至仏山
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 29.1km
- 登り
- 1,101m
- 下り
- 1,092m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 7:20
天候 | 晴れのち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
初日(14日)は終日曇りで涼しく一瞬霧雨になったがコース的には問題ない。2日目、午前中の快晴が嘘のように至仏山登頂途中の午後から雨となり蛇紋岩がぬるっぬるの滑りまくり。山頂付近時折強風となりある程度危険な状態。 |
写真
装備
備考 | 手袋を忘れてしまい、雨と滑る蛇紋岩に悩まされた。 |
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感想
今年5月にはじめて尾瀬を散策。みごとな水芭蕉に魅せられ今年は尾瀬にある百名山「至仏山」と「燧ケ岳」を制覇するぞと思うも、「明日尾瀬行くぞ」と嫁さんに宣言しておきながら3回ほど朝起きれず...。「起きれた!」と思えば雨空...。仕事が忙しくて疲れておきれないとわけわからん言い訳しながらタイミングを逃し続けたけど、お盆休みで連休になる今回こそは言い訳せずに酒も飲まずに体調整え無事14日尾瀬に到着。
5月31日に尾瀬、6月7・8日にヨセミテに行って以来まったく体を鍛えることなく、さらに仕事は出勤も含めすべて車移動。連続で1キロ歩いたこともない2ヶ月を過ごしたため筋力と持久力、要するに体力ない状態。
なので初日14日は鳩待から入山して牛首分岐からヨッピ経由で東電→赤田代と平たい景色の良い道を歩いた後、ちょっと山道で足慣らしと言うことで平滑ノ滝から三条の滝までトレッキング。足慣らしのはずが山ガールさん達に追い越されまくる惨憺たる有様。
「明日の至仏山大丈夫か俺?」
状態であったが、とりあえず深く考えずに桧枝岐小屋で楽しい夜を過ごし体調万全で翌日を迎える。
翌日15日は雲が若干あるもののほぼ快晴!やっぱ日頃の行いだよなと想いながら山小屋出発。ほぼ予定していた定刻通りに至仏山登山口に到着。
天気も良いし気分も良い!登るぞと言うことで、途中いろんな方々に追い抜かれながらも一歩一歩登っていくと雨?
雨降ってきた〜!!
まだ山頂まで3分の1残っている中、ただでさえ滑る蛇紋岩に悪戦苦闘しながらもようやく登頂。山頂まで来れて良かった良かったと思いつつも歩みの遅い嫁さん連れて無事帰らなければ!
こんだけ普通に大雨の登山は初めて。しかも行動食の分量も心もとない水もなくなりつつある。さらに行動時間的にも決して早いとは言えずむしろ遅すぎて帰りのバスに間に合うのか心配になりつつ、最悪ツェルトあるから何とかなるかと考えながらも下山を急ぐ。
登山で初めて「山頂はあくまで通過点」と言う登山家竹内さんの言葉を身をもって知ることになった。
雨に濡れてアホかって言うほど滑る蛇紋岩。手で触るとぬるぬるするくらい滑る石と泥に足をとられ思うように歩を進められず、楽しみにしていた高山植物を愛でることもできず、ただひたすら歩く山行となってしまった。
結果13:30に山頂に到着して鳩待峠に着いたのが16:35。コースタイム2時間のところ、なんと3時間もかかってしまった!
苦難の山行となったとは言え、途中とても話し好きで親切なおじさん方との出会いに妻も喜び、これほど行動時間に誤算が出る山行も良い経験となったと言うことで、嫁さん曰く「今回の至仏山は忘れられない登山となった。」そうだ。
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