日光白根山[菅沼登山口]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,100m
- 下り
- 1,089m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所はない。 |
その他周辺情報 | 帰りに日光市温泉保養センターやしおの湯に立ち寄ったが木曜日定休日だった。リサーチ不足を反省。 |
写真
装備
個人装備 |
帽子
グローブ
Tシャツ
トレッキングパンツ
ソックス
登山靴
レインウェア
タオル
バックパック(レインカバー)
スタッフバック
ストック
マット
地図
カメラ
サングラス
ファーストエイドキット
ティッシュ
ゴミ袋
お弁当
水
お金
携帯電話
時計
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感想
NHKBSで8/18〜20に再放送した「グレートトラバース 〜日本百名山一筆書き踏破〜」という番組で、田中陽希さんが日本の百名山を一筆書きで踏破するドキュメンタリーを観たら、いろんな思いが込み上げてきたが、とにかく山に行きたくていてもたってもいられなくなり、「明日山に行くので休みます。」と言って前日に休みをとった。
しかし、思いつきで休みをとったので何の準備もできないことから、近場で以前行ったことのある山に登ることとした。
ついては今回は3年前に家族と登った日光白根山に行くこととした。
前回はロープウェイを使って登ったので、今回はロープウェイを使わないで菅原登山口から登ることとした。
仮眠をとって朝3時に出発。
菅原登山口に着いたのは6時ちょい前、駐車代金1,000円を払ってガラガラの駐車場に車を停めた。
仕度をちゃちゃっと済ませて6時には駐車場を出発した。
少しの間平坦な道を歩くがすぐに樹林帯の中に入った。
前日に雨が降ったのか、登山道はぬかるんでいて、岩には苔がついているので滑りやすい。特に危険な箇所はないが、滑らないように慎重に登る必要があった。
樹林帯のなかをしばらく歩くので、ときどき太陽が顔を出すが、直射日光を受けることなく歩くことができた。
快調に登ること1時間が経過したが、誰にも会わない。そして森のなかはとても静か。
一瞬、別の道に入ってしまったのか不安になったが、地図を確認すると弥陀池まで分岐がないため、道を間違っていないことを確認すると安心した。
弥陀池の手前でようやくに人に遭遇、3人の親子連れで山登りというよりハイキングに来たようである。
山頂への分岐でおじさん2人組に遭遇、鉱山植物の写真を撮りながら緩く歩いている。
さくっと横を通していただき先を急いだ。
山頂手前の急登は傾斜もそこそこにあり岩が大きいため登りずらいが、大した距離ではないのでさくっと登れる。
さっきまで曇がかかっていた山頂も、いつの間にかすっかり雲がとれて青空が広がっていた。なんという幸運。
約2時間で山頂到着。
静かな山頂は誰もいない。
山頂独り占めである。なんと贅沢な時間だろう。
ただ唯一残念なのは周りの山々は全て雲に覆われ、その雄大な景色を楽しめなかったのが心残りである。
小腹が空いたので山頂で小休止をとり軽食を食べた。
ゆっくりとくつろぐ暇もなく、大岳方面から大きな雲がこちらに向かってくるではないか。
先を急ぐこととしよう。
今日は頂上から観た五色沼がエメラルドグリーンのような色でとてもきれいだったので、前白根山を登るのを諦めて、五色沼に下りてから五色山と金精山を回って帰ることとした。
山頂を出発してから約30分ほどで五色沼に着いた。
五色沼の水はとてもきれいで透明であったが、魚などの生き物は全く見かけなかった。なんで?
五色沼から五色山までの登山道は、あまり登山者が多いとは思えない道なので荒れていると思いきや、意外に歩きやすい道であった。結構、この道を通る登山者がいるってことなんでしょうか。
五色山山頂には1組のご夫婦がおられたので写真を撮っていただいた。
なんと来週は槍ヶ岳に登るので、その練習を兼ねて五色山に登りに来たということでした。
槍ヶ岳は登山を始めた人としては一度は登りたいと思う山なので、無事登頂できることをお祈りしております。
しかし、本日の登山で出会った登山者はこのご夫婦に出会ったのを最後に誰にも会わなかったので3組にしか会わなかったことになる。
富士登山は渋滞するほど混雑しているのに日光白根山はガラガラです。
日本には富士山以外にもいろんな山がたくさんあるのだから、にわかハイカーじゃなくて、他の山にも興味をもってもらいたいと切に願う。
五色山から金精山に向かう登山道は一部ササが深い箇所があるが、それ以外は特に歩きにくい箇所はない。
金精山山頂はうっかりすると通り過ぎてしまうほどで謙虚に看板が設置されている。
金精山山頂からは遠くに男体山を望み、その眼下に湯ノ湖を見ることができる。なかなかよい眺めである。この眺めを見ながら遅めの食事休憩をとった。
金精山にくる途中、金精山山頂付近は登山道に亀裂があるため要注意との看板があったが、特に亀裂で危険な箇所はなかったと思われる。
むしろ、金精山から金精峠までの登山道には、ロープやハシゴで登る箇所があり、このハシゴがしっかりとした作りでないことから、気を付けて通過する必要と感じた箇所があった。
金精峠の分岐には金精神社が建っているが扉は閉まっていた。
金精峠から菅沼登山口への登山道は、最初、樹林帯の中を歩くが、この登山道はあまり登山者がいないのか蜘蛛の巣がはってある箇所が何カ所もあって、それに何回も引っかかって気持ちがブルーになった。足元も岩や倒木に苔がついていて滑りやすいのでの注意が必要であった。
登山道の途中からガレ場になるが、最近の大雨のせいで道が流されたのか、マーキングを見失うとプチ迷子になってしまうため注意して歩く必要がある。
しばらく歩くとやがて舗装道に出る。
舗装道から菅沼登山口まではあっという間である。
12時に登山口に着くと、登山口横にあるドライブイン?が開店していた。
何組かの観光客が立ち寄っていた。食事とかもとれそうなので、食事を持っていかなかった場合は利用できると思う。
日光白根山は2度目の登山であるが、違う登山口から登ると全く違う山のように登れて十分に楽しめた。
お疲れ様でした。
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