雪の浅間山(車坂峠〜トーミの頭〜黒斑山〜Jバンド〜前掛山〜草すべり〜車坂峠)
- GPS
- 06:16
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,298m
- 下り
- 1,291m
コースタイム
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 6:08
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
峠までの道は早朝は凍結 スタッドレス必要 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的によく踏まれていたのでチェーンスパイクで縦走できました(アイゼンとワカン持参するも使用せず) 草すべりの登りはかなりの急登で体力的にかなりハード 足場も不安定で久しぶりに危なかったです |
写真
感想
個人的に前から行きたかった企画と、後輩のリクエストに応えることを兼ねて浅間山に行くことにしました。
浅間山(前掛山)には過去に登頂済。ただし積雪期ではなく、天狗温泉からのピストンだったので外輪山にも行っていないので、「いつか冬の外輪山に行ってみたいな」という私の思いと、後輩の「浅間山に行ってみたい」というリクエストを無理やり一緒にしました。
両方叶えるためには黒斑山からの縦走路から、浅間山の登山道に下りて登り返し、さらにトーミに登り返すという3度の派手なアップダウンがあります。
時間にも体力にも余裕があるし行けるだろうという見切り発車。予定通り前掛山にも無事登頂できたのは良かったのですが、最後の難関。草すべりの登り返し。ここは無雪期でもかなりの急登ですが、積雪期だと難易度は爆増。ただ、先行者のステップのおかげでぐいぐい上がることができました。
トーミの頭も見えてきた後半、まさに一瞬の油断でした。
ルート上に胸の高さで岩が飛び出た箇所を通過する際、正面向きではなく横歩きでその場を通ろうとしたのですが、岩が身体に触れてバランスを崩しそのまま背中から崖へダイブ。
何かにつかまるスキもなく、そのまま崖下に一回転しながら背中から落ちました。
気づいた時には雪の上にあおむけに倒れていて、辺りの状況を確認すると頭上には岩が露出した斜面が。頭を打ち付けてもおかしくなかった状況なのですが、幸い岩を跳び越す形で、フカフカの新雪がクッションになり着地。高さとしては5m程だったかと思います。助かったのは本当に運が良かっただけ。事故というのがどういうきっかけで起きるのか、身をもって体験しました。これを戒めに慎重に行動したいと思います。
まさかの事態もありましたが、目的を欲張ったルートは天候に恵まれたこともあり完全にこなすことができました。
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