宮之浦岳
- GPS
- 12:45
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 907m
- 下り
- 907m
コースタイム
→15:15投石平15:30→16:15花之江河16:15→16:25小花之江河16:30→17:40淀川小屋17:50→18:35淀川登山口
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス |
写真
感想
鹿児島に2年間住んでいながら、登っていなかった山。
きっかけは東京への異動辞令でした。
この機会を逃すと2度と登れないかもしれず、引越しを翌週に控え、引越し準備より屋久島行きを優先。
まず宿を抑えましたが、高速船トッピーの予約は一杯で、屋久島行きフェリーに並びました。
このフェリーの出発時間に合わせた大阪方面からの夜行バスから、多くの若者が降りて並んでいました。
我々の住居はフェリー乗り場から歩いて10分のところにあったので、楽ができました。
翌日、宿よりレンタカーで淀川登山口まで移動。
駐車場はあと2台のスペースが残っていました。
本当にきれいな淀川に架かっている橋を渡ると、本格的な登りになります。
途中、ヤクザル、ヤクシカと頻繁に遭遇し、高盤岳山頂にある食パンのような岩を望む展望台に出ます。
間もなくして小花之江河に到着し、10分後には花之江河に着きました。
今までの樹林帯の道から別世界に飛び込んだかのようです。
ここから投石平に向かう途中にロープの架かっている岩場がありましたが、
ここで少し前を歩いていた登山者がこのロープを使って降りようとしていたところ、ロープが切れて落下し、
頭に怪我をするという事故が発生してしまいました。
このグループは登山を断念し下山しましたが、この事故によりしばし足止め状態となりました。
次に休んだ投石平もすばらしい雰囲気のあるところで、初めて宮之浦岳を望むことができます。
しかし、ここからがまた長かった。
この日、屋久島では梅雨明けで珍しく1日晴れたため、直射日光が降り注ぎ、暑かったこと。
翁岳周辺は奇岩が多く、目を楽しませてくれました。
そして最後の登りをクリア、と思ったらそこは栗生岳で、宮之浦岳までもうひと登りありました。
念願の宮之浦岳には、予定より1時間以上遅れて登りつきました。
ここから観る永田岳は見事でした。
開聞岳まではさすがに望むことはできませんでしたが、種子島の宇宙センターを観ることができました。
また山頂に単独行のおばあさんが縄文杉経由で登ってきましたが、年齢を訊くと78歳とのこと。すごいです。
このおばあさんは淀川登山口に向け下りて行きましたが、結局我々は追いつくことができませんでした。
復路も時間がかかり、登山口に着いたのは日没ぎりぎりでした。
そして帰りの林道ではヤクザルに道を占拠され、こんな時間に下りてくるな、と睨まれ、なかなか退いてくれませんでした。
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