初登山で富士登頂を達成させてみた(富士宮口から下山は御殿場ルート)
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
![](https://yamareco.info/include/imgresize.php?maxsize=90&crop=1&fname=%2Fuploads%2Fypba9010986d0688f.jpg)
- GPS
- 11:38
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,478m
- 下り
- 1,468m
コースタイム
- 山行
- 0:31
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 0:38
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 4:47
- 合計
- 10:22
天候 | 夜中0時前後は霧・小雨、それ以外は晴れもしくは乾いたガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
最終便は22時発です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雨で湿っていて、砂埃が立たず快適でした。 |
その他周辺情報 | お胎内温泉700円 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
埼玉の朝霞で初登山者1名をピックアップ、
20時に府中で初級の中1名ピックアップ。
圏央道を使って御殿場に向かいますが、結構距離ありますね。
22時の最終バスを逃すまいと車を走らせていると、
御殿場五合目登山口の分岐付近で、親子シカに接触しそうになった。
親シカが先に道路に出てきたので、慌ててブレーキ。
ギリギリ間に合ったけど、絶対逃げると思ってノロノロ動き出すと
我関せずという勢いで、堂々と親子して車の3m手前を通過。
マジでクラッシュしたら、ウチの車は軽自動車なので、廃車ですよ。
水ヶ塚駐車場に2150に到着し、駐車料金徴収の係員にバスの場所を聞き
誘導係にバスの近くに停めたいと懇願し、何とか滑り込みセーフで補助席乗車。
バスはワイパーを動かしながら、35分ほどで五合目に到着。
売店の軒先で、軽食を取って、装備を整えながら、1時間ほど高度順応。
23時で売店営業修了&消灯。
とりあえず、小雨が降っているのでレインウエアを着て、2325登山開始!
と思ったら雨は止んでいた。
リアルタイムアメダスをネットで調べたら、0時前後だけは雨が降るっぽい。
湿ったガスで雨降っているのと同じ状況、
ザックカバーつけるか、レインウエア着るか、悩むがとりあえず不精せずに装着。
初登山の後輩に、歩き方・ペース配分、食事・水分のとり方、色々指導しながら
各山小屋で休憩を多めに取って、天気は見方していると信じて焦らずに確実に歩を進めた。
山頂手前では、噂通りの大渋滞、ペースを保てなくなった人が多いようで
登山道の幅のある所でパスさせて頂く。
無謀にもコースを外してショートカットする人。
渋滞を無視して突き進む人。マナー違反が目立ち、残念に思った。
山頂手前で日の出時刻(5時)を迎えると、雲海が荒れ出し、
ガスが下から迫ってくると同時に、上からもガスが降り注いできた。
火口を見せたかったが、これだけはどうにも出来ない。
初登山の後輩は元気だったが、もう一人の後輩がグロッキー。
お鉢巡りも余裕があればとは思ったが、御殿場ルートで下山することにした。
見ると富士宮ルートは、登山者と下山者で大渋滞。
御殿場ルートは下山者が大勢歩いていた。
下りに使うには、段差が少なく、狭い場所もないので、渋滞は起こりにくい。
ダブルストックでサクサクっと下ると、前方の方々が道を譲ってくれて、
順調に下るが、あれ、後輩達が着いて来ない。
今回見付けたいと思っていた長田尾根の記念石碑を発見し、そこからの展望が素晴らしかった。
(本当は長田さんの供養碑も拝みたかったが、宝永山の下なのか?)
そこで、食事をしながら、寝転がりながら待つこと30分、やっと来た。
後輩はまだ頭痛が残っているようだ、後に話を聞くと、高山病気味で気持ちが悪くなってから
食事を取っていなかったとのこと、シャリバテ・低体温気味のようでした。
エナジーぜりーを二本飲ましたら、少しはマシになった様子。
私がダブルストックを持つと暴走してしまうので、
初登山の後輩にダブルストックの使い方を教えながら歩くことにした。
まぁ、最初はコツがつかめず、リズムが全然なっていなかったが、後半には様になっていた。
が、大砂走りで足首の筋肉を酷使したらしく、一気にペースダウン。
まぁ、ここまで8時間以上歩いているのだから仕方ない。
夜間の雨で砂は湿っており、砂埃は立ち上がらず、快適に歩けました。
宝永山の分岐手前ではガスガスだった宝永山周辺は、私たちが到着すると
見る見るガスが抜け、宝永火口や富士山頂、駿河湾全景、雲海が素敵でした。
宝永火口に降り立ち、6合目小屋まで近いと思っていたが
結構な距離と登り返しがあり、最後の最後で苦労させられた。
登り6時間、下り5時間半、休憩時間は多かったけど
通勤以外に普段は運動していない後輩君、この長丁場をよく歩ききったものだ。
下山後の温泉で足を確認したが傷めたのは足首だけで、それ以外は豆粒ほどの靴擦れがあっただけ。
何か素質があると思われる。これから山にどんどん連れ出したい気持ちだ。
そもそも、登山経験が全くない人を
富士山にいきなり登らすこと(しかも弾丸)は無謀と思えるでしょうが、
天気判断と高度順応、歩き方、呼吸方法、ペース配分、水分・食事を
しっかり言った通りに忠実にやってくれる人を選びました。
あと体重が軽い(三人とも55kg未満)って言うこともポイントかなと。
膝への負荷が比較的軽いからね~
もう一人の後輩君には、登山の時にはニコレットで我慢して貰うことにします。
コメント
この記録に関連する登山ルート
![](https://yamareco.info/include/imgresize.php?maxsize=90&crop=1&fname=%2Fmodules%2Fyamainfo%2Fupimg%2Fpt%2f6b3469bc9edb91da32cf5c2e70b4ff17.jpg)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する