金峰山
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,342m
- 下り
- 1,342m
コースタイム
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 5:39
- 山行
- 4:12
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 4:33
天候 | 9/4:曇り、9/5:曇り時々小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大日岩から登山道は一変し、岩ゴロ急登の厳しい道になる。 砂払ノ頭から稜線上の岩稜帯を歩くことになるが、岩を渡り歩く所が何箇所かあり、足の運びに注意が必要。 |
その他周辺情報 | アフターの温泉はラジウム温泉として有名な増冨温泉が便利。瑞牆山荘からのバスで途中下車、車内で立寄り湯の割引券がもらえる。 |
写真
感想
山行に二の足を踏むような天候不順が続く中、気象予報を参考に奥秩父の金峰山にでかけた。
韮崎からのバス(茅ヶ岳・みずがき田園バスという)はガラガラだったが、終点の瑞牆山荘では車が駐車場から道路に溢れていた。
天気は雨が降らないのがまだましという感じの曇空だ。
樹林帯を歩いて富士見平に、そのあと大日小屋までゆったりとしたシラビソの苔むした森の道が続き、ここは気持ちよく歩ける。
このあたりからずっと上の金峰の稜線までアズマシャクナゲが群生しており、開花時期に登りたいと思わせるものがある。
大日岩の小川山分岐の鞍部で行程のおよそ半分らしいが、ここから段差のある岩々のきつい急登が始まる。
森林限界を抜け砂払ノ頭に着くと前方の視界が開けるが展望は雲の中とやはり今ひとつ。
ここからは岩稜帯を行く。千代の吹上など変化に富んで飽きさせないが、歩くには少々やっかいな道で徐々にペースは落ちていく感じになる。
でもよく見ると雲の中に富士山が顔を出していて、後方の瑞牆山方面の山並みも確認できる。そして前方には五丈岩の雄姿が見えるようになりいささか元気がでる。
五丈岩前から金峰山の岩山の頂上へ。大展望とはいかないが、富士と南アルプスがわずかに雲の上に顔をだし、これはこれでなかなかのパノラマ風景が楽しめる。
金峰山小屋は空いていてゆったりでき、夕食にワインがつき、朝食はおかゆ、そして羽毛ふとんとグッドだ。ただトイレは小屋の外の旧式でいささか改良の余地がありそうだが。
小屋の前からは瑞牆山や小川山が望める。上空には月が出て、若干の夕焼けも見られた。夜半には星々がきらめいていて翌日への期待を持たせた。
二日目、朝起きると周りはガスの中、小雨交じりで風もある。この日は金峰山から甲武信ヶ岳までの縦走を考えていたが、金峰山頂上ではさらに天候条件が悪く縦走は断念することにした。帰りは小雨の中、坦々と瑞牆山荘に下りていくことになった。
こうなると楽しみは温泉と風呂上がりのビール、増冨の湯でさっぱりしてから帰路に着いた。
想像以上に岩の山だった印象の金峰山、再度花の時期に訪ねたいと思う。
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