坂道の頭上をロープウェイが通り越してゆく。といっても両者がニアミスするのはここくらいで、道中はずっと展望のない植林帯だった。手を振る子供でもいたら振り返してやろうと思ってたんだが残念。
2022年11月25日 11:40撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/25 11:40
麦坂道の頭上をロープウェイが通り越してゆく。といっても両者がニアミスするのはここくらいで、道中はずっと展望のない植林帯だった。手を振る子供でもいたら振り返してやろうと思ってたんだが残念。
うぐいす谷の周辺にはパワースポットと称してさまざまな史跡が案内されているが、どうも微妙な俗っぽさが漂う。龍の松の向こうでは、銀色の雪を冠った白根・荒川三山が我関せずとこちらを見下ろしている。
2022年11月25日 12:15撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/25 12:15
うぐいす谷の周辺にはパワースポットと称してさまざまな史跡が案内されているが、どうも微妙な俗っぽさが漂う。龍の松の向こうでは、銀色の雪を冠った白根・荒川三山が我関せずとこちらを見下ろしている。
山頂駅前の広場から今日の富士山のご機嫌を伺ったら、混み合っているパノラマ台はそこそこにして弥三郎岳を目指すことにしようか。
2022年11月25日 12:21撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/25 12:21
山頂駅前の広場から今日の富士山のご機嫌を伺ったら、混み合っているパノラマ台はそこそこにして弥三郎岳を目指すことにしようか。
山頂への取り付き口には、山名の由来となった弥三郎権現が祀られていた。しかし禁酒を誓って仙人になったというのに、ワンカップがずらりとお供えされているのはなかなか洒落が効いてるな。
2022年11月25日 12:40撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/25 12:40
山頂への取り付き口には、山名の由来となった弥三郎権現が祀られていた。しかし禁酒を誓って仙人になったというのに、ワンカップがずらりとお供えされているのはなかなか洒落が効いてるな。
山盛りになった饅頭のような花崗岩をもりもり乗り越えてゆくと、黒富士と金峰山の折り重なる稜線、その下に横たわる荒川ダムの眺望が得られた。
2022年11月25日 12:42撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/25 12:42
山盛りになった饅頭のような花崗岩をもりもり乗り越えてゆくと、黒富士と金峰山の折り重なる稜線、その下に横たわる荒川ダムの眺望が得られた。
本日の最高点、弥三郎岳に到着。狭く足元の悪いピークだが、甲斐駒や鳳凰三山を始めとした南アルプスの主役たちと相対することが出来る。
2022年11月25日 12:46撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/25 12:46
本日の最高点、弥三郎岳に到着。狭く足元の悪いピークだが、甲斐駒や鳳凰三山を始めとした南アルプスの主役たちと相対することが出来る。
ひとつ降りたところの丸々した岩の上から、富士山から櫛形山にかけての弓なりの地平を見晴らす。燦々と日を受けて、誰もいなければ昼寝でもしたくなるようなところだが、寝返りはとても打てないな。
2022年11月25日 12:50撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/25 12:50
ひとつ降りたところの丸々した岩の上から、富士山から櫛形山にかけての弓なりの地平を見晴らす。燦々と日を受けて、誰もいなければ昼寝でもしたくなるようなところだが、寝返りはとても打てないな。
てっきりここが白砂山頂だと思っていたが、地図によってはもう一つ奥のピークとしているものもあるようだ。波打つ白い丘の向かい側には弥三郎岳、さっきまで立っていた山頂下の丸い岩場が見える。パノラマ台の下にはこれまた丸い頭の兜岩。
2022年11月25日 13:37撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/25 13:37
てっきりここが白砂山頂だと思っていたが、地図によってはもう一つ奥のピークとしているものもあるようだ。波打つ白い丘の向かい側には弥三郎岳、さっきまで立っていた山頂下の丸い岩場が見える。パノラマ台の下にはこれまた丸い頭の兜岩。
花崗岩の侵食の果て、ビーチのような白い砂浜が広がる白山の展望台。想像をたくましくすれば、幼松が珊瑚礁に見えなくもないこともない。さっきの白砂山と名前をとっかえたくなるところ。
2022年11月25日 14:04撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/25 14:04
花崗岩の侵食の果て、ビーチのような白い砂浜が広がる白山の展望台。想像をたくましくすれば、幼松が珊瑚礁に見えなくもないこともない。さっきの白砂山と名前をとっかえたくなるところ。
山梨県には空港はなかったはずだが、甲斐駒の上空には何本もの飛行機雲が行き交っているようだ。例えればリニアに素通りされる静岡県のようなもんか。
2022年11月25日 14:11撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/25 14:11
山梨県には空港はなかったはずだが、甲斐駒の上空には何本もの飛行機雲が行き交っているようだ。例えればリニアに素通りされる静岡県のようなもんか。
午後のうららかな日差しを受けて、枯葉踏み敷く秋の森もきらきらと輝く。なんでもないようなこういう道にも幸福を感じるこの気持ち、分かってもらえますかと広げる手ぬぐいは持ってない。
2022年11月25日 14:51撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/25 14:51
午後のうららかな日差しを受けて、枯葉踏み敷く秋の森もきらきらと輝く。なんでもないようなこういう道にも幸福を感じるこの気持ち、分かってもらえますかと広げる手ぬぐいは持ってない。
下山したはいいものの、次のバスまでまだ1時間くらいあった。ヒマを持て余していたところ、親切な方に甲府駅まで車で送っていただけることに。この場を借りてお礼を、たなびく彩雲にご多幸をお祈り申し上げます。お疲れさまでした。
2022年11月25日 16:36撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/25 16:36
下山したはいいものの、次のバスまでまだ1時間くらいあった。ヒマを持て余していたところ、親切な方に甲府駅まで車で送っていただけることに。この場を借りてお礼を、たなびく彩雲にご多幸をお祈り申し上げます。お疲れさまでした。
撮影機器:

感想

今回は十数年ぶり?に昇仙峡のあたりを歩いてきました。平日でもありさほど混まないのではないかと予想してましたが、仙娥滝やパノラマ台辺りはけっこうな賑わい、ロープウェイも随時便が出るほどの人気ぶりで、国定特別名勝の貫禄を見せつけられた感があります。しかし下山の自然観察路に入ると雰囲気は一転、花崗岩の奇観を横目に静かな山歩きを楽しむことが出来ました。あまりにメジャーすぎて逆に別な心配のあったエリアですが、今年の紅葉の終幕を飾るものとして悪くない山行だったと思います。

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