四阿山(バラギ湖〜茨木山〜リタイア)
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 427m
- 下り
- 428m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2009年06月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
6月ということで、元々は庚申山荘から皇海山に登ってコウシンソウを見てきたかったのですが、スケジュール的に土日うまく空いてくれることにならない週が続き、禁断症状が出てきてしまったので日帰りでいろいろ物色。その結果、武尊山に行くつもりだったのですが日曜の群馬県の天気は雨。それに対し長野県は晴れ。急浮上したのが四阿山。金曜に地図を買ったくらいの勢いでした。これが失敗のもとでした・・・。大体四阿山も半分は群馬県なわけだし。
それはさておき、金曜日の夜選んだコースがバラキ湖から一本調子に山頂を目指すコース。鳥居峠からでも良かったんですが。まさかあんなことになるとはねえ・・・。
日曜日。4時30分起床。あきる野ICから圏央道に入ります。順調に鶴ヶ島で関越に乗り、ひたすら北へ。渋川伊香保ICからJR吾妻線に沿って嬬恋村を目指します。ICから50km以上下道ですが信号もほとんどないのですいすい進み、思ったより早く登山口へ到着。「茨木山、吾妻山入口」の看板が目に付きます。駐車場は少し先に行って湖畔の湯付近に立派なのがありました。前夜雨が降ってたし足元が濡れそうなので、合羽のズボンを履いてから靴を履き、登山道へ入って行きます。最初はトラバースです。道は明瞭ですが、予想通り人気はぜんぜんないし、最初にあった「熊出没注意」が気になるので鈴を鳴らしながら進みます。立派な吊り橋で沢を一本越え、その先でぼろい橋で沢を越えて進んでいきます。
歩きながら「吾妻山」について一考。最初は単純ミスだろうと思ったのですが、良く考えたら吾妻川だしJR吾妻線だし、その端っこにある高い山だったら「吾妻山」という名前になっても全く不思議はないですよね。しかも「あづまさん(あがつまさん?)」「あずまやさん」良く似てるし、むしろ「あづまさん」が転化して「あずまやさん」?とか想像しながらにやにやしてたのですが、これも今となっては何余裕かましてんだよ、苦笑してしまいます。帰ってから調べてみた結果、どうやら信州側では「四阿山」、上州側で「吾妻山」と呼ばれていたというのが正解のようでした。
さて、さらにトラバース道を進み、「茨木山まで1000m」「900m」なんて標識を見てるといよいよ尾根への取付きの登り。それなりの傾斜ですね。高低差もスタートから1000m前後ありますからこれくらいは仕方ない。我慢して登っていると「七合目」の標識が。ここから少し傾斜もゆるみ、尾根にのっかった感じになります。そこから人登りして茨木山山頂。結構開けた感じの山頂ですが天気が天気なので何も見えません。少しだけ休憩してすぐ出発。道がV字になってて、少し下ります。その後はゆるい登りへ。尾根が結構広いのにリボンのようなものがほとんどないので、下りはいやだな、と思わされました。そうしたら・・・。
突然刈払いが全くなくなりました。広葉樹の中に一面のササ。背丈は膝くらいかな。少しササを掻き分けて進んでみましたが、道が復帰してくる様子もなし。登りだけだったら突っ込んでも何とかなるとは思ったんですけど、これでは下りに迷う危険が高いといわざるを得ず、やむなく撤退を決断。とぼとぼ下りながら何度も後ろを振り返ってみましたが、特に分岐もなかったように思ったんですけど・・・。尾根の登りなんて普通一本道ですよね。車まで戻ってきましたが、何かしばらく茫然自失したままで、着替える気が湧いてきませんでした。気を取り直し、着替えて湖畔の湯で一休み。500円という安さなのにかなりきれいでいいところでした。ま、時にはこういうこともありますよね。そう思うしかありません。必ずリベンジします。
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