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Yamareco

記録ID: 4993174
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ハイキング
丹沢

菰釣山縦走(中山〜山中湖)

2022年12月10日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:48
距離
19.7km
登り
1,219m
下り
903m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:14
休憩
1:38
合計
7:52
距離 19.7km 登り 1,225m 下り 927m
8:35
23
8:58
8:59
39
9:38
9:42
26
10:08
10:10
4
10:14
27
10:41
11:02
19
11:21
22
11:43
24
12:07
17
12:24
22
12:46
13:01
16
13:17
13:18
4
13:22
8
13:30
14:04
2
14:35
14:53
11
15:04
15:06
43
15:55
32
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
相模湖駅から神奈中バス三ケ木経由で月夜野BSへ。富士急バスに乗り換え中山BSで下車。
帰路は山中湖平野BSから高速バス利用。
コース状況/
危険箇所等
道の駅からキャンプ場の敷地を抜け、営林署のゲートを潜ってゆくと登山口に辿り着きます。取り付きの辺りが一番分かりづらいのは道志あるあるな感じですが、ピンクテープ豊富なのでそれを頼りに進みます。渡渉点が3箇所くらい、最後に跨いだ涸れ沢を詰めてゆく形で標高を稼ぎます。
尾根に上がるとそこは東海自然歩道となり、土嚢で補強された木段が目立つよく整備されたコースです。石保土山以降ところどころで鉄塔の巡検路と交錯しますが、ポイントには道標が付けられており道迷いの不安は少ないと思います。
乗り継ぎ点の月夜野BSは、神奈中と富士急が同じスペースを共有している。とはいえこの時間の連絡が可能なのは土曜日だけなので、仲がいいんだか悪いんだかよく分からない。
2022年12月10日 07:42撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
3
12/10 7:42
乗り継ぎ点の月夜野BSは、神奈中と富士急が同じスペースを共有している。とはいえこの時間の連絡が可能なのは土曜日だけなので、仲がいいんだか悪いんだかよく分からない。
中山BSから道志川を渡って山行開始。きらめく川面に足元を洗われる鳥ノ胸山も、朝靄を滾らせてぎゅっと身を引き締めているようだ。
2022年12月10日 08:37撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
1
12/10 8:37
中山BSから道志川を渡って山行開始。きらめく川面に足元を洗われる鳥ノ胸山も、朝靄を滾らせてぎゅっと身を引き締めているようだ。
菰釣山の定番アングルとはいえ、実際に登り詰めた先の真正面に富士山が現れると、やはり目を見張らざるを得ない素晴らしさ。
2022年12月10日 10:32撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
9
12/10 10:32
菰釣山の定番アングルとはいえ、実際に登り詰めた先の真正面に富士山が現れると、やはり目を見張らざるを得ない素晴らしさ。
富士山に気を取られて見逃すところだったが、すぐ横に南アルプスの眺望も得られる。聖・赤石から荒川三山を経て塩見岳まで、白雪で厚化粧・薄化粧それぞれの装いで勢ぞろい。
2022年12月10日 10:58撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
3
12/10 10:58
富士山に気を取られて見逃すところだったが、すぐ横に南アルプスの眺望も得られる。聖・赤石から荒川三山を経て塩見岳まで、白雪で厚化粧・薄化粧それぞれの装いで勢ぞろい。
頂上からひとつ降りた先の小ピークには、駿河湾方面が見渡せるテラスがあった。愛鷹山の長い裾野と、大瀬崎へと雪崩れ落ちてゆく西伊豆の稜線に挟まれて、沼津アルプスが小島のように浮いて見える。
2022年12月10日 11:03撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
2
12/10 11:03
頂上からひとつ降りた先の小ピークには、駿河湾方面が見渡せるテラスがあった。愛鷹山の長い裾野と、大瀬崎へと雪崩れ落ちてゆく西伊豆の稜線に挟まれて、沼津アルプスが小島のように浮いて見える。
稜線歩きといっても意外にアップダウンの激しい行程だが、樹間からひょこひょこと頭を出したり引っ込めたりする富士山には、他の場所では見られない愛嬌が感じられる。
2022年12月10日 11:29撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
2
12/10 11:29
稜線歩きといっても意外にアップダウンの激しい行程だが、樹間からひょこひょこと頭を出したり引っ込めたりする富士山には、他の場所では見られない愛嬌が感じられる。
一瞬木の上になんかいる!とドキッとしてしまう、小熊のピークとでも呼びたいところ。今の時期日向と日影の温度差で体温調節が難しいが、冷や汗までかくのは想定外。
2022年12月10日 12:04撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
1
12/10 12:04
一瞬木の上になんかいる!とドキッとしてしまう、小熊のピークとでも呼びたいところ。今の時期日向と日影の温度差で体温調節が難しいが、冷や汗までかくのは想定外。
この辺り代わり映えのしない〇〇沢ノ頭が続いて混乱必至だが、これは樅ノ木沢ノ頭と西沢ノ頭の間、相模湾に突き出た真鶴半島が望める。手前の大野山の牧草地は、すっかり冬枯れの模様を描いていた。
2022年12月10日 12:15撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
2
12/10 12:15
この辺り代わり映えのしない〇〇沢ノ頭が続いて混乱必至だが、これは樅ノ木沢ノ頭と西沢ノ頭の間、相模湾に突き出た真鶴半島が望める。手前の大野山の牧草地は、すっかり冬枯れの模様を描いていた。
富士山と違って、御正体山は谷を挟んだ右手でずっと存在感を発揮している。しかし木々に阻まれ、すっきりと見晴らせる場所がほどんどないという不遇さも醸し出している。
2022年12月10日 13:23撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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12/10 13:23
富士山と違って、御正体山は谷を挟んだ右手でずっと存在感を発揮している。しかし木々に阻まれ、すっきりと見晴らせる場所がほどんどないという不遇さも醸し出している。
再び真正面に富士山と相対出来たのが岬平。光線はいつしか午後の逆光になってしまったが、ススキの穂が風に揺れながら日差しを透かして輝いている。
2022年12月10日 14:36撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
3
12/10 14:36
再び真正面に富士山と相対出来たのが岬平。光線はいつしか午後の逆光になってしまったが、ススキの穂が風に揺れながら日差しを透かして輝いている。
山中湖畔に降りきると、ちょうど宝永山に日が沈みゆく時刻。夕闇が近づけば、静けさと同時に骨身にしみる寒さを感じる季節になった。お疲れさまでした。
2022年12月10日 16:07撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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12/10 16:07
山中湖畔に降りきると、ちょうど宝永山に日が沈みゆく時刻。夕闇が近づけば、静けさと同時に骨身にしみる寒さを感じる季節になった。お疲れさまでした。
撮影機器:

感想

週末の三ケ木発月夜野行き始発便は、今回も相模湖組が1分のアドバンテージを活かして席を占め、橋本組はほぼ立ち乗りとなっていました。満員の乗客の過半は丹沢方面を目指して途中下車していきますが、終点まで居残った人のほとんどがそのままバスを乗り継いて道志方面に向かうようです。距離が伸びるにつれ徐々に空席は増えてゆき、最後に中山BSで自分を含めた3人を降ろした後、空身になったバスは気だるげに走り去ってゆきました。
というわけで今回は甲相国境尾根の西半分を歩いてきました。菰釣山では狭い山頂に人が途切れることのない賑わいっぷりでしたが、それも納得の眺望を堪能出来ました。続く稜線歩きも冬枯れの景色の中、ひとり静かにアップダウンを噛み締めているつもりが思わぬところで他の人とスライドしたりして、地味と言われ交通も不便な道志山域にもこんなに人気のコースがあるんだなあ・・・と認識を新たにした山行でした。

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