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Yamareco

記録ID: 4986418
全員に公開
ハイキング
奥秩父

桂谷アシ沢中間尾根、二股桧尾根

2022年12月08日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:14
距離
16.4km
登り
1,493m
下り
1,491m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:46
休憩
0:29
合計
8:15
距離 16.4km 登り 1,502m 下り 1,493m
7:37
62
8:39
8:48
52
荒沢橋
9:40
9:47
139
桂谷アシ沢中間尾根取付
12:06
67
大ダワ北無名峰
13:13
14
13:27
22
13:49
13:50
10
14:00
14:02
19
14:21
14:31
13
14:44
27
15:11
41
二股桧
15:52
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2022年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鮫沢橋手前の路肩に駐車。
コース状況/
危険箇所等
尾根取付きまでのアプローチは要注意。
その他周辺情報 大滝温泉が修理のため利用できず西武秩父の祭の湯で入浴。
鮫沢橋・荒沢橋間で一番荒れている所。
除去されてもまた落ちてくるのかと思うとコワい。
2022年12月08日 07:50撮影 by  iPhone 7, Apple
12/8 7:50
鮫沢橋・荒沢橋間で一番荒れている所。
除去されてもまた落ちてくるのかと思うとコワい。
二股桧尾根(772独標尾根)の取付き。
ここに降りてくる予定だったが・・・。
2022年12月08日 08:00撮影 by  iPhone 7, Apple
12/8 8:00
二股桧尾根(772独標尾根)の取付き。
ここに降りてくる予定だったが・・・。
カバアノ頭でしょうか。
2022年12月08日 08:35撮影 by  iPhone 7, Apple
1
12/8 8:35
カバアノ頭でしょうか。
もうすぐ大滝村所有のブルドーザーが埋もれてしまう。
林道を下りながら先ほどの大岩などを除去してくれれば良いのに。
2022年12月08日 08:39撮影 by  iPhone 7, Apple
2
12/8 8:39
もうすぐ大滝村所有のブルドーザーが埋もれてしまう。
林道を下りながら先ほどの大岩などを除去してくれれば良いのに。
荒沢橋手前のこの斜面から取り付く。
2022年12月08日 08:40撮影 by  iPhone 7, Apple
1
12/8 8:40
荒沢橋手前のこの斜面から取り付く。
荒沢谷沿いはテープが豊富。
2022年12月08日 08:57撮影 by  iPhone 7, Apple
12/8 8:57
荒沢谷沿いはテープが豊富。
小さなナメ滝もあります。
2022年12月08日 09:00撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/8 9:00
小さなナメ滝もあります。
ワイヤーが残置。
2022年12月08日 09:08撮影 by  iPhone 7, Apple
12/8 9:08
ワイヤーが残置。
判りづらいが、右の水流が荒沢谷、中央の大石の左から桂谷が流入する。
2022年12月08日 09:24撮影 by  iPhone 7, Apple
12/8 9:24
判りづらいが、右の水流が荒沢谷、中央の大石の左から桂谷が流入する。
桂谷対岸(左岸側)にある右上する岩のバンド。
下りで利用するのは要注意。
2022年12月08日 09:28撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/8 9:28
桂谷対岸(左岸側)にある右上する岩のバンド。
下りで利用するのは要注意。
桂谷の出合から見えた赤テープ。
ここから尾根に取り付くのは諦め、先へ進む。
2022年12月08日 09:35撮影 by  iPhone 7, Apple
12/8 9:35
桂谷の出合から見えた赤テープ。
ここから尾根に取り付くのは諦め、先へ進む。
トラロープが張られた細いトラバース。
2022年12月08日 09:36撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/8 9:36
トラロープが張られた細いトラバース。
尾根に乗り上がり、ここを中間尾根の取り付きとする。
2022年12月08日 09:41撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/8 9:41
尾根に乗り上がり、ここを中間尾根の取り付きとする。
940m圏の大岩は右から簡単に巻ける。
2022年12月08日 09:54撮影 by  iPhone 7, Apple
12/8 9:54
940m圏の大岩は右から簡単に巻ける。
980m圏にある「山」石柱。
2022年12月08日 10:02撮影 by  iPhone 7, Apple
12/8 10:02
980m圏にある「山」石柱。
1010m圏この辺り気持ちが解放される。
2022年12月08日 10:06撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/8 10:06
1010m圏この辺り気持ちが解放される。
市松模様風の倒木。
2022年12月08日 10:55撮影 by  iPhone 7, Apple
12/8 10:55
市松模様風の倒木。
1400m圏付近から始まる二重山稜、右の尾根が主尾根。
2022年12月08日 11:11撮影 by  iPhone 7, Apple
12/8 11:11
1400m圏付近から始まる二重山稜、右の尾根が主尾根。
1570m圏にはピリッとヤセ尾根。
2022年12月08日 11:39撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/8 11:39
1570m圏にはピリッとヤセ尾根。
頂稜直下の斜面。
2022年12月08日 12:00撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/8 12:00
頂稜直下の斜面。
この看板地で一般道と合流。
2022年12月08日 12:19撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/8 12:19
この看板地で一般道と合流。
なぜか巻き道の合流部に立つ標識。
2022年12月08日 13:07撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/8 13:07
なぜか巻き道の合流部に立つ標識。
週末に不定期で管理人が入るらしい霧藻ヶ峰休憩所。
ジュースを飲みたかったが残念。
2022年12月08日 14:45撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/8 14:45
週末に不定期で管理人が入るらしい霧藻ヶ峰休憩所。
ジュースを飲みたかったが残念。
炭焼平手前で出合ったオスの成獣鹿。
5m程の間合いでも全く動ぜず悠々と草を食んでいた。
2022年12月08日 15:00撮影 by  iPhone 7, Apple
2
12/8 15:00
炭焼平手前で出合ったオスの成獣鹿。
5m程の間合いでも全く動ぜず悠々と草を食んでいた。
妙法ヶ岳へのこの分岐を過ぎると左下に大きなベンチが見えてくる。
2022年12月08日 15:08撮影 by  iPhone 7, Apple
12/8 15:08
妙法ヶ岳へのこの分岐を過ぎると左下に大きなベンチが見えてくる。
ベンチのそばにある標識(二股の桧は見当たらなかったが)。
2022年12月08日 15:12撮影 by  iPhone 7, Apple
12/8 15:12
ベンチのそばにある標識(二股の桧は見当たらなかったが)。
踏み跡は見当たらないが適当に下り始める。
2022年12月08日 15:17撮影 by  iPhone 7, Apple
12/8 15:17
踏み跡は見当たらないが適当に下り始める。
1140m圏のこの看板地で一旦林道に降り立つ。
2022年12月08日 15:20撮影 by  iPhone 7, Apple
12/8 15:20
1140m圏のこの看板地で一旦林道に降り立つ。
850m圏で尾根に乗ると歩きやすくなった。
2022年12月08日 15:43撮影 by  iPhone 7, Apple
12/8 15:43
850m圏で尾根に乗ると歩きやすくなった。
830m圏のこの看板地から尾根を外し左へ斜下降すると・・・。
2022年12月08日 15:45撮影 by  iPhone 7, Apple
12/8 15:45
830m圏のこの看板地から尾根を外し左へ斜下降すると・・・。
行く手にマイカーが!
2022年12月08日 15:51撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/8 15:51
行く手にマイカーが!
撮影機器:

感想

桂谷アシ沢中間尾根については、登山の記録はあまり見られないがアプローチとなる荒沢谷に釣り師がよく入るため踏み跡がしっかりしているとの記載をいくつか目にするので取付きまでは楽勝と思っていたが、全行程でこのアプローチが一番危険だったかもしれない(慣れていれば問題ないでしょう)。
下山に利用した二股桧尾根(仮称)も安易に選択したためウロウロしてしまい明るい内に降りられるか時間との闘いになってしまった。

入口は白岩山西尾根と同じ荒沢橋手前の左斜面から。
しばらく尾根沿いに登りテープがある場所から荒沢谷へ向かう踏み跡に入る。
桂谷まではテープが行く手を教えてくれるのでほぼ判るが、道が崩れていたりして決して易しくは無い。
桂谷の出合からが初見では判りにくく、対岸頭上高くに赤テープが見えるが、あそこまでどうやって行くのか。
上を見ても下を見ても登ることは不可能だが、出合から10mほど遡った対岸に右上する岩のバンドが見え、それしかなさそうだ。
取り付いてみれば問題無く件の赤テープまでたどり着くことができた。
そこから中間尾根に取り付けそうだが、頭上に大岩らきしものがあるしそこまでもかなりの急登なので諦め、少し先へ進んでみる。
トラロープを頼りながら際どいトラバースを続けるとしっかりした尾根に乗った。
踏み跡はなおもアシ沢へ向かっているが、ここを中間尾根の取り付きとする。
登り始めてすぐに出合う940m圏にある大岩を右から巻くと傾斜も緩く、谷へズッボンの心配も無くなり、安心して歩けるようになる。
1400m圏付近から二重山稜になるが右の高い方の尾根を行く。
まもなく積雪が現れ、融けかかった踏み跡が見られる。
数日前に歩いた人がいたようだ。
アセビのヤブが煩くなり喘登を続けると大ダワのわずか北側の無名峰の肩に到着した。
開けた頂稜で気持ちがイイが、それもわずかで再びアセビのヤブを漕ぎ下りようやく三峰への一般道に合流した。

芋ノ木ドッケは左から巻き、白岩山、白岩小屋を経てお清平に到着。
ここから前回と同じ猿鼻ノ尾根を下れば、勝手は判っていて1時間ほどで林道に降りることができる。
しかし今回予定している下山路は、1件だけネットでヒットした炭焼平の先のベンチのある場所から尾根を下るというもの。
霧藻ヶ峰を足早に通過し炭焼平に到着。
少し先で妙法ヶ岳への道を右に分けると左下に大きいベンチが見えてきた。
このベンチが下り口で間違いないようであるが、尾根らしい形状はなく踏み跡すらない。
杉の植林内で伐った枝がクッション代わりで歩きやすいのがせめてもである。
すぐに三峰から太陽寺へ通ずる林道に出る。
もしこの先で迷ったら登り返しこの林道を延々と歩けばイイと腹をくくる。
薄暗い植林内をなおも下るといくつか左右に横切る踏み跡(※930m圏で横切ったのが旧大洞林道のようである)を見るがどこへ行くのか判らないので無視する。
ようやく右の方に尾根らしい形状が見えてきたので右へ斜下降し尾根に乗ると途端に歩きやすくなりズンズン下ると830m圏で「公社営林」の立て看板が立っているわずかな平坦地に出た。
ここも踏み跡が横切っていて、林道までわずかのハズなので左へ進むとなんとマイカーが行く手に見えてきた。
あまり褒められた下山ではなかったが暗くなる前に降りることができ終わりよければ、としましょう。

※雲取林道の樽沢出合手前にある廃屋は昭和10年頃建てられた森林管理事務所でY氏が管理し多くの登山者がお世話になっていたそうだが昭和40年代に利用できなくなったらしい。

※下りに使った尾根は「772独標尾根」(772は雲取林道がこの尾根を回り込む地点の標高点)の記載が見られる。

※印はすべて「奥秩父・奥多摩の古林道」富永滋著による。

詳しくは、
https://yama2syouyou.blog.fc2.com/blog-entry-177.html
をご覧ください。

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