天狗岳〜ニュウ〜縞枯山〜茶臼山（渋の湯から）

2022年12月29日(木) ~ 2022年12月30日(金)

• GPS: 15:51
• 距離: 28.5km
• 登り: 1,988m
• 下り: 1,979m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:51
• 休憩: 1:07
• 合計: 7:58

距離 11.6km 登り 1,185m 下り 903m

7:32 スタート地点
8:34 唐沢鉱泉・渋の湯分岐
8:48 8:53 唐沢鉱泉
9:44 9:48 唐沢鉱泉分岐
10:41 10:52 第一展望台
11:18 第二展望台
11:57 12:03 天狗岳
12:19 12:25 東天狗岳
12:27 天狗の鼻
12:35 天狗岳分岐
13:03 13:15 中山峠
13:19 13:20 見晴らし台
13:29 中山分岐
14:14 14:36 ニュウ
14:41 稲子湯分岐
14:55 白駒ニュウ分岐
15:21 ニュウ方面分岐
15:30 白駒荘

2日目

• 山行: 6:48
• 休憩: 1:05
• 合計: 7:53

距離 16.9km 登り 804m 下り 1,084m

7:34 白駒荘
7:37 7:39 白駒の池
7:42 白駒分岐
7:47 白駒の池 駐車場&バス停
7:58 白駒の奥庭
8:13 麦草峠
8:18 麦草峠 駐車場
8:29 8:30 コケモモの庭
8:42 8:49 狭霧苑
9:07 コケモモの庭
9:27 9:28 オトギリ平
9:40 出逢の辻
10:00 10:03 五辻（東屋）
10:10 五辻
10:45 縞枯茶臼鞍部
11:00 11:05 縞枯山 展望台
11:15 11:23 縞枯山
11:30 縞枯山 展望台
11:36 縞枯茶臼鞍部
11:51 12:01 茶臼山
12:17 中小場
12:23 大石峠
12:33 茶水の池
12:40 12:41 麦草峠
12:58 麦草山
13:27 13:32 丸山
13:45 13:46 高見石小屋
13:53 13:57 高見石
14:00 14:16 高見石小屋
14:33 14:34 賽ノ河原地蔵
15:25 渋御殿湯
15:27 ゴール地点

天候

1日目：曇り
渋の湯−6℃〜西天狗岳−11℃〜ニュウ−11℃
2日目：曇り時々晴れ
白駒荘−9℃〜縞枯山−7℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

渋御殿湯の駐車場を利用（SG地点、千円／日）・・数km下には無料でとめられる駐車場もあります

アクセス道には積雪・凍結があり、坂の急な部分もあるのでスタッドレスに加えて4WDも必要な印象

コース状況／危険箇所等

コースはall雪道で、歩きやすい部分・歩きにくい部分様々でした・・主稜線と（たぶん）ボッカ道は良く踏まれていますが、人が入っていないコースにはスノーシューを使っても中々進まないであろう激ラッセル必至部もあり

渋の湯〜西天狗岳は、トレースがあったのは救いでしたが、不規則な踏み抜きやたまにある吹き溜まりでやや歩き難かったです・・西天狗直下のゴーロは、強風による吹き溜まりでグリーンロープや踏み跡が見えず、厳しい気象もあって少々苦労しました（写真11）

中山峠〜ニュウ〜白駒池は踏み固められていて、概ね歩きやすいコンディション

渋の湯への下山路として計画していた冷山歩道が懸念されて偵察すると、やはりノートレースの吹き溜まりで「自分には無理」と判断して計画変更（写真38）・・逆回りにした高見石経由のコースは、シッカリ踏まれたトレースあって問題ありませんでした

危険箇所は特にありませんでした

その他周辺情報

白駒荘（2食付1万2千円）・・設備等快適／食事内容盛りだくさん／入浴もできるなど、“山小屋テイストの旅館”といった印象です
https://yachiho-montblanc.com/

尖石温泉縄文の湯（茅野市外在住者600円）
https://www.city.chino.lg.jp/soshiki/chiikifukushi/1356.html

写真

12/29 7:32

渋御殿湯の駐車場から・・工事で奥まで入れないかも？との情報はありましたが、通行OKでした

12/29 7:45

登り口が判り難かったですが、登山道に入るとトレース明瞭（但し、不規則な踏み抜きあってやや歩きにくい）

12/29 8:51

唐沢鉱泉から〜

12/29 8:53

西尾根コースで西天狗岳に向います

12/29 10:03

2千6百m峰をリスペクトして今シーズン初の12本爪

12/29 10:46

「西尾根の樹林帯ってこんなに長かったっけ〜」でしたが、ようやく展望が開けました

12/29 10:46

仙丈ヶ岳だけ雲がかからず

12/29 10:52

第一展望台のP2416ですが、もうガスガス

12/29 10:53

霧ヶ峰方面はウッスラと見えました

12/29 11:17

樹氷は見ごたえあり

12/29 11:32

ゴーロは強風で厳冬期の洗礼・・グリーンロープや踏み跡が消えた部分も多くかなりの苦戦でした

12/29 11:34

一瞬ガスが薄くなり、第二展望台のピーク

12/29 11:56

慎重にルーファイしつつ西天狗岳登頂・・ハードコンディションだっただけに、標高以上に満足度が高い山頂でした

12/29 12:18

ホワイトアウトに近い中で東天狗岳が近そう

12/29 12:22

東天狗岳・・即座に下山開始です

12/29 12:32

人気の山だけにトレースあるのはありがたい

12/29 12:43

この標高になるとガスは薄くなってきました

12/29 12:48

稲子岳の奥は9月に登った西上州の赤久縄山〜御荷鉾山辺りのよう

12/29 12:57

振り返ると天狗の2トップ

12/29 12:59

西天狗岳

12/29 12:59

東天狗岳

12/29 13:15

中山展望台で12本爪をチェンスパにチェンジ・・主稜線は毎度よく踏み固められています

12/29 13:21

中山に向う途中から天狗岳・・モノクロも悪くないですね

12/29 14:13

ニュウに到着

12/29 14:20

何と富士山！・・北八で見えるのは珍しく寄った甲斐あり

12/29 14:21

浅間山には雲

12/29 14:22

奥秩父の国師ヶ岳〜金峰山は快晴模様

12/29 14:22

御座山も

12/29 14:22

明日向かう北横岳〜縞枯山方面

12/29 14:24

存在感があった三峰山

12/29 15:22

白駒池に到着・・氷結していて池の中もOKです

12/29 15:37

宿泊する白駒荘に到着

12/29 18:09

夕・朝の食事は盛りだくさんで〜

12/30 7:18

設備も快適な小屋（旅館なのかも）でした

12/30 7:35

翌朝（この時点では北横岳へ）スタート

12/30 7:38

ちょうど山の端からご来光♪

12/30 8:11

麦草峠では向っていた茶臼山にぶ厚い寒気の雲・・計画変更で、懸念されていた冷山歩道の偵察に

12/30 8:42

冷山分岐ですが、心配した通りノートレースのフカフカ雪・・計画通りで14時頃にここだと、梯子段を最後に外された感じで地獄を見たかも

12/30 9:08

下山は迂回が必要になったので北横岳をパスしてコケモモの庭〜縞枯山へ・・「もう1泊していくか〜」では済まない小屋完全予約の時代故です

12/30 9:12

南西には中央アルプスの南駒〜空木

12/30 10:30

青空が現れてくれるとヤッパリ気分↑

12/30 10:31

標高を上げてくると再び中ア

12/30 10:33

宝剣〜木曽駒

12/30 10:59

展望台から全国に数ある茶臼山の親分格

12/30 11:03

しかし南八ヶ岳は姿を見せてくれません

12/30 11:03

茶臼山展望台の奥に北岳！

12/30 11:04

縞枯山へ

12/30 11:22

山頂到着

12/30 11:22

北アなど高峰は見えませんが雪化粧でいい眺め

12/30 11:53

霧ヶ峰〜鉢伏山〜三峰山〜美ヶ原の標高はOK

12/30 11:53

車山〜鉢伏山

12/30 11:55

高峰は寒気の雲の中ですが〜

12/30 11:55

編笠山〜西岳〜鳳凰山は姿を見せてくれました

12/30 12:36

麦草峠に戻ってきました

12/30 13:33

丸山経由で迂回下山

12/30 13:42

渋の湯へのトレースが確認でき〜

12/30 14:00

高見石に寄り道

12/30 13:55

白駒池

12/30 13:56

浅間山も随分と雲が取れて来て天気回復傾向

12/30 13:56

茶臼山〜縞枯山

12/30 13:56

高見石小屋越しの中アは霞みます

12/30 13:58

丸山

12/30 14:44

賽の河原から〜

12/30 15:27

駐車場に帰着

12/30 16:00

帰路では青空が広がってきて、翌日守屋山に立寄って帰ることに

12/30 16:00

前日はキビしかった西天狗岳〜根石岳〜箕冠山

12/30 16:50

尖石温泉縄文の湯でサッパリして車中泊地探しへ

撮影機器：

DSC-HX90V SONY

ILCE-7M3 SONY

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

sht

今年の年末は冬型が続く予報で、チャレンジングな山行はしにくく北八ヶ岳へ。

実際、天狗岳は−11℃の気温に加えて強風とガスの洗礼で、中々キビしいコンディション。この日は、これ以上の標高だと自分には無理だったと思われ、無理なくしかも少し苦労もあった天狗岳はいい選択だったかなという印象です。

寒気の雲のせいで高峰の大展望満喫とはいきませんでしたが、雪化粧した北八の森は心落ち着く感じで、時折現われる青空とも相まって気持ちよいスノトレができました。