寄沢、コシバ沢の静かな山歩き

2022年12月29日(木) [日帰り]

• GPS: 06:20
• 距離: 11.2km
• 登り: 1,392m
• 下り: 1,392m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:27
• 休憩: 0:52
• 合計: 6:19

7:03 寄大橋
7:12 7:12 後沢出合
7:16 7:18 宇津茂林道終点(=登山口)
8:03 8:04 釜場ノ平
8:12 8:13 寄コシバ沢
8:50 8:51 鍋割峠
9:05 9:05 オガラ沢分岐
9:14 9:23 鍋割山
9:23 9:24 鍋割山荘
9:25 9:26 鍋割山
9:37 9:37 鍋割峠
9:59 10:00 寄コシバ沢
10:37 10:43 雨山峠
11:20 11:49 雨山
12:11 12:11 檜岳
12:44 12:44 中沢橋分岐
12:54 12:54 H22・H23成長の森案内図
13:22 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

寄大橋を渡ったところに10台くらい駐車できるスペースがあります。橋の手前も何台か停められます。

コース状況／危険箇所等

コシバ沢はテープを辿れば迷うことは無いでしょう。雨山峠を経由するよりコシバ沢から鍋割峠に出たほうが、鍋割山に行く時間は短いと思います。
寄沢の上部は土石流に埋まってしまったようです。かつての静かな沢の流れは失われてしまいました。
檜岳から南東尾根の取り付きはやや分かりにくいが、経路は明瞭でジグザグの道はとても歩きやすい。

写真

12/29 7:11

寄沢沿いの舗装路を進みます。向こうの山に朝日が当たってます。

12/29 7:24

一旦降って沢沿いの道に戻りますが、崩壊していて道が分かりにくくなってます。

12/29 7:29

すぐ上流で渡り返します。堆積した広い土石の河原。

12/29 7:32

ちょっと親切すぎるテープの量

12/29 7:35

大きく崩れた斜面の下を通ります。

12/29 7:36

比較的新しい崩壊跡です。

12/29 7:40

親切な看板。

12/29 7:41

渡渉を繰り返します。

12/29 7:42

やや歩きにくいが、このワイルド感がたまらん。

12/29 7:55

矢印の方向には岩が堆積していて、上に道が付けられてました。

12/29 7:56

激しく崩れている。

12/29 8:02

釜場平に到着。ベンチがあるので休憩。

12/29 8:10

ここは昔と変わらぬ美しい尾根、

12/29 8:12

コシバ沢に到着。いつもは沢を渡って向こうの尾根に登って行きますが、今日は右折、コシバ沢を登って行きます。

12/29 8:24

半分くらい登って振り返ったところ。そんなにキツく無い。

12/29 8:27

テープが尾根の方に沢山あります。沢を外れ左に行くようです。

12/29 8:35

谷を詰めると水が出てきて崖になり、とても歩けそうにありません、尾根に乗った意味がわかりました。

12/29 8:42

急登が少し続きます。

12/29 8:45

正面に鍋割山

12/29 8:50

鍋割峠に到着。

12/29 8:51

鍋割山へ。

12/29 8:55

同角の頭。

12/29 8:55

左から、同角の頭、檜洞丸、臼ヶ岳、蛭ヶ岳。

12/29 9:33

熊木沢と蛭ヶ岳。

12/29 9:09

鍋割山に到着。うどんは10時半から。1時間以上早く着いて待っている人が数人いました。

12/29 9:10

今日は完璧な景色です。

12/29 9:14

富士山と南アルプス。

12/29 9:15

12/29 9:21

12/29 9:25

12/29 9:59

鍋割山で景色を堪能したら、ピストンでコシバ沢出合まで戻ってきました。
こここらが今日の目的、綺麗な沢が残っているか確かめに行きます。

12/29 10:05

コシバ沢から登り詰めたこの辺りから核心に入って行きます。

12/29 10:07

右からの落石に注意。

12/29 10:09

すっ飛んできて木の枝に挟まった石。何年も前からこの状態です。

12/29 10:13

やばそうな橋です。

12/29 10:15

12/29 10:15

12/29 10:15

以前より石が多い気がする。

12/29 10:21

なんかカラフルな旗が奇抜でした。

12/29 10:22

水がありません。

12/29 10:23

わずかな水たまりは凍っていました。

12/29 10:24

綺麗な沢は無くなってしまったのか。

12/29 10:26

さらに行くと、僅かに沢の雰囲気が残されていました。

12/29 10:27

12/29 10:28

凍った沢の渡渉は気を使います。

12/29 10:29

最後は凍氷の沢を詰めて行きます。

12/29 10:30

またげる程の幅なので、滑り止めは無くても大丈夫でした。

12/29 10:31

道標もこんなに埋まっています。

12/29 10:33

無惨。

12/29 10:34

この辺の沢底が崩れて下に流されて行ったようです。

12/29 10:35

あちこちに桟橋の残骸が。昔と歩けるコースが変わっています。

12/29 10:36

12/29 10:38

ようやく、雨山峠に到着。寄から鍋割山に行くには、コシバ沢を通った方が早い気がします。

12/29 10:42

再び富士山を眺めながら、檜岳を目指します。

12/29 10:47

雨山の途中までは急登です。

12/29 11:00

途中から尾根が広くなり、道は無いので適当に登って行きます。

12/29 11:10

到着。

12/29 11:11

霞んでる。

12/29 11:21

お腹が減ったのでここでご飯にしました。風もなく穏やかで、ゆっくり休憩しました。

12/29 11:49

檜岳に向かってマッハごー！

12/29 11:54

木々の向こうに主稜を眺めながら歩きます。

12/29 11:56

お昼前には富士山に雲がかかってきました。

12/29 11:57

崩壊地の向こうに檜岳が目の前に見えます。

12/29 12:09

到着。ベンチがあるけど日陰です。

12/29 12:13

この杭の辺りから左手に逸れ、下る尾根を探します。

12/29 12:18

すぐに見つかりました。道はハッキリしていて歩きやすいです。

12/29 12:20

途中からつづら折れの道に。

12/29 12:21

正面の景色が良いです。

等高線はかなり詰まってるけど、ジグザグ道のおかげでとっても歩きやすいです。

12/29 12:53

途中にはミツマタの群落が。

12/29 12:58

成長の森の看板まで降りてきました。ここまで来れば安心。

12/29 13:01

この先は遊歩道のような道でした。

12/29 13:06

赤い雨山橋が見えてきました。

12/29 13:11

12/29 13:16

鍋割峠と、鍋割り山。

12/29 13:24

寄大橋に戻ってきました。

撮影機器：

iPhone 13 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

oysam

2019年の台風以降、どうなっているかずっと気になっていた寄沢から雨山峠までの道を確かめたかったのと、途中のコシバ沢から鍋割峠までの道もずっと気になっていたので、両方を歩いてきました。

寄沢から雨山峠までの道は、思ったほど荒れてはいなくて、問題無く通れました。新しい作業用のテープもあちこちに見られ、登山者は少なくても水源の森として頻繁に人が入っているようで、荒廃に向かっている様子は無かったので安心しました。
でも、上部の美しい沢の流れは土石流の下に埋もれてしまったのか、殆ど見ることができませんでした。もしかすると土中で凍って水が滲み出ていないだけの気もするので、もう少し暖かくなったらまた行ってみようと思います。

これまで敬遠していたコシバ沢の登りも、上部に若干わかりにくい箇所もありましたが、問題なく登ることが出来ました。鍋割山に行くならこちらのルートの方が雨山峠を経由するよりも早いと思います。

今年最後の山行が、とても穏やかな天候の中、最高の景色に恵まれ終えることが出来て幸せです。
1年間、ありがとうございました😊