船岡山 いにしえの平安京を偲んで
- GPS
- 02:59
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 49m
- 下り
- 62m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
阪急電車 大宮駅乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
主に町歩きですから危険な場所などはありません。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
---|
感想
現在の京都御所は平安京の内裏とはまったく違うと知ったのは、つい数年前のことでした。京都市街地の地図を見ると、京都御所より西側に東寺と西寺跡があり、これはおかしい。今の京都御所は室町時代以降のもののようです。京都市民でも、どれぐらいの人がこのことを知っているのでしょうか。
では、平安京はどこにあったのかというと今の千本通が平安京の朱雀大路に当たり、丸太町周辺に内裏などがあった。平安京を造成するときには船岡山を起点として、そこから南に朱雀大路が伸びている。羅城門跡がちょうどこの延長線上にあり、確かに東に東寺、西に西寺跡があり納得させられます。
京都市平安京創生館(千本丸太町の少し西)に、復元された平安京の巨大な模型があり、平安京図会(300円)も売っています。この中の史跡散策図を持って船岡山から平安京跡を巡りました。
船岡山からは、東寺こそ見えませんでしたが、現代のたくさんの建物の間を真っ直ぐに南に延びる千本通(平安京の朱雀大路)を確認できました。いまでは、平安京時代の建築物は何一つ残ってないようですが、この辺りに内裏や大極殿や朱雀門があったのだと思いながら周囲を見回すと感慨深いものがありました。
京都市平安京創生館 書籍販売のご案内
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/asny1/souseikan/book.html#zue
北大路通を西進すると、左大文字の横顔が正面にあった。偉い人の
お髭のように右払いがくっきり見える。
それにしても市街地から見上げる山は、相変わらず電線に刻まれて
いることよ。
船岡山は「岡」というだけあって、高さが110m程度の丘のような山。
それでも、京都盆地を取り囲む山々はもちろんのこと、天王山から
生駒山まで目が届く。高層ビルがほとんどないので市街地は一通り
見渡せるが、縦横の都大路は電線網の底に沈んでいるようである。
平安宮大極殿や朱雀門のあった千本通を探すには、電線が頼り。
京都の町中を歩いていると、「○○跡」「○○遭難の地」など、な
にかと歴史的な名所旧跡の石杭・石碑に出くわす。それだけなら、
単に石碑があるだけ、空き地があるだけだ。しかも平安時代から明
治維新あたりまで、さまざまな時代の目印が混交している。
何かの出来事や時代にテーマを絞って歩き辿ればこそ、その距離の
中に歴史が感じられるのだろう。
そのうえで今回感じたのは、平安宮が南に向けて思いのほか傾いて
いること。まるで八百屋舞台。そして、内裏の各殿舎はけっこう密
集しており、内裏自体はこぢんまりしている。ある種の集積回路?
電線網のない平屋だらけの平安宮を船岡山から見下ろせば、いかな
心地であっただろうか。
坂道で信号待ちのバスはみな直方体がそのまま斜め
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する