羅漢寺山と昇仙峡:今年の「紅葉と岩」シリーズも最終章へ。
- GPS
- 04:53
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 892m
- 下り
- 887m
コースタイム
- 山行
- 4:02
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 4:52
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道は良く整備されている。 |
写真
感想
今年の夏前に、櫛形山に登った時、帰りに山麓を車で走っていると、金峰山や茅ヶ岳の手前に、岩が顕著な山が目立って見えた。昇仙峡ロープウェイのある羅漢寺山だと分かったので、紅葉の時期にでも行ってみようと思っていた。紅葉もほぼ終わりの時期だが、名残の紅葉と昇仙峡を見に行くことにした。
中央道では、勝沼に出ると白根三山が雪を被ったきれいな姿で見えた。良い天気だ。昇仙峡口、天神森の市営無料駐車場は、朝7時前には誰もいなかった。少し戻って、長譚(ながとろ)橋を渡ると、すぐ右に登山口がある。獣除けのフェンスを開けて、山道に入る。標高差100mほど急な道を登って行くと、舗装道路に出る。500mほどやや下りの道路を進むと、カーブの所に、左に登山口があるので、そこから山道に入る。少しジグザグに登ると、尾根状になるが、その後はトラバース道が多い。外道分岐から緩やかに登って行くがこの辺りだけは、枯葉が積もって、道がやや分かりにくい。ピンテは多いので、それに従う。途中右に曲がって斜面を登る。右に大きな岩がある所を過ぎると、太刀の抜石への分岐があるので、行ってみる。逆光だが、富士山が大きく見える。元の道に戻って進む。次は白山展望台である。入口に南アルプスの展望図がある。入口からは直ぐの白山展望台からは、甲斐駒〜鳳凰三山の眺めが良い。また、元に戻って進む。複雑な尾根筋だが、道は平坦なトラバースである。白砂山分岐からアップダウンのある道を進むと、岩が出てきて、道は白っぽくなり、白砂山山頂に着く。花崗岩の岩峰で、眺望が良い。対岸に羅漢寺山が大きく見え、茅ヶ岳や白根三山もきれいである。
また、元に戻って、パノラマ台に向かう。最初は平坦だが、パノラマ台に出る前は少しだけ登る。階段を登ると、左に展望台があり、富士山遙拝所とある。富士山はやや逆光だが、大きく見える。ここも南アルプスの眺めが良い。雪があるとやはり良い眺めだ。この展望台の道を隔てて反対側がパノラマ台で、ロープウェイの駅でもある。八雲神社の裏から駅の方に入る。羅漢寺山は、ここから往復することになる。尾根を進むと展望台があり、その先は山道。山頂近くなると、階段や岩の上を登る箇所がある。岩は滑りにくく登り易い。最後に松の枝の下を岩に足場が切ってある所を登ると、球状の岩である羅漢寺山山頂である。その先、一つ登ると三角点があるが、眺望は丸い岩の方がいい。金峰山から南アルプス、富士山まで。今日のピークは何れも眺めがいいが、ここが一番眺望が良いかな。
パノラマ台まで戻って、神社裏の稜線の道に出ると、直ぐに右に麦坂道が分かれる。地図には載っていないが、仙娥滝への最短コースである。ほぼ杉の植林地を下るが、柔らかい道で歩き易い。途中から沢に沿って下る様になり、ロープウェイの駅の傍に出る。駅から両側が店の道路を下り、昇仙峡遊歩道に入る。途中、仙娥滝や覚円峯などの名勝や川の巨岩を眺めながら歩く。下の方では、まだ紅葉が残っていて、きれいな所もある。今日は登山口からパノラマ台までは、誰にも会わなかった。歩き易く、要所に眺望もあり、なかなか良いハイキングコースだった。
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