岩手山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,408m
- 下り
- 1,393m
コースタイム
8:15馬返しキャンプ場-9:00一合目-9:30二合目-12:30七合目-12:50八合目避難小屋
<8/24>
3:50八合目避難小屋-4:40岩手山山頂5:05-5:40八合目避難小屋8:30-11:00一合目-11:55馬返しキャンプ場
天候 | 曇時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
無料駐車場有り |
写真
感想
年に一度のミッキーマウンテンクラブ、日帰りできる山と思って気楽にかまえていましたが溶岩砂礫の道はなかなか手強く下山後はがっつり筋肉痛になりました。深田久弥が「最も端正に見えるのは東側からであるが、しかしそこから頂上に登った時、この山は下から察したほど単純でないことを悟るであろう」と日本百名山に書いていますが 本当にその通り。登ってみると 下から見た山容や地図から想像するのとは全然ちがうステキ山でありました。八合目避難小屋に泊まっての夕食(自炊 しかも全然手伝っていなくてすいません)と担ぎ上げたビール(小屋前の湧き水で冷やしたの最高)久しぶりのみなさんとワイワイお喋り 暗いうちから歩いて山頂でのご来光…などなど。今年いちばん楽しい山行でした。避難小屋前からまったり眺める景色もよかった!岩手山は私の中のまた登ってみたい山リストに追加されました。
<1日目>
東北遠征は百名山・岩手山へ。十分日帰り可能な山ですが今回は宿泊、自炊もイベントの一環?!、15名団体様で八合目避難小屋に泊まり翌朝御来光を拝みました。
馬返し登山口には避難小屋で使う用の薪が積まれており、余裕のある人は歩荷をと。今回は1泊で荷物も左程重くなかったし面白そうで話のネタにもなるし、いやいや勿論小屋のために!、2つほど薪を積んでみました。
新道と旧道が下は2.5合目から、上は7合目から分かれており、登りは新道・下りは旧道コースを行きました。大勢ということもありペースはゆっくり目で休憩も多く、新道は樹林帯が多く急でしたがあまり労せず登れました。やはりスピードと荷物の重さがキツさに比例してきます。お天気、前日までは岩手も雨続きだったそうで心配していましたがなんとか持ち直してくれ、山の中腹から見た下界は青空のもときれいに見えました。ただ雲が多くすっくり快晴とはいきません。
八合目避難小屋は避難小屋という名称に違和感を持つほど立派なしっかりした小屋でした。おそらくこっちの方では北アなどの所謂山小屋というのはなくて、食事を出したりしない小屋で避難小屋というのかぁと。管理人の方も数名おり室内もトイレもきれいで完璧でした。風が強まり1日の登頂は早々やめ着替えをして快適モードに。毛布の貸し出しのみあるとのことで、エアマットとシュラフカバーを持参して更に毛布を一枚、良さげな寝床の完成です。マイシュラフがある人はそれを持参、様々でした。言われていたほど夜の寒さはなく快適でした。
さて、楽しみにしていた食事です。登山口で15人分の食料材料、またコンロや鍋を分担し、シェフの指示のもと下ごしらえから開始です。避難小屋、なんとそれぞれの場所でコンロを焚いて食事を作ってOK、これにはびっくり、自由だな〜。外でやるものだとおもっていました。夕食のメニューはパスタとサラダでした。ニンニク炒めるのはにおいの関係で外で行い、あとの調理は中で行いました。というか、行って頂きました、、お任せしてしまい御馳走になりました。トッピングもありすごく美味しかったです!ビール、ワインも豊富でさいこうでした。パスタはお湯を使い切る手法でなるほどと。気づけば小屋はほぼ満員となっており、それぞれの場所で美味しそうな楽しそうな宴会が催されておりました。こういう小屋は初めての体験で面白かったです。近場にもこういうとこあればいいのに。
<2日目>
夜中中外は風の音。それでも御来光4:44に間に合うよう頑張って早起きして出発です。3時ころから周りがざわざわし始めていました。真っ暗な中ヘッデンをつけて山頂目指します。不動平を過ぎた辺りから草がなくなるもろに風がふきつけます。火口の周りを半周ほどして山頂に到着、既に沢山の人で賑わっていました。雲が多かったですが、その合間から太陽が昇るのが見え、きれいでした〜。早起きして良かった!岩手山は信仰の山だそうで、山頂や道に石仏が据えられていました。しばし堪能してまたもや強風の中小屋に戻りました。あっという間にガスり、御来光の時はラッキーでした。
朝食はシリアル、ドライフルーツ添え。スキムミルクをお湯で溶かしてかけていて、なるほどと。スキムミルク、山に使えるな。これまたご馳走になりました。山料理楽しい。
下山は旧道から。旧道はザレ、ガレ多く火山って感じの道でした。足場悪くて何度か滑らせました。で、調子に乗ってたったか歩いていたらずるっといってこけてズボンを破いて血が出てしまった。尻も打ってイタタ、、あーあ、気を付けないとです。こういう道はルートファインディングや慣れが重要だなと思いました。そんなにきつい感じはなかったのですが、下山後筋肉痛が結構きたのでやはり足に来たのかなと。
無事馬返しに到着し、おつかれさま!岩手山、いいお山でした。小屋もよかったし。楽しい充実山行になりました!
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