紀伊田辺の高尾山と奇絶峡、奇絶峡駐車場から高尾山と奇絶峡を周回【和歌山県】
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 04:17
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 530m
- 下り
- 524m
コースタイム
- 山行
- 3:45
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 4:17
奇絶峡登山口 939 ― 磨崖仏 947 ― 展望点 1020 ― あと1000m標 1036 ― 「チョット一休み」標 1045 ― あと500m標 1108 ― 建設局電波反射板 1118 ― 国鉄反射板跡 1126 ― 高尾山頂 1128/1159 ― 東展望秋津川分岐点 1202 ― 秋津川分岐点 1213 ― 高尾の大蛇 1255 ― 緩急道の分岐点 1258 ― 登山道入口 1311 ― 県道へ 1316 ― 県道29号へ 1318 ― 旧道へ 1319 ― 旧道から現道へ 1333 ― 巨石群説明板 1350 ― 奇絶峡登山口1357
●行動時間
04:18
天候 | 曇り、小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(和歌山=奇絶峡駐車場) 奇絶峡駐車場―高尾山―秋津川集落―奇絶峡―奇絶峡駐車場 (奇絶峡駐車場=泊地) ●登山口へのアクセス ○奇絶峡駐車場 ・県道29号を田辺市街あるいは田辺インター付近より北上し奇絶峡付近まで来ると、左手に奇絶峡駐車スペースがある。その先のトイレのあるあたりに奇絶峡の遊歩道や高尾山へのハイキングコース入口がある。トイレ付近にはほんの数台しか駐車することができないため、手前のスペースか、トイレを行き過ぎた右手のスペースに駐車するほうがよい ・駐車料金は無料。台数は3カ所合わせると20台分程度はありそう (いずれの記述も2022.11現在) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○奇絶峡〜高尾山 ・急坂で始まる。木段整備はあるものの、ずっと登り続ける ・展望地点の先暫くで勾配は緩み、あとはなだらかに山頂まで続く ・あと○m」標示程度しか途中にはないものの、紛れ道がないようなので迷うことはないであろう ○高尾山〜秋津川 ・こちらは終始緩勾配。ただし、標高約260m付近に急坂との分岐があった。おそらく急斜面の道もごく短くあるようだ ○秋津川〜奇絶峡駐車場 ・車道歩き。旧道を行くが途中が通行禁止とある。バリケードが半分開かれていたので進んだが、実際のところはよくわからない。なお、途中には路肩崩れが認められるが、歩行できないレベルの支障はなかった ・現道部分は歩道も整備されており、歩きやすかった (いずれの記述も2022.11現在) |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ・コンビニエンスストアは、田辺市街から向かうと、紀勢自動車道下をくぐって数百メートルのところが最後の店 ・食べる処は、上秋津にある「秋津野ガルテン」には農家レストランが併設されている ●日帰り温泉 ・近くはないが、温泉地白浜がある。また北上すると、龍神温泉や丹生ヤマセミ温泉館もある (いずれの記述も2022.11現在) |
写真
感想
会社の山メンバーでの山行き。目的は今日の山登りだけではない。
田辺まで連れていっていただいたが、空模様は今ひとつ。天気予報も先週と同様にゼロミリ降雨が予想されている。
各地からのメンバーが三々五々集まり、予定よりも遅れて出発。
奇絶峡入口から端を渡ると不動の滝。滝を過ぎると急坂が始まる。いきなりの急坂は、新参メンバーもいる中、厳しいかもしれない。
磨崖仏が現れる。昭和の作とのことだが、こんなところで遭遇すると、それだけで山の空気が神聖なもののように感じられてしまう。
その後も続く急坂に、早くも一名が息切れ。集団からは後れて着いていくことに。新参組も休みは入れつつもなんとか登っていく。やはり若さは体力だ。
展望点を過ぎ、しばらく進むとようやく斜度も緩む。その頃に「あと1000m」の標示も現れる。こまめに100mごとに知らせてくれるのだが、斜度がまだ残るうちはまだ100mしか進んでいないの、という風にも見えてしまう。しかし山頂が近づくにつれて標示が次々に現れるようになる。つまりは緩勾配になって歩くペースが上がっているだけのことなのだが、そうなると俄然元気の素にもなる。
山頂手前には電波の反射板がある。最初のものには近畿地方建設局の銘板が付いている。
次にもうひとつあるはずと、地元メンバーが記憶で語るが、それはすでに撤去されたようで金網に囲まれた空き地だけが残っていた。そちらには日本国有鉄道の説明書きが残されている。国鉄時代の列車無線等に使用していたもののようだ。
二つ目の反射板跡からほどなくで山頂に到着。山頂には仏塔のような展望台が立っている。
登ってみると、田辺市街から白浜にかけてが一望できる。ちょうど紀伊田辺駅を出発した特急もかろうじて目で追うことができる。
山頂でゆっくりしているうちに、後発組も到着。小雨交じりになってきたこともあって、早々に退散し、お昼は下に着いてからとなった。
リーダーY氏は、下降は来た道と決めていたのだが、雨の中で先ほどの急坂の下りがキツいのではとの声が上がり、奇絶峡トンネル方面へと変更。急遽変更というのは、仕事柄いいとは思わないものの、この場面ではそれは適切に思えた。
確かに、奇絶峡方面への道は至って緩やかだ。かなり下ったところで「高尾の大蛇堯廚現れる。眼下にはこれから行くであろう奇絶峡がのたくる姿が見えている。降りている道は緩やかだが、その足下は切れ落ちているところもあるということのようだ。
降りきって舗装路に変わり、さらに進むと県道に出た。少々西へ進むと県道同市の分岐があり、田辺市方面へと左折。すると、「通行禁止」の標示。しかし、明らかにクルマすら通れるほどに開けられているので、いったんは進んでみることに。時折奇絶峡を見下ろしながら進むと、やがて下流側の入口へ。どうやら、途中にあった路肩の緩んだ箇所のために禁止にしているようだが、県の道路規制情報にも載ってはいない。
その区間を出て、県道29号を駐車場へと向かう。この道からも奇絶峡の巨石群を見ることはできる。途中には唐戸岩、大人の足跡(おおびとのあしあと)などの説明板もある。それら巨岩に目を丸くしながら歩いて行く。やがて最初に渡った赤い橋が見えてきて、駐車場へと到着。
奇絶峡は、ちょうど紅葉が見頃と思ったが、一面色づくところではないので、やや物足りなかった。おまけに小雨も降ってきたこともあり、新参組の評価が心配になるところだ。
そして今晩の泊地へと向かった。せめて明日は晴れますように。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する