白葉峠の馬頭観音、墓碑のようです。「元禄十一天戊寅八月十五日」(1698)、その後方に3棟の石祠。
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12/10 9:26
白葉峠の馬頭観音、墓碑のようです。「元禄十一天戊寅八月十五日」(1698)、その後方に3棟の石祠。
左「金毘羅山」、中「白羽山」共に「安政五午七月」(1858)。
右は無銘。
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12/10 9:29
左「金毘羅山」、中「白羽山」共に「安政五午七月」(1858)。
右は無銘。
改修記念碑の脇から取り付き、すぐに登山道に合流します。
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12/10 9:31
改修記念碑の脇から取り付き、すぐに登山道に合流します。
本日もポカポカです。
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12/10 9:36
本日もポカポカです。
姥穴山、小俣・米沢では御嶽山。桐生市街方面からは桐生富士とも呼ぶらしい。
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12/10 9:43
姥穴山、小俣・米沢では御嶽山。桐生市街方面からは桐生富士とも呼ぶらしい。
その桐生市街と榛名山遠景。
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12/10 9:43
その桐生市街と榛名山遠景。
宮本御嶽山はあの辺りかな。観覧車も見えます。
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12/10 9:46
宮本御嶽山はあの辺りかな。観覧車も見えます。
鳴神山稜。大形山〜三峰山(お気に入りの里山御嶽)、そして鳴神山。
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12/10 9:51
鳴神山稜。大形山〜三峰山(お気に入りの里山御嶽)、そして鳴神山。
姥穴山(御嶽山)380.2m山頂。
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12/10 10:06
姥穴山(御嶽山)380.2m山頂。
「御嶽山」石祠と
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12/10 10:07
「御嶽山」石祠と
御嶽山座王大権現像。
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12/10 10:07
御嶽山座王大権現像。
台座裏に「真精講 願主 小俣村 大川繁右エ門」。ここは真精講地元のお山だったようです。
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12/10 10:09
台座裏に「真精講 願主 小俣村 大川繁右エ門」。ここは真精講地元のお山だったようです。
祠の胴は逆さまになっています。「真精講社中」、台座台石には多数の講人銘が列刻されています。逆側(紀年銘)は逆光でよく読めませんでしたが、帰りに判読できました。
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12/10 10:15
祠の胴は逆さまになっています。「真精講社中」、台座台石には多数の講人銘が列刻されています。逆側(紀年銘)は逆光でよく読めませんでしたが、帰りに判読できました。
“すかいさん”の山名板が御座います。前回はeさん御同伴で西側の尾根を探索しました。本日は参道らしい東から南に下る尾根を辿ってみます。
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12/10 10:28
“すかいさん”の山名板が御座います。前回はeさん御同伴で西側の尾根を探索しました。本日は参道らしい東から南に下る尾根を辿ってみます。
すると、すぐに何やらあるようです。表参道なので本来なら下から登りたいところですが、諸事情で逆打ち?です。
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12/10 10:31
すると、すぐに何やらあるようです。表参道なので本来なら下から登りたいところですが、諸事情で逆打ち?です。
「武尊大権現」の石塔でした。「上州新田郡前小屋村/明治四未三月吉日(1871)青木兵・・」
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12/10 10:31
「武尊大権現」の石塔でした。「上州新田郡前小屋村/明治四未三月吉日(1871)青木兵・・」
向かいの石尊山?が良い山容です。
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12/10 10:38
向かいの石尊山?が良い山容です。
「一丁」石は見落としたかな?
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12/10 10:41
「一丁」石は見落としたかな?
次は何の石塔かな?ワクワクします。
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12/10 10:42
次は何の石塔かな?ワクワクします。
「大江女護神」、ちょっと変わった表記です。「明治四未三月吉日(1871)/山田郡黒川村原嶋久五良」
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12/10 10:43
「大江女護神」、ちょっと変わった表記です。「明治四未三月吉日(1871)/山田郡黒川村原嶋久五良」
ちょっとした鞍部に
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12/10 10:49
ちょっとした鞍部に
「二丁」石が建っていました。
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12/10 10:50
「二丁」石が建っていました。
ちょっとした峰にも何やら・・・
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12/10 10:52
ちょっとした峰にも何やら・・・
「火産神社」。こちらも「明治四未三月吉日(1871)/久保政吉」
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12/10 10:55
「火産神社」。こちらも「明治四未三月吉日(1871)/久保政吉」
その峰越しに南東に下る尾根もよさげですが、今回は此処から南東方向に下ります。
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12/10 10:59
その峰越しに南東に下る尾根もよさげですが、今回は此処から南東方向に下ります。
ほどなくちょっと岩々してきたら、
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12/10 11:00
ほどなくちょっと岩々してきたら、
御座にふさわしい岩場があり、その上に
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12/10 11:06
御座にふさわしい岩場があり、その上に
破損した神像の部材が置かれていました。
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12/10 11:08
破損した神像の部材が置かれていました。
台座には「真精講 東京赤□町 願主 住吉左門」
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12/10 11:08
台座には「真精講 東京赤□町 願主 住吉左門」
三笠山刀利天宮のようです。
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12/10 11:11
三笠山刀利天宮のようです。
岩の下に石碑があります。
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12/10 11:12
岩の下に石碑があります。
三笠山
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12/10 11:14
三笠山
残念ながら上部が欠けています。「(三笠)山大神」「(カケ)六年十月 真精講社中/(カケ)講義中山鉄次郎謹書」中山氏は山頂石祠では“講長”の肩書があります。
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12/10 11:15
残念ながら上部が欠けています。「(三笠)山大神」「(カケ)六年十月 真精講社中/(カケ)講義中山鉄次郎謹書」中山氏は山頂石祠では“講長”の肩書があります。
御嶽山を見上げます。
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12/10 11:21
御嶽山を見上げます。
歩きやすくとてもいい尾根です。
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12/10 11:23
歩きやすくとてもいい尾根です。
眼下はゴルフ場。街並みの向こうは八王子丘陵、左奥は金山(ここも里山御嶽)かな。
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12/10 11:26
眼下はゴルフ場。街並みの向こうは八王子丘陵、左奥は金山(ここも里山御嶽)かな。
あのとんがり頭は桂山というみたい。
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12/10 11:26
あのとんがり頭は桂山というみたい。
あの岩の上にも
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12/10 11:39
あの岩の上にも
何か置かれているようです。
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12/10 11:39
何か置かれているようです。
八海山大頭羅神王。お顔はありませんが、造形ははっきりしています。
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12/10 11:42
八海山大頭羅神王。お顔はありませんが、造形ははっきりしています。
桂山、なかなか良い眺めです。
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12/10 12:00
桂山、なかなか良い眺めです。
「四丁」石と石塔、
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12/10 12:01
「四丁」石と石塔、
「(金)比羅神社/明治四未年六月吉日(1871)願主久保政吉」
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12/10 12:01
「(金)比羅神社/明治四未年六月吉日(1871)願主久保政吉」
そして尾根の端に「普寛霊神」碑があります。「明治四十三年十一月(1910)真精講社中/神習教管長従六位吉村正秉書<落款>」
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12/10 12:04
そして尾根の端に「普寛霊神」碑があります。「明治四十三年十一月(1910)真精講社中/神習教管長従六位吉村正秉書<落款>」
木曽御嶽山開闢普寛行者。
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12/10 12:05
木曽御嶽山開闢普寛行者。
何かの台座が残っていました。正面に「<講紋>真精」、右側面に「明治三年三月大吉日」(1870)
5
12/10 12:13
何かの台座が残っていました。正面に「<講紋>真精」、右側面に「明治三年三月大吉日」(1870)
なだらかな山頂部を見上げます。御嶽ブルー。
4
12/10 12:15
なだらかな山頂部を見上げます。御嶽ブルー。
また台座がありました。その前方に倒れた霊神碑がありました。
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12/10 12:18
また台座がありました。その前方に倒れた霊神碑がありました。
台座は先程の物と全く同型、同銘のものでした。御足が残っているので、あきらかに刻像があったようです。
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12/10 12:20
台座は先程の物と全く同型、同銘のものでした。御足が残っているので、あきらかに刻像があったようです。
表側になっている碑の背面には田中仙八氏の経歴があります。
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12/10 12:21
表側になっている碑の背面には田中仙八氏の経歴があります。
「発起并世話人」には真精講の方々。石工銘もありました。「石工 境野 河内萬吉」
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12/10 12:24
「発起并世話人」には真精講の方々。石工銘もありました。「石工 境野 河内萬吉」
碑の正面は「(□照玉彦)霊神/神習教管長従六位吉村正秉書」
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12/10 12:33
碑の正面は「(□照玉彦)霊神/神習教管長従六位吉村正秉書」
そして「一心霊神/神習教管長従六位吉村正秉書<落款>」背面に
「明治四十三年十一月(1910)真精講社建之」、講元は大川繁右衛門、先達は廣沢 中山朝長太郎、発起世話人は中山鉄次郎、最後に
「石工 境野 金子仙治」
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12/10 12:38
そして「一心霊神/神習教管長従六位吉村正秉書<落款>」背面に
「明治四十三年十一月(1910)真精講社建之」、講元は大川繁右衛門、先達は廣沢 中山朝長太郎、発起世話人は中山鉄次郎、最後に
「石工 境野 金子仙治」
一心行者。普寛行者最後の弟子。御嶽講四代講祖の一人。
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12/10 12:39
一心行者。普寛行者最後の弟子。御嶽講四代講祖の一人。
柵の向こうはG場。
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12/10 12:54
柵の向こうはG場。
旧参道はこの先はG場になっているようです。不動尊があるようなので、機会があれば許可をいただいて拝見したいものです。
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12/10 12:56
旧参道はこの先はG場になっているようです。不動尊があるようなので、機会があれば許可をいただいて拝見したいものです。
ゴルファーの方に気づかれないように、静かに山中へ入って行きました。踏み跡は途中でわからなくなりましたが、適当に尾根に上がりました。
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12/10 12:59
ゴルファーの方に気づかれないように、静かに山中へ入って行きました。踏み跡は途中でわからなくなりましたが、適当に尾根に上がりました。
桂山の山容がきれいな三角形です。
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12/10 13:13
桂山の山容がきれいな三角形です。
意外に小広い桂山281m山頂部。山名板はありません。
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12/10 13:21
意外に小広い桂山281m山頂部。山名板はありません。
桐生市の基準点がありました。「N0.3」がちょっとうれしい!
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12/10 13:21
桐生市の基準点がありました。「N0.3」がちょっとうれしい!
枯葉の積もる尾根を行きます。もちろん脳内BGMはマイルスというかキャノンボールアダレイの♬オータムリーブスをリクエスト。
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12/10 13:50
枯葉の積もる尾根を行きます。もちろん脳内BGMはマイルスというかキャノンボールアダレイの♬オータムリーブスをリクエスト。
見覚えのある尾根に乗りました。
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12/10 14:01
見覚えのある尾根に乗りました。
山頂美の西端の桐生市基準点。N0.83です(笑)
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12/10 14:05
山頂美の西端の桐生市基準点。N0.83です(笑)
お腹が空いたのでオヤツにします。お昼は下山後と考えていたので、持参せず。最近このパターンが多くなっています。頭の中のコースタイムに体がついていかなくなりました。
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12/10 14:13
お腹が空いたのでオヤツにします。お昼は下山後と考えていたので、持参せず。最近このパターンが多くなっています。頭の中のコースタイムに体がついていかなくなりました。
何かご立腹な感じの御嶽大神。でもとっても居心地良好でした。
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12/10 14:15
何かご立腹な感じの御嶽大神。でもとっても居心地良好でした。
本日は自作の異物混入防止スパッツが功を奏しました。
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12/10 14:27
本日は自作の異物混入防止スパッツが功を奏しました。
胡桃のコカリナで♬メロディ〜エピローグ(チャゲ)をメドレーで。
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12/10 14:33
胡桃のコカリナで♬メロディ〜エピローグ(チャゲ)をメドレーで。
午前中逆光で見えにくかった祠の銘が見やすくなりました。
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12/10 14:40
午前中逆光で見えにくかった祠の銘が見やすくなりました。
「文久二年四月(1862)鎮座/大正十三年十月(建)宮」(1924)。※実際は逆さまになっています。
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12/10 14:40
「文久二年四月(1862)鎮座/大正十三年十月(建)宮」(1924)。※実際は逆さまになっています。
山頂でまったりしたお蔭でダイヤモンド御嶽のご褒美。
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12/10 15:02
山頂でまったりしたお蔭でダイヤモンド御嶽のご褒美。
下山はノーマルにこちらから。白葉峠に降りてゴールです。
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12/10 15:10
下山はノーマルにこちらから。白葉峠に降りてゴールです。
R140を熊谷から花園ICに向かう途中にある『キングス』、店名が変わってからは初でしたが、ビュッフェ形式は同じ。
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12/10 16:50
R140を熊谷から花園ICに向かう途中にある『キングス』、店名が変わってからは初でしたが、ビュッフェ形式は同じ。
こちらにサラダ、デザート、ドリンクバー(今回ホット無)で1580円。食べ放題のナンは焼き立てでおいしかったです。カレーが少し冷め気味だったのが残念。でもお替りしてお腹いっぱい!
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12/10 16:59
こちらにサラダ、デザート、ドリンクバー(今回ホット無)で1580円。食べ放題のナンは焼き立てでおいしかったです。カレーが少し冷め気味だったのが残念。でもお替りしてお腹いっぱい!
<参考>真精講と言えば、日光の大真名子山にとても立派な銅製の神像を建てています。
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10/3 10:44
<参考>真精講と言えば、日光の大真名子山にとても立派な銅製の神像を建てています。
「當國足利郡小俣村 発起 大川繁右衛門(頻盃)」
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10/3 9:14
「當國足利郡小俣村 発起 大川繁右衛門(頻盃)」
八海山大頭羅神王像
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10/3 9:12
八海山大頭羅神王像
三笠山刀利天宮像
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10/3 10:12
三笠山刀利天宮像
御嶽山座王大権現像と女峰山。
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10/3 10:55
御嶽山座王大権現像と女峰山。
首都圏近郊の里山の宿命と言っていいのか、G場、最近ではソーラーパネル等の開発の波にのまれて小さな寺社の参道や旧道は消失してしまったものがたくさんあるようですね。石造物もいつまでも待ってくれているわけでもないので、見れるうちにせっせと歩きたいと思います。
コメントありがとうございました。それでは。 godohan
また栃木に来られたんですね歓迎です。
里山歩きには良い時期ですね。
このところカレー多いですね。
いつも美味しそうで見ています。
また栃木にお越しください!
そうですね、これからの季節は栃木の里山ちょくちょくお邪魔することになると思います!
hide-sakuさんと再会した大真名子と今回のお山は縁があったようで、その時の写真も追加しておきました。それから、本当いつもカレーばかりで申し訳ありません(笑)
コメントありがとうございました。 godohan
次々とワクワクが!!とっても、ワクワクしながら読ませていただきました!実際に歩いていたら、これはワクワクが止まりませんね✨ものすごい収穫✨山頂に御嶽山蔵王大権現像があるだけあって、やはり、いろいろ沢山あったのですね✨三笠山刀利天宮と、八海山大頭羅神王、お顔があったら、もっと嬉しかったけれど、それでも、godohanさんが識別出来るくらい残っていてよかったです。お足元しか残っていないのも、何があったのか気になりますね。G場の不動尊も、ご無事でいるうちにみせていただける機会が出来るとよいです。素晴らしい御嶽ブルーの空、気持ちの良い山歩きとなりましたね。こういう日は、石造物の写真を撮るのが難しいと思いますが、みんなきれいに撮られて流石です。真精講で大真名子山の立派な銅像と繋がったのもワクワクしました。ワクワクと共に、勉強になりました。ありがとうございます✨
白葉峠からは山頂直下がとても急登なので、旧参道尾根もそれを覚悟しましたが、拍子抜けするくらい歩きやすい尾根でした。ほんと三笠山と八海山の神像が御無事だったらどんなに興奮したでしょうね。神像の丸彫りはリアルに表現するとどうしても足元が細くなってしまうので、石造の場合かなり負担がかかるのでしょうね。それでも普寛、一心霊神碑に出会えたので満足しました。
『山紫水明』教えていただいて本当にありがとうございました。一般のガイドブックではまず紹介されない山が満載で非常に役立ちます。それでは。 godohan
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