大弛峠〜金峰山〜水晶峠
- GPS
- 08:49
- 距離
- 28.5km
- 登り
- 782m
- 下り
- 2,320m
コースタイム
- 山行
- 7:51
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 8:48
天候 | はれ のち くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
夫婦木神社 〜 バス 〜 甲府駅 (バス料金¥900) |
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況 ※金峰山〜御室小屋 途中ロープ、くさり、ハシゴあります。それぞれ通常の注意が必要かと思います。 金峰山頂からは岩稜帯を主体に降りますが、赤ペンキ(かなり薄くはなっております)を頼りに慎重に進みました。また途中からは、ピンクテープもところどころありました。 今回私はくさりが設置されている岩棚で転倒して眉の個所をカットして、翌日5針縫うことになりました。場所は岩棚の中間地点でした(2本目のくさりの開始地点からすぐのところ)。ほんの少し水が残っていた+苔がある部分に腰がひけた体勢で足をついたことでかかとの部分からすべったものと思われます。さらにくさりを握っていた状態だったので顔をかばうことが出来ませんでした。カットしたのは、眉の部分が岩にあたったのではなく、メガネのフレームと眉があたり、フレームでカットしたものと推察します。メガネと岩が接触したかは記憶にありませんが、メガネの損傷が無かったことを考えると接触していないのかもしれません。まったく一瞬の出来事でしたが、油断があったことは確かです。 ※御室小屋〜水晶峠〜造林記念碑〜林道 水晶峠までは、ピンクテープもあり、また踏跡もしっかりしていました。水晶峠を過ぎてしばらく行くと踏跡はかなりあやしくなりました。防火帯にくると広い尾根状態と同様なので、ただでさえ薄い踏み跡が散らばることで踏跡らしきものは見当たらなくなりました。それでも何とか造林記念碑に辿りつきました。造林記念碑は林道跨いだところにありますが、林道を跨いだ先は、踏跡不明瞭でかつピンクテープもまばらな状態で難儀しました。いよいよ林道に出る手前300mあたりのところで道を失い、コンパスとGPS頼りに林道になんとか出ました。 本日は、guchi999さんのhttp://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-479424.htmlのレコを参考にさせていただきました。誠にありがとうございました。 |
写真
感想
今日は本当にいろいろあって何から書けばよいのか?といった状態です。今日はいつものパートナーさんとの山行です。前回は、私がすっぽかしてしまった結果となってしまい今日は万難を排して臨んだつもりでおりました。しかしながら出がけにハプニングがあり、予定の電車に乗り遅れてしまいました。回らない頭で出した結論は、追いかければ、予定の電車の次には乗車できるので、まずはそれに乗車して、塩山からタクシーで追いかけるというものでした。
塩山でタクシーに乗継ぎ、何とか20分遅れで、パートナーさんと大弛峠で合流できました。いつもの明るい笑顔で出迎えていただき、胸を撫で下ろしましたが、一方たいへん恐縮もしました。今日は3回目にして初めてほぼ快晴の大弛峠でした。タクシーで向かう途中、富士山や五丈石も遠望で来て、運転手さんも「本当に久しぶりだ」とおっしゃってました。私の出足は全く順調ではありませんでしたが、天気は上々で、峠の空気も清々しくとても気持ち良かったです。
金峰山まで景色を楽しみながら、途中鉄山の頂上にも寄り、順調に進みました。前回7月にこのルートを訪れた時は、視界がほとんどなかったので、「視界があるとこんなにも素晴らしい眺望なんだ」とところどころで景色を堪能しました。
金峰山到着後、五丈石の近くで、早めの昼食を摂りながら、360°の景色を楽しみました。盛夏に比べて気温も下がり気味だと思いますが、まだまだ元気に虫たちがまとわりついてきました。それらを払いのけながらの食事でした。しかし前回7月に来たときは、大弛峠の駐車状態もすごく、かつ金峰山頂も多くの人を見かけましたが、今日は峠の駐車場のみでおさまっていましたし、金峰山頂も「ほどほどの人々」といった状況でした。9月に入ると急に減少するのでしょうか?
身支度整えていよいよ南面の下りに入ります。思った以上にルートもしかっりしており赤ペンキを頼りに慎重に降りてゆきました。途中ところどころで頭上を振り返り五丈石を確認しながら進みました。片手回し岩を過ぎると、いよいよくさり場、ハシゴが現れます。
前述したとおり、くさり場の中間地点で転倒して眉の部分をカットしてしまいました。今日は不幸中の幸いで単独行ではなかったので、パートナーさんに治療を施していただき事なきを得ました。またまた大変なお世話になってしまいました。今日得た教訓の一つは、必ず鏡を持参するということでした。顔の負傷の処置は鏡なしではできません。今日も一人だったら、治療するにしても大変な作業になっていたものと推察します。今まで「お守り」と密かに思っていた治療セットを使う時が来てしまいました。
やはり持ち歩くものですね。幸いすぐに血も止まり、痛みもほとんどなかったので、
とりあえずは、御室小屋まで降りることにしました。
途中慎重にハシゴ地点を通過して、御室小屋に到着、再度傷口を消毒していただきました。相変わらず血もとまり、痛みもないのでそのまま予定通り進むことにしました。水晶峠に近づくと「水晶盗掘禁止」の看板が何か所か設置されてました。また、道端にも硅石と思わしき破片が転がっておりました。
水晶峠から先しばらくは、植林帯の中をほぼ順調に進みましたが、造林記念碑のあたりからは、踏跡もあやしくなり、前日の通り、林道に出る手前で道をロストしました。
林道になんとかでた後は、今度は、最終バスに間にあうかどうかが焦点となりました。途中、黒戸名神社からマウントピア黒平のあたりでは、大丈夫か?間に合うか?という感じでしたが、マウントピアで一服したのち、奥御岳林道のつらい登りにも耐えて、結果的には、バス到着予定時刻に30分以上を余してゴール出来ました。一人で歩いているとともすれば苦痛になりがちですが、二人で歩くと会話もあることから気晴らしになりました。
まだ書ききれていないことがたくさんありますが、今日はこの辺にしておきます。
本日の温泉:なし
本日出合った人
※大弛峠〜金峰山:10〜20人くらい
※金峰山頂 :約30人
※金峰山頂〜御室小屋〜水晶峠 :ゼロ 、その先も車以外、歩行者はゼロ
GPS記録から
※時刻 経過時間 8:49:19 / 移動時間 7:06:08 / 停止時間 1:43:06
※スピード 平均 3.2/h / 移動平均 4.0/h
※標高 上り 1182m / 下り 2707m
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