苗場山に夏の名残りを探しに
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,308m
- 下り
- 1,288m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 8:40
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(《苗場山入り口》の看板が有りますが、スキー場の駐車場と間違えて行き過ぎてしまいました) |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険は無いですが、ゲレンデ横から上ノ芝までの登りは岩だらけの道と木の階段ですので、むしろ帰りは足元に注意。 |
写真
感想
暑さも和らぎ、今年は残暑も無いまま山はいきなり秋ではと考え、夏の最後に浸りに苗場山へ行ってきました。
R17から三俣宿道の駅の先を右折して苗場山登山口に向かいますが、この道が結構距離がありました。和田小屋駐車場には既に4台程先客さんが着ており、皆さんこれからといった雰囲気でした。
登山口から滑る粘土の道を暫く歩くと、リフト乗り場に続く車道に出、そのまま車道をゲレンデに向かって行きます。リフト駅からゲレンデを横切って右手の登山道へ入ります。(やっとここから山道が歩けます)
木の階段と岩の間の狭い道を我慢しての登りです、暫く行くと右手に視界が開けて、ダケカンバの白い幹が目を引く山肌を見ながら休憩。
暫く歩いて下ノ芝。ベンチで、本日途中から一緒に登り始めた燕人(新潟県燕市出身者)と休んでいると足元からなにやら小さな動物が顔を出すではありませんか。突然の出合に2人でシャッターチャンスとカメラを構えているものの、じっとしていないんですね〜、でも山の自然な雰囲気を思わず味わえました。(何者か画像で判る方は教えて下さい、後で修正入れます)
中ノ芝〜上ノ芝と徐々に高度が上がるに従い展望が開け、湯沢中心部のホテルや谷川方面の稜線が見えてきます(すっきり快晴とはいかないのでその先までは?)
先を歩いて右手に石碑が有り。
何の顕彰碑かな?というとスキーで初めて苗場山登山をした2名の方の業績を偲んだものでした。(先日剱岳・点の記の映画を見た後だったので、登山黎明期に思いをはせて感慨有り)
小松原湿原への分岐を過ぎ、明るい登山道を歩いていくうちに道はなだらかに、左手に青い湖を見ながら立派な標識で一休み。
暫く行くと横になった石碑があり、これが鈴木牧之の苗場山開山を記念したものとわかり感動(ただ歩いてちゃ見えないものがあるな〜と感じた次第)
そのうちに神楽ヶ峰のフラットな山歩きも突然終わり、目の前に苗場山がど〜んと出現(いきなりです)
どっしりと威厳があり、それ程厳しそうではないものの、一旦下ってからの登り返しを想像すると(世の中そんなに甘くない・・・)と言う言葉が頭をよぎりました。
神楽ヶ峰を下る途中の雷清水で朝から減った分のボトルの水を補給。(本当は雷と言うくらいの水量が欲しいところですが、期待して空のボトルで来ると青くなりますよ)
花畑まで下るといよいよ最後の登りです。この尾根を登るんですか?(これじゃ〜まるでラクダのコルからの谷川の登り)
だけど安心しました。一度尾根の北側に回りこんで藪の中の階段を登るようになっています、暑さがしのげてほっと一息。
尾根に出て神楽ヶ峰を振り返って見てから登り始めます。暫く登ってもう少しかなと考えているうちに、突然苗場山のテーブルの端に出ます(いきなり・・・といった感じ)
その苗田の広さに驚きながら(呆然)頂上までうっとりしながらと歩きます。山上は快晴ではないものの明るい日差しに輝いていて、緑色よりは黄金色で覆われていました。
頂上手前に石の祠が有り、修験者の名残の物が置いてありました(剱岳・点の記に出ていたあれです)
頂上は周囲にシラビソが防風林のように生えている中にありました、冬季は雪の下なんでしょうね。
自然交流センターに向かって歩き、そのまま進むと役の行者の石碑がありました。ここが苗場山の山上を眼下に納めるところなんでしょうか、ベストポジション。
山上での時間はたっぷりとっておいたので、まずそのまま小赤沢方面に100mほど下り、戻ってから中央の木道を赤湯方面に下り散策しました。ゆっくり休むのももったいなくて、お昼は歩きながらおにぎりをほおばりました。
いや〜輝いてる輝いてる・・・確かに他には無い景色です。時々下の方からガスが静かに湧いてきて、苗田の上を通り過ぎます(温泉の硫黄の匂いもちょっとするな〜)
結局1時間40分程山上を楽しく歩いて満足した後下りました。
今日は平日と言う事もあり、あまり人もいなくて(15人ぐらい)ゆっくり独り占め状態でした。
目に付いたのはリンドウ、トリカブトの青い色、ななかまど、ガマズミ、ゴゼンタチバナの実の赤い色。もちろん紅葉はまだでした。
誰かを連れて又来たいと思える山でした。
simagawaraさん、はじめまして。
Horumonと申します。
苗場山のオコジョを写されてたのでついついコメントを(;^ω^)
って小動物はオコジョですね。
当方もお邪魔した時には雷清水のところで遭遇しました。
下ノ芝付近にも居たんですねぇ。
秋めいた苗場山もいいものですね。
どうもお疲れ様でした。
Horumonさん早速のご連絡ありがとうございました。オコジョなんですね。動きが早くてじっとしていないのが又かわいい感じです。山でカモシカや雷鳥を見た時ぐらい感動しました。(熊には幸い遭遇していませんが)Horumonさんの今後のレコ楽しみにしています。
simagawaraさん
昨日はありがとうございました。
燕人のyamashouです(笑)
雲尾坂でバテてかなり遅れをとりました。
苗場神社に行く時、休憩中の所拝見しましたが
先に下山されていたようですね。
またどこかの山でお会いしましょう。
yamasyouさんおはようございます。
お互い良い山行で幸いでしたね。オコジョとの出合、神楽ヶ峰の先から苗場山を見た時の衝撃、共通の感動を味わいました。天候もまずまずでしたし。
yamasyouさんのレコの画像を拝見して、苗場神社の写真をおとしていたのに気がつきました。(やっぱり詰めが甘かったと反省)
私は山上で12:00頃yamasyou さんが小赤沢方面に行くのが見えたので、しばらく展望台で休んでいたのですが、その後お先に下りました。
又お会いしましょう。
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