桧枝岐はおぼろ月夜 明日は十五夜 田代山〜帝釈山

2014年09月05日(金) ~ 2014年09月07日(日)

• GPS: 56:00
• 距離: 14.4km
• 登り: 1,184m
• 下り: 1,184m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:55
• 休憩: 0:45
• 合計: 5:40

9:30 猿倉登山口
10:10 10:20 小田代
10:30 田代山
11:10 11:15 田代山標柱場所
11:30 田代山避難小屋
12:00 12:30 最低鞍部
13:10 帝釈山
15:10 猿倉登山口

天候

曇り晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

5日22時発　東京国立駅
6日2時着→福島県南会津町番屋4国道352号道の駅「番屋」仮眠
　　

コース状況／危険箇所等

湯の花温泉→猿登山口駐車場
　・駐車場まで12Kmのダートコース凹凸あり
　・駐車場は上下の二つあり下には有料トイレあり（きれい）
　・上の駐車場は下の駐車場から200m上にありこちらの駐車場が登山口
　　情報板がしっかりしてコースも明瞭
猿倉登山口→小田代
　・登山口から10分程度上がった所に最終の水場あり
　・シラビソ、ダケ樺、ブナの混成地、階段急騰　
小田代→田代山標柱→田代山避難小屋トイレあり（きれい）
　・このコースのメインルート 会津駒に引けを取らない素晴らしさ
　・景色に見とれて木道を踏み外さないように注意
　・弘法大師堂　弘法様の祭壇あり10人くらいの避難小屋　
　・トイレ有料（きれい）土足禁止（大スリッパあり靴のままOK）
田代山避難小屋→帝釈山
　・どんどん降りて最低鞍部まで30分途中ぬかるみあり、丸太踏み外さぬ　　ように注意
　・鞍部から登り30分視界が開け岩場となり10分で帝釈山
　・山頂は6畳程度狭い　　　
　・360度の展望

その他周辺情報

TEL　[phone]湯の花温泉200円
TEL　[phone]燧の湯　桧枝岐

写真

上の駐車場から猿倉登山道へ

石清水

巨木の躯　

尾瀬方面

木はなびき形なす

日光連山

立ち枯れの風景

雲に乗って

天空への回廊

エゾリンドウ

弘法池塘を右にしてたどる

田代山山頂も秋の雲　　

左に田代山避難小屋　右に弘法大師堂と書いてある

中は弘法大師の祭陣

きれいなトイレ（有料）と奥に避難小屋

キノコの種類かな　

帝釈山眺望良し

燧ケ岳

再び一方通行コース

ハクサンチドリ咲いた後？

キンコウカ

オトギリソウ

おぼろ月夜

桧枝岐270年の伝統　神社の舞台

三番曳(サンバソウ)舞台を清めるセレモニー

奥州安達ケ原袖萩祭文の段

平家の赤旗を持って源義家に挑む阿部兄弟

子役と若い義太夫声の通りが素晴らしい

まつりの後

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 ガスカートリッジ 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ

共同装備

ガスカートリッジ コッヘル 調理器具 地図（地形図） テント テントマット

備考

虫よけスプレーまたは蚊取線香

感想

nobuchan

会津駒ケ岳に去年登り女性人気の優しさの山であったが　今回登った田代山もけして負けていない高層湿原のある素晴らしい山であった。帝釈山はその逆で男っぽい登り甲斐のある山であった。登山口は桧枝岐と南会津町の福島の山でありながら関東の山、尾瀬の特別地域となっているのは理解に苦しむ所である。この山域だけでは国立公園になりそうもないからか。
　小田代から田代山までは青空への回廊で、湿地を抜ける爽やかな風が肌に心地よかった。
　270年の伝統がある桧枝岐歌舞伎は朧月夜の中始まって幻想的な雰囲気が漂い、観客の目は一挙手一投足も見逃さない雰囲気で見つめていた。
太夫の三味線と語りは若くも声が通り練り上げられた抑揚に感銘したことでした。終わって間もなく降り出した雨は月を隠し朝まで止まなかった。
桧枝岐村に流れる清流の音と蒼光十五夜を想像しながら今度は桧枝岐林道から田代山を目指したい思いで帰路へ着いた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　麗嶺

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コメント

okina

初めまして
初めまして。
夏に会津駒に行った時に、桧枝岐の歌舞伎の事を知りました、いつかは見てみたいと思っていますが、百名山に捕らわれの身ですので今は難しいです。でもこのレコで様子を知ることができて、やはりなかなか素晴らしいものなんだなと感心いたしました。歌舞伎見物をからめての山行いいですね！！

nobuchan

Re: 初めまして
こんにちは　はじめまして　私は5年くらい前から村歌舞伎に凝っております。
原田芳雄の遺作となった映画「大鹿村騒動記」がきっかけです。大鹿村へも何度か足を運びました。あの村は塩見岳への登山口がありついでに村歌舞伎を見て帰ります。ついでがどっちか、わからなくなりました。大鹿村も桧枝岐もいいですね。笑えるのは大鹿村です。
　NHKで過去放映した「オシャシャノシャン」も題材は大鹿村歌舞伎です。
田畑智子主演です。こっちがもっと笑えます。
トレイルラン他頑張ってますね。私も3回ほどハセツネに出ましたが最近は写真を撮りながらの山行になっています。今後ともよろしくお願いします。ヤマレコお気に入りウォッチさせて頂きます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　麗嶺

　

nobuchan

Re: 初めまして
PS大鹿歌舞伎の方が笑えると記したのは芸技ではなく、観客と演じている人の距離が近いという意味です。例えばおひねりも好きな時にバラバラ投げ入れ舞台がおひねりで一杯となり、そういう雰囲気が面白いと書いたのであり芸風を評価するものではありません。大鹿歌舞伎は300年の伝統があります。麗嶺