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Yamareco

記録ID: 4975252
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ハイキング
甲信越

七面山:信仰の山への登詣と富士山の眺め

2022年12月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:21
距離
14.8km
登り
1,710m
下り
1,682m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:04
休憩
1:08
合計
8:12
距離 14.8km 登り 1,718m 下り 1,691m
6:55
50
8:16
8:36
54
10:30
10:40
72
鐘楼(46丁)
12:45
12:55
28
13:23
30
13:53
14:07
23
14:30
28
14:58
5
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口に隣接して杉林の中に駐車場、15台ほど、トイレ有。300m下カーブの所両側20台ほど。更に下にも有り。3日は6:30到着で、登山口駐車場は満車。カーブの駐車場4台目だった。
コース状況/
危険箇所等
敬慎院までの道は参道なので、良く整備されている。登りでは気にならないが、石は結構多い。敬慎院から七面山までは普通の山道。
七面山表参道登山口。
七面山表参道登山口。
3丁目石灯籠。登山口(元丁)から敬慎院(50丁目)まで、1丁目ごとに石灯籠がある。本来1丁(町)は109m。
3丁目石灯籠。登山口(元丁)から敬慎院(50丁目)まで、1丁目ごとに石灯籠がある。本来1丁(町)は109m。
大きな杉並木のある参道。
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大きな杉並木のある参道。
このような立札もある。
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このような立札もある。
23丁目の肝心坊。
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23丁目の肝心坊。
33丁目の中適坊で一休み。
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33丁目の中適坊で一休み。
同じ傾斜の参道が続く、結構急。
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同じ傾斜の参道が続く、結構急。
26丁目から30丁目辺りの北方向に北岳が見える。
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26丁目から30丁目辺りの北方向に北岳が見える。
同じく間ノ岳〜農鳥岳。
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同じく間ノ岳〜農鳥岳。
36丁目晴雲坊。
36丁目晴雲坊の水場。
36丁目晴雲坊の水場。
40丁目で樹間から富士山が見えた。上空は晴れてたんだ。
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40丁目で樹間から富士山が見えた。上空は晴れてたんだ。
46丁目、和光門。
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46丁目、和光門。
46丁目和光門から48丁目鐘楼への坂道。
46丁目和光門から48丁目鐘楼への坂道。
48丁目、鐘楼。
48丁目からも境内に入ることができる。
48丁目からも境内に入ることができる。
49丁目、随身門。
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49丁目、随身門。
49丁目、随身門前からの富士山。
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49丁目、随身門前からの富士山。
随身門から富士山。
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随身門から富士山。
いました。鹿。
敬慎院から七面山方向に向かうと、サルオガセの道。
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敬慎院から七面山方向に向かうと、サルオガセの道。
この時間、ナナイタガレの方から雲が上って来ている。
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この時間、ナナイタガレの方から雲が上って来ている。
七面山への道。
霜柱と霜、凍っていて、日陰はかなり寒い。
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霜柱と霜、凍っていて、日陰はかなり寒い。
七面山山頂標識。
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七面山山頂標識。
七面山から戻りの道。
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七面山から戻りの道。
七面山から戻りの道。倒木多い。
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七面山から戻りの道。倒木多い。
ナナイタガレ、晴れた。
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ナナイタガレ、晴れた。
ナナイタガレから富士山。
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ナナイタガレから富士山。
ナナイタガレの眺め。
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ナナイタガレの眺め。
ナナイタガレから富士山。
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ナナイタガレから富士山。
マユミの実とサルオガセ。
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マユミの実とサルオガセ。
随身門前から甲府盆地。
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随身門前から甲府盆地。
随身門前から富士山。
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随身門前から富士山。
随身門前から毛無山。
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随身門前から毛無山。
随身門前から御坂山地。
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随身門前から御坂山地。
随身門から下って敬慎院へ。
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随身門から下って敬慎院へ。
七面山敬慎院。
広い境内、池大神宮も。
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広い境内、池大神宮も。
敬慎院前に50丁目石灯籠。
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敬慎院前に50丁目石灯籠。
一の池。
一の池から敬慎院。
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一の池から敬慎院。
和光門へ下る。
杉並木の参道を下る。
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杉並木の参道を下る。
23丁目中適坊。
表参道登山口。
白糸の滝

感想

今回、標高差1500m以上、修行の登詣(とけい:山に登って参詣すること)といわれる七面山を登ってみようと思った。実は七面山は2回目。ちょうど50年前の春合宿が、梅ヶ島新田−扇の要−大谷崩−八紘嶺−喜望峰−七面山―北登山口−早川河原だった。扇の要と喜望峰手前ピークで幕営だったと思う。合宿ということもあり、七面山は通ったのだが、ほぼ覚えていなかった。

行程が長いということもあって、早めに出たのだが、登山口すぐ傍の駐車場は6:30でも満車だった。少し戻って、カーブの所にある駐車場に停める。準備をして7時前には出発。登山口の鳥居をくぐり、表参道に入る。直ぐに、登りは始まる。登山口が元丁で、50丁目の敬慎院まで石灯籠が一丁ごとに設置されている。参道は良く整備されて幅も広く、すれ違いや追い越しに支障がない。丁目には必ず、その他のカーブなどにもベンチが設置され休めるようになっている。灯篭もベンチも信者の寄付のようだ。46丁目の和光門まで、かなり急傾斜の尾根にジグザグに参道は付けられていて、樹林帯の中をほぼ一定の傾斜の道を延々と登って行くことになる。途中、登詣者のため、2丁目神力坊、13丁目肝心坊、23丁目中適坊、36丁目晴雲坊で休憩でき、トイレもある。26丁目から30丁目辺りの北側のカーブからは白根三山が眺められる。40丁目では樹間から富士山が見える。雲の上に頂上が出ている。40丁目ではもう、1000m登ったことになる。41丁目〜42丁目の間は迂回路になっていて、やや長い。46丁目和光門まで来ると、敬慎院のある台地の一端になるので、傾斜は緩くなって、48丁目鐘楼に着く。

鐘楼から敬慎院境内にも入ることができるが、参詣は帰りにして、49丁目随身門へ登る。門前が展望台になっていて、今日は中腹に雲を戴く富士山がきれいである。七面山へは随身門から真っ直ぐ先へ、荷物用ロープウェイの傍を通って進む。途端にサルオガセが多い森、深山の雰囲気になる。しばらくは平坦な道だが、左にナナイタガレの崖が始まる辺りから登りが始まる。やはり、標高差1500m以上というのは、なかなかきつい。七面山に近づくにつれ、足が動かなくなってきた。まだ、もう一つ先のピークかと思っていたので、いきなり七面山の山頂標識が出てきたのでホッとした。表参道登山口から敬慎院まで標高差1200m、丹沢の大倉から塔ノ岳くらいかと想像していたが、敬慎院から七面山まで標高差300mもあるじゃない。七面山往復だと大倉から丹沢山往復かな。やれやれと、山頂で軽く食事を摂って、随身門への道を戻る。帰りにはナナイタガレは晴れていて、富士山も眺められた。

49丁目随身門から50丁目の敬慎院へは下りの階段である。下って正面が敬慎院で、参拝する。そこから右に池大神宮まで建物が連なっている。山の上にあるとは思えない立派さだ。途中の廊下の下をくぐると、一の池である。こんなに大きいとは思わなかった緑の池である。鐘楼の所に出て、下りに向かう。登るときには感じなかったが、下りでは石が多く感じる。途中、中適坊で一休みして、登山口に下り、傍の橋の向うにある白糸の滝を見てきた。

今日は、前回から50年を経て、信仰の山としての七面山を知ることができて良かった。今日出会った方は40人程かな。明日は天気は良さそうだ。下山途中午後出会った方は明日のご来光が見られるといいですね。

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コメント

kyenさん、こんにちは!

 七面山、一度行ってみたいと思っているのですが、我が家からはけっこう遠くて二の足を踏んでいます。
 このレコ、とても参考になりました。参道はとても整備されていて、休憩場所も適所にありそうで、しかも白根三山、富士山の眺めも素晴らしいですね。
登山の負荷は大倉から丹沢山往復ぐらいとか、実感掴めました。

 登山口までの道路はどんな具合でしょう? 狭所はないですかね?
2022/12/4 16:06
f15eagleさん、コメント有難うございます。

七面山は霊山として独特の雰囲気がある山でした。白根三山は途中でちょっと見えるだけでした。七面山の南30分程にある喜望峰からは、聖岳から北岳まで見えます。レコの日は、私はもう余裕がなかったので七面山までにしました。丹沢に例えたのは、標高差から、その位の心積もりでということでした。喜望峰までが大倉−丹沢山往復にあたると思いますが、七面山は竜が馬場辺りに相当するでしょうか。
早川沿いの道はとてもいい道ですが、七面山口郵便局を左折すると、羽衣(表参道登山口)まで、舗装ですが、やや狭い道となります。交通量は土曜でも少なかったです。
あ、七面山はヤマビルがいますよ。季節にはお気をつけて。
2022/12/4 17:56
プロフィール画像
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七面山表参道(宿坊敬慎院泊)往復
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

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