御坂/三ツ峠(屏風岩)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 516m
- 下り
- 518m
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
御坂峠旧道の広場を利用。 |
写真
感想
N本さんのデビュー戦と言うことで本チャンを目指して三ッ峠でトレーニングを企画した。
早朝湘南を発って、13Kさん号で河口湖から御坂街道旧道を行く。「関東の岩場」の案内を当てにして行くが、こんな時にカーナビは大変便利。迷うこと無く行き着けるところまで行くことが出来た。
一寸した広場に数台駐車できるスペースがあり、小屋の荷揚げ用にナンバー無しのジープ(何とJ3も!)が3台程見かけられる。
毛無山(三ッ峠手前のピークをこう呼ぶらしい)山頂まで1時間ほどである。山頂の小屋には屏風岩を見渡せる瀟洒なテラス(!)が在る。
始めてみる三ッ峠の岩場だが想像以上のスケールで13Kさんと共に驚きの声を上げる。遠目にはほとんど垂直に見え、じゃあ帰ろうかという気分にもなる。
取り付きまでは表登山道を10分ほど下っていくが、Aki-CLさんのあいまいな記憶にだまされた13Kさんは沢筋を強引に降りていく羽目になった。
先ずは中央カンテ(60m,+)を目指す。ガイドによれば三ッ峠で最も人気のあるルートの1つとのこと。大きなモミの木が取付きの目印である。
登攀前に手順の打合せを綿密に行う。13KさんとAki-CLさんがロープを結び交互にリードするが、セカンドは更にロープを後に曳いていく。このロープをN本さんと自分がプルージックかユマールで確保して続いていく方法を採った。
さて中央カンテ。第1バンドまでのピッチを入れると4ピッチになる。3ピッチ目のクラックに沿ったところが一寸難しい。テラスでもなかなかの高度感が味わえるが、更に4ピッチ目では素晴らしい高度感が味わえる。評判どおりの好ルートである。
まだ時間は早い。それにまだ第3バンドに居るだけだ。山頂へはもう1ピッチ分の岩場が在る。
そこでAki-CLさんの勧めに従い権兵衛チムニー(検砲悗反覆鵑澄「チムニーは楽し」とAki-CLさんははしゃいで取付いたが、ザックを背負っていると正にスクイーズチムニーで爪先で壁面を突っかけながら辛うじて攀じる世界。ストローに詰め込まれた芋虫の気持ちを味合わされた。
ザックが無ければもう少しはましな体験だっただろう。よりによって13Kさんは新調したKarrimorのザックを背負っていた。
チムニーを抜けほんの少しのブッシュの踏み跡を行くとすぐに三ッ峠の山頂であった。
空気が澄んでいれば勿論絶好の富士の展望台だが、あいにくとガスが立ってきた。
皆結構疲労の色が出て、且つ、山荘に生ビールがあったことを揃いも揃って記憶していたため、全会一致で本日のトレーニングは終了!としてテラスで美味い生ビールを頂戴した。
オレンジ色のkarrimorのザックは1999年から使ってたので、2015年で16年目です。(^o^)
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