越百山 伊奈川今朝沢南沢
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,609m
- 下り
- 1,595m
コースタイム
- 山行
- 8:34
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 10:10
¶高低差;1473m (1140-2613)、夏道降りy=−11.85x(高低差-1303m、110min)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
ファイル |
(更新時刻:2018/09/22 09:22)
|
写真
感想
中ア前衛山脈の独標を一泊で行く計画だったが、好天は土曜だけとのことで前夜急遽日帰りに変更した。伊奈川支流今朝沢南沢の越百山西面沢。美濃の松っちゃんとは10年ぶりの沢だ。松の友達イシギワさんとイシハラさんの4人で。
前日の飲み会は水だけ飲んで3時半甲府発、2時間半かけて大桑村道の駅で美濃勢と合流。
伊奈川林道は山間に集落があって驚く。1時間も奥へ入るとダムがあって駐車場もある。こっち側にも中ア峻峰の登路がある。10台くらい停まっていたかな。林道をガツガツ歩いて入渓点、松は速い。水量は轟々だ。このところ雨続きだから。前にイシギワさんが来た時は涸れ沢だったような気がするとのこと。昭和61年の話ですが。
本流には手こずる滝はないけど、水量が多くて一枚岩の上をひょんぐっているナメなどがあり、四つ足フリクションで抜けるところもある。滑ったら悲惨だ。
南沢分岐を過ぎるとすぐ曲がり角の所に巨大チョック岩の右脇のクラックを激流が落ちる滝(5mほど)がある。水量が無ければ、あの右を行けるのかもしれないけど今回は大きく右岸を巻く。小さく巻くのは難しそう。懸垂25mで降りると、正面に二つ三つ滝が並んでいてその奥にしぶきを落とすやつが左から見える。しぶきのやつは20m弱直瀑で登れず、左岸のルンゼから巻く。このあたりから2300m過ぎるまで、数mの滝が連続。ザイル出す高さでも無いけど、バランスと摩擦と関節技を問う滝ばかり。
花崗岩の明るい開けた沢だ。巻きの最中など、デカい石が浮いていて、崩壊が特徴だ。御岳山が真後ろにあり、振り向くたび姿が見える。
ミヤマアキノキリンソウとかトリカブトとか咲く季節になってしまっている。
詰めの高さにもなって手こずる滝があり、右岸の薮を長く巻いて、降り立つと、もう難所はなかった。山頂にある花崗岩の岩塊を目指して、ハイマツ帯を行く。ヒザ下までの、楽勝のハイマツだ。
山頂で一時間腰を下ろして世間話した。本命だった独標、蕎麦粒岳の長い稜線は、見下ろす格好になるけど、気になる山脈だ。松は以前、文祥氏がこの稜線を三の沢岳まで2月に縦走した記録を郵便で送ってもらったという。
御嶽の脇に小秀山、遠く伊吹山、恵那山。悪沢から聖までも見えていたけど伊那谷から雲が上がって来た。昔から気になる、南アルプス深南部にある、目立つ双児峰は何だろう。未だに分からない。
夏道下山は早足で降りた。松はブランク10年でスピードは緩めなかったが、息が上がった、足がつったとは言った。こちらもまともな山は2ヶ月ぶりで、息が上がって足がつった。「一本でも多く乱取りしたほうが勝つんじゃ!(七帝柔道記)」を思い出した。松っちゃんの渓谷復活を祝して
泊まり山行の為に用意した「白州」を差し入れた。独標山行は月末かな。
甲府までの3時間の運転も僕には結構な核心部だった。高速道路はやっぱり怖いワ。牛乳500ml飲み干してがんばった。
長生きしたいわけじゃないけど明日のためにふくらはぎを揉んで床に入った。
中央アルプスの主たる水系で登り残しの今朝沢は、本流ではなく地図でも興味を惹く南沢へ。過去に大阪の「わっさかわっさか沢歩き」の遡行実績があり、この記録集から想像する以上のゴルゴル満足度は、、、、、無い。ゴルジュは無い。ただ雨後で水量多く、連瀑の沢で飽くことのない滝登りが源頭部まで続いて、中アにしては楽しめる部類に入る。人為的残置物も(メガネを除いて)皆無で、その点満足した。体育会系シャカリキ下山は中々堪えたが、y=−11.85xはここ近年の最高記録となろう。【遡行図有】
【gaoro氏の記録】
https://sspaces.exblog.jp/22365920/
20年前のジャージはいてんじゃないの?
あいかわらず元気ですねぇ。
ジャージだけ数年前に新調、その他は全部10年以上前のソービだった。
ジャージはいいけど筋肉痛がヒド〜イ。
十年振り、堂倉沢以来(2004.7)でしたか? 白州、ありがとう。
それはさておき、懸垂下降のドイツ語綴りが間違っているズラ。abですぞ。
仕事何とか遣り繰りして、本命にも行きましょう。
ホントだ、なんで間違えたズラ。メディカルずら。
今、北大七帝柔道のマンガ読んでます。寝技中心なんですね。読んでるこちらまで。肺胞潰れて圧死しそうです?
カンノヨウセイとか何とかとゆう、初めての夏の合宿で先輩が一年を騙す?もてなすのが、大掛かりで笑えます。
まろさん
マンガで読んでますか。ぼくはいま原作をラスト40ページのところでもったいなくて止まっています。北大柔道部、すぐ隣だったのにこんな青春があったなんて知らなかった。ウチワでなくても面白い本ですよ。
マンガは先日ちょっと立ち読みしましたらカンノヨウセイやっていましたね。
体言止めを封印したら、長くなってしまった。
http://sspaces.exblog.jp/22365920/
がおろさん
人の文章読むと、忘れていたこと思い出して凄くいいですね。
ユーゼットとか、どーでもいい話が10年後におもしろいんですよね!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する