まさに、奇跡！好天の白馬岳

2014年08月21日(木) ~ 2014年08月22日(金)

• GPS: 28:03
• 距離: 18.1km
• 登り: 2,282m
• 下り: 1,669m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:46
• 休憩: 2:16
• 合計: 8:02

7:08 猿倉登山口駐車場
7:16 7:16 猿倉荘
8:01 8:02 白馬尻荘
8:04 8:20 白馬尻小屋
9:31 9:35 岩室跡
12:41 14:00 白馬山荘
14:14 14:50 白馬岳
15:06 15:06 白馬山荘
15:10 宿泊地

2日目

• 山行: 4:40
• 休憩: 0:16
• 合計: 4:56

6:14 宿泊地
6:26 6:26 白馬岳
7:39 7:43 小蓮華山
8:26 8:27 船越ノ頭
8:57 9:07 白馬大池山荘
9:33 9:34 乗鞍岳
10:26 10:26 天狗原の祠
11:10 栂池ヒュッテ

天候

1日目　初め晴れたり曇ったりガスったり夕方から晴れ
2日目　晴れすぎ！　

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

八方第2駐車場利用
1日目　白馬八方からバスで猿倉
2日目　栂池パノラマウェイで下山。栂池高原からバスで白馬八方へ
　　　　パノラマウェイ片道だとモンベルの会員割引は無しでした。

コース状況／危険箇所等

猿倉〜大雪渓〜白馬岳
特に危険箇所はないと思いますが、雪渓が短くなったために出てきた迂回ルートの木の橋で滑ったりするとエライ事になりそうなので荒天時は気を付けたほうがよさそうです。

白馬岳〜小蓮華岳〜白馬大池
アップダウンが緩やかで大変歩きやすい道です。
天気が良かったこともありとても楽しい稜線歩きができました。

白馬大池〜乗鞍岳〜栂池
乗鞍岳から少し先に小さな雪渓が残っていますがロープもあり問題ないと思います。
その先のゴロゴロ岩歩きの方が厄介に感じました。
いろいろな石に丸印が付いてるのでどう進もうか悩みます。

その他周辺情報

下山後は8月21日にオープンしたばかりの北尾根の湯へ。600円。
露天風呂のみ、男子浴場は洗い場一つだけです。脱衣所も含め全てが小さいです。
脱衣所に入ってしまうとトイレはありません。ドライヤー一つありました。
でも露天風呂の目の前は白馬三山です（曇ってて見えなかったけど…）
それとやたらアブがたくさんいて、一緒に入浴していた他のお客さんは何箇所も刺されてました。

写真

8/21 6:54

バスに揺られて猿倉着

8/21 7:20

わずかに青空が‥・

8/21 7:51

雪渓見えてきたー

8/21 8:00

白馬尻小屋に着いたら急に腹痛が…
すっきり軽量化したら落ち着いてホッとしました。

8/21 8:30

いよいよ大雪渓

8/21 8:49

意外と人が少ない

8/21 8:55

所々裂けてます

8/21 9:12

だいせっけいだぁー！

8/21 9:32

8/21 9:32

東の空も晴れ間が。
予報より天気良さそう。

8/21 10:05

雪渓終わってすぐの木の橋。
雨降ってたら滑りやすそう。

8/21 10:07

8/21 10:26

葱平と思われる辺り脇の雪渓

8/21 10:47

ついにガスの中へ

8/21 11:02

キンキンに冷えててサイコーっす

8/21 11:04

頂上宿舎が見えたー！

8/21 11:11

見事なお花畑の道

8/21 11:38

やっとジグザグ登り終わったー

8/21 11:54

テント場。
ホントはここに泊まりたかった…

8/21 11:55

稜線に出るとそんなに悪くない天気。

8/21 11:58

この先に白馬山荘があるはずなんだけど…

8/21 12:00

おお！でたー

8/21 12:00

でけー！

8/21 12:02

山頂は雲の中か…
じゃー今日はここまで！
待ってろ！生ビール！

8/21 12:36

随分早くから飲めるじゃーないか

8/21 12:39

週末なぞはさぞかし混んでるんでしょーなー

8/21 12:40

昼食。ビーフカレー。うまい！
奥に見えるのはゴールデンコーラかなぁ？

8/21 13:03

もっと天気悪いかと思ってたので上々です。
明日の好天予報に期待してゆっくり休もう。

8/21 13:56

小屋で稲中読んでたら日が差してきたので慌てて山頂にGO!

8/21 14:02

だいぶ明るくなってきた

8/21 14:13

オイラやったよー

8/21 14:20

青空ものぞきます

8/21 14:30

山頂でウロウロしてたらちょろっとブロッケン

8/21 14:46

そろそろスカイプラザに戻る時間だな

8/21 14:54

最近ブロッケン現象と相性がいいらしい

8/21 14:58

東側からガスが上ってますねー

8/21 15:08

おやつの時間。レアチーズケーキ。うまい！

8/21 15:41

1部屋4人でゆったり泊まれました。
これくらい余裕だと小屋泊がいいなー。

8/21 16:50

夕飯待ちしてると、突然目の前に剱岳がぁ！

8/21 16:52

もっと見てたいけど、お楽しみはご飯のあとで。

8/21 17:01

夕食。お魚にしました。うまい！

8/21 17:58

奥に見えるのが白山らしいです。
初めて見ました。
考えてみたら剱岳も初めてだ。

8/21 18:09

雪渓のガスも取れて下までくっきり

8/21 18:16

雲の向こうに富士山も見えました。

8/21 18:30

槍ヶ岳まで見えました。

8/21 18:51

海岸線に明かりも見えました

8/22 4:39

22日の朝。
予報通りの天気で富山の町も見えます。

8/22 4:39

相変わらず目の前に剱岳

8/22 4:39

富士山も昨日よりよく見えてます。

8/22 4:40

8/22 4:43

8/22 4:44

あれは浅間山ではないですか！？

8/22 4:54

富士山を隠すように左にあるのが八ヶ岳で、右にあるのが南アルプスかなー？

8/22 5:06

見事なご来光でした。

8/22 5:11

8/22 5:12

この影は白馬岳かー！？

8/22 5:21

朝食。うまい！全部うまい！

8/22 6:08

名残惜しいけど出発します

8/22 6:08

御世話になりました

8/22 6:21

8/22 6:21

8/22 6:21

8/22 6:23

8/22 6:24

この稜線歩きがまたサイコーに楽しい

8/22 6:44

日本海だぁー！

8/22 6:54

小蓮華山への登りも緩やかです

8/22 7:02

白馬岳の上は真っ青　

8/22 7:05

広くてとても歩きやすい道

8/22 7:06

まだまた富士山。
今日は見え過ぎだなー

8/22 7:28

白馬岳の肩あたりから立山らしいのが。
剱岳はもう見えないかなー。

8/22 7:36

白馬大池が見えてきた

8/22 7:36

槍

8/22 8:03

小蓮華山の先でちょこっと劔が姿を見せてくれました。
白馬岳、ありがとう。また来るよー！

8/22 8:29

ひと月ぶりの白馬大池

8/22 8:29

日本海ってあんなに近かったのかっ！
先月はほんとに何にも見えなかったんだな…

8/22 9:27

乗鞍岳まで行ったらあとは下るのみ

8/22 9:40

先月よりだいぶ小さくなった雪田
この下はすっかり無くなってました。

8/22 11:08

乗鞍岳より先はひたすら寡黙に歩き続けて栂池に到着。

8/22 11:11

もう雲がかかってる！
いいとこ取りで歩けたようですな。

8/22 13:49

下山後はオープンしたての北尾根の湯へ。
見所の絶景もこの天気では…

撮影機器：

α33 SLT-A33 SONY

感想

thin1u

出発2日前の予報では北アルプスは天気がよくなさそうだったので、八ヶ岳など比較的天気の安定しそうな山へ予定変更を考えていましたが、直前になって22日午前中はは天気が良くなりそうとのことで、2日目の好天に賭けて21〜22日は予定通り白馬岳しました。

駄菓子菓子！
歩きだしから東の空からは晴れ間が！
大雪渓に取り付くと稜線の雲も取れて青空が広がるという好天！
期待は膨らみましたが、登りつめるにつれガスが広がり稜線上は雲の中になってしまいました。
白馬山荘に着いても山頂は見えず…
山頂は明日でいいか‥と宿泊受付を済ませ、いつものように昼から生ビール。
あーまたこんな時間から飲んじゃった。

そしてテント入院中のため滅多にない小屋泊。
どう過ごしたらいいか分からず右往左往してるうちに談話室に迷い込み、懐かしの稲中卓球部を発見！思わぬ時間を過ごしました。

一冊読み終わると外に日差しを感じたので慌てて身支度を整え山頂へ。
周りの景色は見えませんでしたが、たまにブロッケンが見えたりして悪くなかったです。明日の好天予報を信じて小屋に引き返しました。

ところが幸運は思ったより早く訪れました。
夕御飯を待っているとき同部屋の方が

「剱岳見えますよー」

突然小屋の前に立山劔が現れてびっくりしました。
こんなに近くに見えるとは知らなかったので（笑
その後はみるみる周りの雲が取れ、富士山やら槍やら遠く白山まで
名だたる山々が姿を現し始めてテンション急上昇！
日本海の海岸線まで見えてしまい、海無し県人の自分はさらにテンションアップ。
北アルプスによく来るという同部屋の方も
「こんなに周りがよく見えることはあまりない」
とおっしゃっており、この幸運を喜びました。

あくる日は何も言うことはありません。
本当に来てよかったと思いました。
白馬大池までの稜線歩きは何度も後ろを振り返ったり周りを見たりでなかなか前に進みませんでした。

先月逆ルートで白馬岳を目指すも悪天候で撤退し、帰路の栂池ロープウェイで同郷のスタッフさんに「天気のいい日にもう一度来ます！」と宣言したのですが、こんなに早く叶うとは思いませんでした、あはは。