宮之浦岳・永田岳(淀川登山口からピストン)
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,392m
- 下り
- 1,392m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り一時小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 屋久島山荘さんに泊まりました。 4:00出発でしたが、朝と昼のお弁当を用意していただき大変助かりました。 |
写真
感想
夏の屋久島旅行、妻から1日自由時間をもらって宮之浦岳に登りました。
縄文杉コースを歩く予定の妻を屋久島自然館で降ろす。スタッフの方によれば、今日はまだだれも上っていっていないとのこと。
淀川登山口に着くと、駐車場の白線は4台分。枠内に1台、路肩に1台。枠内の方は前日に上がって車中泊とのこと。
5:15出発 樹林の登山道をライトで照らして歩く。
陽の光が差し込むようになり、淀川小屋到着。
小屋とトイレとテン場。南側の沢が水場になっている。
小屋から直ぐに橋で淀川を渡り、高度を稼いで行く。
小花之江河手前の小ピーク(標高約1660m)に展望所があった。露岩の上から周りの山や海がきれいに見えた。
1660mから下った所が小花之江河で、高層湿原に朝の光が入っていた。
30m位上り下りして花之江河。休憩適地。(携帯トイレブース有り)
投石湿原の辺りから、登山道と水の流れが重なることが多くなる。
1750m位で主稜線に出た様に感じる。
開けて周りの山が良く見えるが、稜線闊歩とはならず安房岳、翁岳の西側斜面を歩いていく。
翁岳と栗生岳のコルへの上りの手前、小楊子川から続く沢筋と交差する辺りに水場があった。樹に標識が掛かっていて、水量十分。水が落ちているので、水筒やペットボトルへ直接取れる。(淀川小屋を除くと水場標識が確認できたのはここだけでした。)
翁岳と栗生岳のコルには携帯トイレブースが設けられていた。
コルから宮之浦岳へ向けて登っていく。笹とシャクナゲがメインの植生となる。
途中、ヤクザルの群れが登山道上に現れる。自分が進むとあちらも進み、しばらくおサルさんの先導で高度を上げていく。
栗生岳からの最後の上りをあえぎながら歩き、宮之浦岳の山頂にたどり着いた。
山頂からは360度の眺め。
西側には海が見える。
何といっても永田岳の姿が素晴らしい。
登高意欲がそそられる。
2度と訪れない機会と思い足を延ばす。
縄文杉への道を焼野で左に分かれ下っていく。
1720m位まで下りてから、急激に上っていく。
きつかった。
永田岳山頂に着いた時には、既に宮之浦岳はガスの中に姿を隠していた。残念。
まずは宮之浦岳に戻る。永田岳に登るよりは楽だった。
12時前には宮之浦岳をあとにする。
花之江河まで雷雨にあわないことを願いながら下る。
花之江河に休憩していたら雨が強くなってきた。
この後は樹林の中だが、カッパを着ることにする。
上着を羽織って、ズボンを履こうとしていたら雨が弱くなった。
上だけ着て下る。
淀川小屋が直前になった所で、木階段の踏み板に足を載せたら滑り出した。まずいと思いトレッキングポールを突いて踏ん張る。
滑りを抑えられたと思いリカバー動作に入ろうとしたらポールが抜けない。右側に落下。
とっさに体をひねり半身の体制でコケに覆われた地面に着地したが、ガケだったり、岩があったりしたら一大事だった。結果論としては、そのまま階段の上を転がり落ちるよりは良かった。立ち上がってすぐに歩き出せた。
しかし、右のポールは全体重を受け先端が曲がり今回で引退となった。
淀川小屋の水場でたくさん水を飲み、気持ちを落ち着かせてから登山口へ戻った。
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旅行初日にデジカメが使えなくなり(帰宅後充電し直したら生き返った)、登山口でハンディGPSの電源が入らなかった(こちらは御臨終)。
人生初めての階段からの落下と色々ありました。
それでも、晴れの宮之浦岳山頂に立ち、永田岳の山頂も踏むことができ、良い思い出になりました。
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