桟敷ヶ岳・魚谷山(祖父谷林道からの周回)
- GPS
- 05:15
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 808m
- 下り
- 829m
コースタイム
天候 | 曇りときどき晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●祖父谷林道出合〜桟敷ヶ岳〜ナベクロ峠〜祖父谷峠〜祖父谷林道 ヤマレコの祖父谷林道のマークされている地点より少し南側からネットを超えました。ネットに目印があり、通り抜けられる穴がありました。ネットを超えたところから林道を通り少し北側に移動すると、もう1箇所のネットを超える地点に行き着きます。ネットを2箇所超えると、踏み跡のある山道となります。巡視路でもあるためか、急なところにはプラ階段もあります。 桟敷ヶ岳からナベクロ峠までは問題ありません。祖父谷峠からの下りも巡視路です。プラ階段もあります。祖父谷峠からは問題ありません。 ●祖父谷林道〜狼峠〜魚谷峠〜魚谷山〜祖父谷林道 祖父谷林道から狼峠までは、林道があったようですが、完全に崩落しています。地形図には祖父谷川を渡る橋が記載されていますが、この橋もなくなっていますので、徒渉が必要です。徒渉箇所には巡視路の目印があります。狼峠までは歩きにくいですが、通行困難ではありません。 狼峠から鉄塔の少し先までは崩落していない林道ですが、下草が生えていて歩きにくいところがあります。山道に入ってからは、微妙なアップダウンが続きます。地形図の破線に沿って尾根を進むのですが、明瞭な踏み跡があったりなかったりします。地形図やGPSを確認しながら進まないと、間違った方向に進んでしまいそうになる箇所がいくつもあります。目印が少しはありますが、常に誘導してくれているわけではありません。 魚谷峠からは3方向に林道があります。林道の間の尾根が魚谷山へのルートです。尾根に少し入ると、魚谷山の案内表示がありますが、魚谷峠には案内表示はありません。尾根上には魚谷山山頂まで目印があります。 魚谷峠からの下りは、林道を利用しましたが、問題のない現役の林道です。魚谷峠で作業していた車が下ってくるのにすれ違いました。 |
その他周辺情報 | ●もくもく号の終点である岩屋橋バス停付近には公衆トイレ、自動販売機があります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
まもなく冬がやってきそうなので、雪山装備のないわれわれにとっては時間との闘いとなってきました。
いくつか行きたい山々がある中で、以前からkumakumoが所望していた桟敷ヶ岳へ。
手足のリハビリ中のために、祖父谷林道出合まで自家用車で行き、最短距離で桟敷ヶ岳に登りました。ナベクロ峠・祖父谷峠を経て祖父谷林道に戻ってきたあと、体調が良かったのと時間的に余裕があったので、魚谷山にも行きました。
リハビリ中の登山なのもあって、登りは多少きつめの山道でも、下りは歩きやすい林道などを中心として計画したのが幸いしたようです。紅葉こそあまり目にしませんでしたが、落ち葉の絨毯が美しかったのと、比良山系や皆子山・愛宕山など周辺の山々を堪能できた楽しい山行きでした。
いつのことだったか、何気なく右手のマウスを弄び、雨雲レーダー
図の拡大縮小を繰り返していると、知らない山の名前がいくつも見
え隠れした。そのうちの一つが桟敷ヶ岳。そう遠くないところに比
叡山より高い山がいくらでもあることを知った。
桟敷ヶ岳は、その名も隠棲の皇子、惟喬親王(これたかしんのう)の
逸話に因んでいるとか。また、麓の志明院は未だお目にかかれぬ石
楠花でも有名らしい。移ろう季節の中で「行きたいところリスト」
の桟敷ヶ岳は、静かに沈殿しようとしていた。
実際に訪れてみれば、京都盆地を見渡す近隣の愛宕山や比叡山に比
べ、山々に連なる鉄塔群の光景が圧巻だ。
いままで、どこかしらの展望所で「あの辺りが城丹国境だ」と言わ
れてもピンとこなかった、その「国境尾根」なるところも、ようや
く踏破した(ちょっと踏み入れただけか?)。
秋はいよいよ深まり、雑木紅葉の桟敷ヶ岳。積もる朽葉の上にいっ
そう色鮮やかな桜紅葉の、せめてもと裏返しに落ちる奥ゆかしさ。
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