秋の長沢背稜

2022年11月24日(木) ~ 2022年11月26日(土)

• GPS: 17:46
• 距離: 35.8km
• 登り: 2,800m
• 下り: 2,693m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:48
• 休憩: 0:59
• 合計: 5:47

距離 12.0km 登り 1,727m 下り 244m

9:32 鴨沢バス停
10:02 丹波山村村営駐車場
10:06 小袖緑道あがり
11:08 11:12 茶煮場
11:34 11:44 堂所
12:30 12:37 七ッ石小屋下分岐
12:41 13:11 七ツ石小屋
13:17 七ツ石山の水場
13:22 13:28 七ッ石小屋上分岐
13:43 七ツ石山
13:55 ブナ坂
14:28 14:29 奥多摩小屋
14:32 ヨモギノ頭
14:58 小雲取山
15:17 15:18 雲取山避難小屋
15:19 雲取山

2日目

• 山行: 5:53
• 休憩: 1:13
• 合計: 7:06

距離 12.0km 登り 697m 下り 1,112m

7:28 雲取山
7:51 8:02 雲取山荘
8:27 8:28 大ダワ
9:23 芋ノ木ドッケ
10:04 10:05 コヤセドノ頭(犬落ノ頭)
10:32 10:33 桂谷ノ頭(石楠花ノ頭)
11:08 11:23 長沢山
11:42 右谷ノクビレ(重松ヒラキ)
12:04 12:07 水松山
12:33 13:07 滝谷の峰ヘリポート
13:11 滝谷の峰
13:46 13:47 行福のタオ
14:14 14:20 酉谷山
14:32 酉谷峠
14:34 酉谷山避難小屋

3日目

• 山行: 4:15
• 休憩: 0:25
• 合計: 4:40

距離 11.9km 登り 377m 下り 1,354m

7:23 酉谷山避難小屋
7:24 7:25 酉谷峠
7:44 7:45 坊主山
8:11 8:12 七跳尾根分岐
8:37 8:38 大栗山
8:44 8:45 ハナド岩
8:56 ハンギョウノ頭
9:13 9:19 天目山
9:43 9:47 一杯水避難小屋
9:54 9:55 一杯水
9:58 9:59 一杯水避難小屋
10:29 10:30 横篶山
11:53 12:00 東日原バス停
12:03 ゴール地点

天候

11/24快晴、11/25快晴、11/26曇時々小雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

奥多摩駅→(バス)→鴨沢
東日原→(バス)→奥多摩駅

コース状況／危険箇所等

落ち葉が堆積した場所が多数あり。深い所で20cmはあった。岩や木の根が落ち葉で隠れているので注意が必要。
道迷いしやすい場所にはロープや注意の表示があった。
水場が少ないので水は多めに持っていたほうが良い。

その他周辺情報

JR奥多摩駅2階にレストランあり。バテレのビールも常備している。

ファイル

長沢背稜.gpx

長沢背稜のポイントマーカのgpxファイルを公開。実測データなので信頼性あり(自分で言うのもなんですが…)
（更新時刻：2022/11/26 21:39）

写真

11/24 10:06

鴨沢の登山口
今回はここからスタート

11/24 10:23

いつもの廃墟

11/24 10:30

奉祭の左横に明治の字が読み取れる
意外と新しい

11/24 10:33

僅かに残っていた紅葉
ここが最後の紅葉だった

11/24 11:09

茶煮場
しっかり水が出てました

11/24 12:16

マムシ岩
初めて名前をしりました

11/24 12:42

七ツ石小屋
以前甲武信にいた小屋番さんが何故か居ました。転職？

七ツ石のでんごろう
可愛い🐾

11/24 12:47

七ツ石小屋からの富士山
テン泊したくなったw

11/24 13:30

石尾根に乗った
ここからが縦走道

11/24 13:37

狼様にご挨拶してから縦走開始

11/24 13:39

七ツ石の由来かな？

11/24 13:43

11/24 13:48

飛竜の先に南アルプスが見えていた👍

11/24 13:56

ブナ坂

11/24 14:07

ダンシングツリー
安定のポーズ

11/24 14:27

奥多摩小屋跡
テン泊だけ復活すると噂を聞いた

11/24 14:58

小雲取山

11/24 15:13

この日最後の急登

11/24 15:21

後光がさした石標
とりあえず今日のゴール

11/25 6:11

翌日日の出前、山頂からの風景

11/25 7:22

西側を見ると南アルプスが見えていた

11/25 8:13

旧雲取小屋
廃墟のままで危険

11/25 8:56

ここからが本番

11/25 9:22

芋ノ木ドッケ
面白い名前
ちなみにドッケとは”尖った峰”のことを言うらしい。

11/25 9:27

葉が落ちたダケカンバが青空とマッチしていた

11/25 9:46

裏側から見た雲取山

11/25 10:06

小屋瀬戸ノ頭（写真左上）

11/25 11:08

長沢山
眺望がないと思っていたけど葉が落ちていたので意外と見えた

11/25 11:39

道迷いポインタ
標識がなければまっすぐ行きそう

11/25 11:55

道迷いポインタ
ここも標識がなければまっすぐ行きそう
このような場所が多数あるのでGPSアプリが読図が必須！

11/25 13:05

滝谷ノ峰ヘリポート
ここの眺望が最高過ぎて20分ぐらい休憩してしまった。

11/25 12:37

滝谷ノ峰ヘリポートからの北側眺望

11/25 12:42

滝谷ノ峰ヘリポートからの南側眺望

11/25 14:15

念願の酉谷山(黒ドッケ)
標識は木のまま

11/25 14:17

南側の景色

11/25 14:34

酉谷避難小屋
小さな避難小屋でした

11/25 14:40

水は出てました

11/26 8:28

一番怖かった木橋
残骸跡があったり、谷が深かったりして、ビジュアル的に怖かった。

11/26 9:14

天目山（三ツドッケ）
奥多摩3ドッケ(芋ノ木ドッケ、黒ドッケ、三ツドッケ)制覇！w
この日は雲に覆われ眺望ゼロでした。

11/26 9:31

道迷いポイント
真っ直ぐ行くと蕎麦粒山方面
自分は一杯水方面に行くので右

11/26 9:42

道迷いに心配しながら尾根を歩いていたら小屋が現れました

11/26 9:48

一杯水避難小屋

11/26 9:54

少し離れた場所に水場あります。
かろうじて出てました。

11/26 10:18

山栗が大量に落ちていましたが中身は無かった。今年はお腹いっぱいの猿がたくさんいるんじゃないかな。

11/26 10:25

ここは落ち葉の堆積が約20cm。靴が隠れるほどの量だった。落ち葉の下に何があるかわからないので慎重に歩いた。でもサクサクして楽しかった。

11/26 10:37

ここも落ち葉が堆積して怖かった。変なものを踏んで足を捻ったら即滑落の危険があった。

11/26 10:40

後ろを振り向いたら今日スタートした酉谷山が見えました。

11/26 11:09

変わった杉の木発見
一回転している

11/26 11:55

下山
東日原の登山口
杉林を抜けた場所から登山道までが歩きづらかった。水はけが悪く石がゴロゴロして滑りやすい。注意！

撮影機器：

iPhone 12 mini Apple

感想

勝五郎

念願の長沢背稜だったので歩けて嬉しい。
新緑や紅葉の時期に歩くのも良いですが、眺望の良い尾根歩きがしたかったので、葉が落ちた時期で雪が降る前のこの時期を選んだ。予定通り葉が落ちた木々の間からはいろいろな山並みが見えた。おまけに11月は気候が安定し快晴になる確率も高いので二日快晴で眺望は最高だった。眺望の良い場所に出ると興奮ぎみでカメラのシャッタを押していたが「お〜」とか「すげー」と独り言を言っている自分に気づき何度も笑ってしまった。
今回は尾根歩きが目的だったが尾根のルート上には山頂がいくつもある。その中でも酉谷山(黒ドッケ)は奥多摩でも最奥の最北端にある山で手つかずの自然林が残る山だとの情報があった。また、山田哲也著「奥多摩 山、谷、峠、そして人」の中に酉谷山の紹介があって気になっていた。せっかく長沢背稜を歩くなら酉谷山に行こうと思い行ってみたがそれほど感動は無かった。多分、酉谷山に行く少し前、滝谷ノ峰ヘリポートから見た眺望が最高すぎて、その余韻があったのが原因だと思う。でも、酉谷山に行けたのは嬉しい。
余談ですが、奥多摩には山の名前にドッケ(尖った峰)とつく山は、芋ノ木ドッケ、黒ドッケ、三ドッケの3つのようだ。今回その3山を制覇したようだw
長沢背稜を歩くには必ず3日は必要になる。簡単に行ける場所ではないけど、それどもまた行きたい場所になった。今度は季節を変えて行ってみたい。