ダイヤモンド富士と天子山地縦走
- GPS
- 08:36
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 1,638m
- 下り
- 1,649m
コースタイム
- 山行
- 8:01
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 8:36
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 精進湖畔の山田屋ホテル(800円)を利用。 |
写真
感想
新年の登り初めは縁起のいい登山がしたいので、竜ヶ岳のダイヤモンド富士を見に行きました。加えて、竜ヶ岳だけでは物足りなそうなので、天子山地(天守山地)を縦走し、雨ヶ岳や毛無山のピークも踏んできました。
道の駅朝霧高原に車を停め、5時くらいから支度をして出発。山に登ることは好きなのですが、暗くて寒い早朝から活動するのは、結構つらいし、億劫に感じてしまいます。でも、心と体に鞭打ってがんばります。ダイヤモンド富士が見られるのは、7:45頃というリミットがあるので、とにかく竜ヶ岳の山頂までタイムトライアルのように歩みを進めていきました。だんだん富士山の大きな影の後ろが明るくなってきて、幻想的な光景が見られますが、見惚れる暇もなく、とにかく登ります。端足峠を過ぎると、富士山の反対側に南アルプスの稜線もきれいに見えてきます。モルゲンロートに染まり、いっそう美しいです。
竜ヶ岳山頂に着くと、かなりの人でした。やはり、考えることは一緒なのでしょうか。新年は縁起のいい景色を見たいです。混雑を避け、やや山頂から下ったところでダイヤモンド富士を待ちました。快晴の天気のもと、美しいダイヤモンド富士を写真に収めたあとは、再び竜ヶ岳山頂、そして端足峠まで戻り、未踏の雨ヶ岳・毛無山へ向かいます。数センチですが、雪が積もっていたので、チェーンスパイクを使用しました。
雨ヶ岳までは延々の登りが続き、結構しんどかったです。時々富士山の雄大な姿を眺め、自分自身を励ましました。雨ヶ岳まで登ってしまえば、あとは毛無山まで比較的楽な稜線歩きになります。この稜線がかなり気持ちよくて、お気に入りの稜線の1つになりました。富士山はもちろん、その先に駿河湾や伊豆半島まで見え、反対側には南アルプスの稜線や甲府盆地の街並みも見えます。静岡県側と山梨県側、両方の景色を楽しめるなんて、本当に贅沢です。
毛無山山頂(三角点)まで来たあとは、ひたすら下りです。標高差1100mほどの急坂を一気に下っていきます。登山道はずいぶん昔から整備されているようで、何合目という標識がほぼ10分間隔くらいで出てきたので、いい目安になりました。しかし、とにかく急で、竜ヶ岳から縦走してきた最後にこの下りは、結構しんどいです。
無事に登山口まで下山したあとも、道の駅までさらに1時間近く歩き、これがまた億劫でした。一日中雄大な富士山を見られたのが救いでした。道の駅朝霧高原はすごくにぎわっていました。美しい富士山が間近で見られて、ご飯やソフトクリームも食べられるので、人気なのもうなずけます。空腹を満たしたあとは、過去2回入っている精進湖畔の山田屋ホテル(800円)で入浴し、帰京しました。充実した登り初めになり、幸先いいスタートが切れました。
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