記録ID: 4994181
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山滑走
朝日・出羽三山
姥ヶ岳:この時期、4回目にして初登頂、青空の下のパウダー滑走は叶わず
2022年12月10日(土) [日帰り]
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:50
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 953m
- 下り
- 952m
コースタイム
天候 | ・高温傾向、志津到着時気温は1〜2℃、小雨模様 前日の降雪量が40〜50cmあったが湿雪 ・標高を上げるに従い小雪に変わる。その後雪は止み一時薄日も差したが、リフト上駅から上部は視界不良50m→15mに悪化、風は姥ヶ岳山頂でもそれほど強くなかった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・志津の積雪は60cmで湿雪、電柱切り開きルートは最後の車道到達直下が急で積雪不足のため難行、そのエリアは車道を進んだ方が正解。リフト下は積雪充分であるが、滑走時は湿悪雪と荒れており難行苦行。 ・リフト上駅上部から姥ヶ岳は一部ブッシュや下の岩が覗いたりしているが、ほぼ良好な雪面。条件が良ければパウダー滑走を楽しめるが視界不良で苦労した。 ・姥沢駐車場から下部は切り開きエリアを滑走できるが条件が悪く、最終の我がPは最後まで車道ルートを滑走、湿悪雪に筋肉疲労が激しかった。 |
その他周辺情報 | 志津の定宿「ゆきしろ」 |
写真
志津の除雪終了地点に4台目で到着、前週はもっと多くのBCフリークが入山したようだが、この日は少ない。気温が高く小雨模様、昨日の降雪も湿雪でコンディションはあまりよくない、風は弱く天気が好転すれば青空の下、念願の姥ヶ岳大斜面滑走が叶うか?期待してスタート
若者3人は、強者の先行者のトレースを追いがんばるが、車道に乗り上げる直下で難渋した。このポイントが登りの核心部であるが、もう少し積雪が増えないと苦行である。短い距離であるため無理をせず車道を進むのが正確
早くも滑走してくる2人目の方、2〜3人の方が滑走して来て、東京からの方などと談笑、まあまあの滑走感と思われたが重い雪質でやや不満そう。リフトトップから下は視界があるが、その上部は視界不良で、姥ヶ岳山頂まで行ったが恐々滑走して来たとのこと
少し薄日が差したり、青空っぽい感じが覗いたりして、好転を期待したが・・・
大斜面の登っている方見える。メンバーのUさんはシールの団子に苦労していた。スタート地点が高温で濡れたためであろう。前もってシールワックスを塗っておいた方が良かったようだ。
大斜面の登っている方見える。メンバーのUさんはシールの団子に苦労していた。スタート地点が高温で濡れたためであろう。前もってシールワックスを塗っておいた方が良かったようだ。
なんとかリフト上駅にトウチャコ、やはり視界不良、先行者(地元山岳会のSさん)がリフト降り場下で休憩すべく、スコップでエントリーを除雪して案内して頂いた。中は暖かく暫し休憩し談笑、なんとGWに鳥海山千蛇谷〜北面周回ツアーの時にお会いしており、奇遇であった。
S君に数枚撮影して頂き、冥土の土産にできそう。この後更に視界悪化、船酔い状態になり、雪面が迫ってきて転倒、体勢を整えるのに苦労した。登りルートより左が下り過ぎて、シール無しでトラバースしながら少し登りを悪戦苦闘、何とかリフト降り場に帰還。
リフト下の滑走、初めはまだ酔っ払い気分不良、視界は開けてきたが悪雪、ギタギタ斜面に大苦戦、体力のある若者はまあまあのリズムで条件不良の斜面をクリアして行く。小生はというとふくらはぎが右、左と順番に痙攣し始めた。圧雪に筋肉が悲鳴を上げ初めている。無理をすると怪我をする!休み時間をかけて、横滑りなどを交え、筋肉に負担を掛けないように核心部をクリアできた。
車道の登りトレースをほぼ忠実に滑走、ノートラエリアは湿雪で苦労する。途中から先行者は切り開き登りルートをあげてを滑走しているが悪条件で我がPはノートラ車道を進む。傾斜がないとこらは湿重雪に下りラッセル、小生を除く若者3人で交代でトップを回してもらった。後半の車道トレースルートは狭いボブスレーコース様でスピードコントロールを要し、大腿四頭筋が悲鳴をあげていた。大分遅れてフィニッシュ。
感想
・BCシーズン初めの月山は今回で4回目である。前3回ともリフト上駅から上部は気象条件不良で姥ヶ岳登頂BCは叶わなかった。
・今回は気温が高めで風が弱く、何とか登頂出来たが青空の下でのパウダー滑走はまたしても先送りとなってしまった。それでも視界不良の中、まあまあの雪質のパウダーを少しは味わう事ができた。
・荒れた湿悪雪のリフト下滑走は筋肉疲労が激しく、今までに経験したことがないふくらはぎの痙攣が右、左と起こり、怪我をしないよう、休み休み慎重に下った。下肢の筋肉トレーニングを怠っているため、当たり前の結果と言えば、それまでで、今回がこの時期の姥ヶ岳BC卒業と考えざるを得ない。
・この時期の月山BCに集う愛好家は多く毎年のようにBCの知り合いに遭遇する。今回はGWに鳥海山北面下部でお会いした、地元山岳会のSさんにスタート時からお話しさせて頂き、リフト降り場下での休憩の際お世話になり、姥ヶ岳山頂で記念撮影させて頂きました。ありがとうございました。
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