砥石城跡から東太郎山〜下山は金井ルート[上田の里山]
- GPS
- 05:55
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 974m
- 下り
- 976m
コースタイム
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 5:52
天候 | 晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
砥石城跡周辺を除いて、整備された登山道ではない。 ・砥石城跡入口〜金剛寺への分岐:砥石城跡周辺の散策路として整備されている。 ・金剛寺への分岐〜東太郎山:踏み跡をたどる。基本的には尾根をたどればいいが、尾根の分岐や平坦になった場所では進む方向を見定める必要あり。マークはところどころあるが、肝心な場所になかったりする。各ピーク直前はどこも急登。落葉で足元が滑る。特に1201の台地に東側から登る箇所(標高1100〜1150)は厳しい。 ・東太郎山〜金井登山口:踏み跡は比較的明瞭。わかりにくい箇所にもマークがある。ただ、倒木が邪魔をし落葉が積もった道が滑るので歩きやすくはない。 |
写真
感想
雪を楽しめるような山も、まだ積雪はいまひとつというところ。そこで、あまり道のはっきりしない里山歩きに出かける。ひたすら樹林帯の中を歩く一日になると思っていたが、1053ピーク前後の明るい雑木林は嬉しかったし、東太郎山東面の伐採地からは予想外の展望を得ることができた。
砥石城から東太郎山へ登った山行記録は、過去にほんの数件しか見たことがない。以下、ルートについて、少し細かく触れたいと思う。
(以下、ルート詳細)
真田丸の幟がたつ砥石城入口の駐車場から歩きはじめる。砥石城・本城・枡形城を過ぎ、「金剛寺・松代」を示す道標のある鞍部までは整備された道。その鞍部からは正面の尾根の踏み跡を登って行く。最初は思っていたよりも明瞭な踏み跡。
950m圏の小ピークに向けては踏み跡が錯綜するが、やや左へ巻き気味に進む。その先、右から尾根が合流したあたりは平坦になり、進む方向が分かりにくいが左の尾根をたどる。どんどん急になる斜面を登って1053ピーク。北に下った鞍部周辺は落葉の雑木林が美しい。1090圏小ピークの先も平坦で明るい雑木林だが、すぐに急斜面になる。ここが今日の行程でもっとも厳しい登り。急な上に落葉が滑り、足元を確保しながら登るのに苦労する。登り着いた1201台地の東端には倒木で崩れたような藪の中に祠がある。西に尾根をたどり、1201ピークへ。
1201の西側斜面の下りは、木枝につかまりながらの急下降。鞍部から東太郎山へ登りはじめると右手一帯は伐採地になっていた。展望はよい。伐採地の中の作業道を登って行けば、さらに視界は開ける。北には飯縄山や戸隠連峰。北東には四阿山と根子岳。東には烏帽子岳。いずれも山頂部を白くしているが、やや雲にかすみ気味。
伐採地最上部から樹林の中を登り、東太郎山山頂へ。木々に囲まれて展望はまったく得られない。こんな山頂なのに3回目の訪問。下山は金井へ。往路よりもマークは頻繁につけられているが、歩きにくい所もけっこう多い。途中、大久保への下山路を左に分け、林道に出る道を右を分け(いずれの場所にも道標などはない)、岩の上に鎮座した石祠は左下を巻いていく。周囲のカラマツはアカマツにかわり、尾根の左下を下る。標高1,000m付近ではマークに従って左の尾根へ。
920三角点は右下を巻き、標高830m付近で祠の脇を過ぎると、アカマツ林の作業道のような道になるが、倒木と落葉で別に歩きやすいわけではない。木枝も張り出し邪魔をする。送電鉄塔の脇を通り、ネットが張られた広い尾根から左下に分岐して下れば、畑地があらわれ車道に出る。あとは車道を歩いて、砥石城入口まで戻った。最後の車道歩きがやや登りになるのがうれしくないところ。
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