1560年・桶狭間古戦場の砦と城攻めハイク
- GPS
- 03:37
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 116m
- 下り
- 86m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
名鉄有松駅乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
目的地は完全に住宅街 通過途上の大高緑地公園でネコの糞を踏む。 |
その他周辺情報 | この前線は、今川方が城、織田方が砦。初めに今川が大高、鳴海、沓掛と3つの城を築いていて、その周りに織田が、小規模な砦をたくさん築いて煽りプレイをしてきたから。 |
写真
装備
個人装備 |
フルーツグラノーラ100g
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感想
大河ドラマどうする家康の初回で、家康(元康)が今川勢の最前線、大高城に米を届けに突撃、丸尾砦で乱戦、一方今川義元がいきなり首を取られるストーリーが昨日放送。
名古屋に来て3年間、なかなか足を運ばず課題になっていた桶狭間・城攻めハイキングにようやくでかけた。昨日の今日なので、現場には城攻め愛好家が多数いた〜。皆、スマフォで地図確認しながら歩いている。スマフォさまさまだ。
信長方の陣地3つは行く気力が続かなかった。住宅街ばっかでちょっとつまんない。
TVドラマだけではなく、最近の研究結果とツボ押し解説付きのムック本を愛読していたので読み直して出陣。
●大高城
古くからの住宅街に囲まれていて、山麓の佇まいも和む感じの昭和中期っぽい感じです。史跡指定が早くからあったせいか本郭、二の曲輪、三の曲輪と、野球ができる広さである。堀切も雑木に覆われて保存。周辺に駐車場がなさそうで、徒歩の近隣幼児連れファミリーが多くて好ましい山だった。イエヤスがここにいたのかあ!
寺の名な海岸寺。すぐ下がアユチ潟の浜だったとのこと。今は地の果てまで埋立地。
●鷲津砦と丸尾砦
今川の前線大高城を煽るかのように目の前の丘にノブナガが築いた砦2つ。近いワ。この距離感は現場あるきの醍醐味じゃ。サッカースタディアムのあっち側で雄叫び上げている雰囲気だ(もっと遠いか)。
鷲津砦の東側は崖ではなく台地に続いていて新興住宅街。昭和後期の雰囲気で、びっちり家々が並ぶ普通の名古屋郊外。一気に戦国気分から転げ落ちる。丸尾城までの高台は住宅造成中。崖っぷちは長めが良いから一等地なのだろう。丸尾城は家康の突撃で滅びた砦だ。
●大高緑地公園
ここはなにかの砦はなかったようだ。いまでは城山のように広く高い樹林の岡だ。初めてきたが、あまり整備していない遊歩道が迷路のように照葉樹や竹やぶの森を縫っていて、かなり広い。適当に通り抜けようと思ったらテニスコートの袋小路にハメられ、ヤブをショートカットしたら、捨て猫エリアに入ってしまい、ネコ糞を踏んで、一日香りをともにするハメに。思いの外広い森だった。見直した。
●桶狭間古戦場公園
今川義元最期の地ということになっている。昭和中期くらいまではいい感じの田園だったようだが、高度成長期以来完全な新興住宅街になった模様。とことこ歩いていてもあんまりおもしろくない。すぐ裏の坂の上に今川本陣跡というコーナーもあった。
●高根山(有松神社)
参考にした水野氏の本によれば、今川の本陣は少し北、有松駅近くの高根山(有松寺)ではないかという説がある。ここで襲撃され、南へ逃げる途上の古戦場公園付近で首を取られたのではないかと。まだ諸説あり、わかっていないのも面白い。ここは見晴らしがよく、信長の陣地の北の砦もよく見える。
美味しそうなラーメン屋も下調べしておいたけど、営業時間内にはたどり着けず、行動食のフルーツグラノーラ100gで凌ぐ。
名古屋は真っ平らな印象だったけど、ここは尾張と三河の国境で、標高数十mの丘陵帯で、戦にもってこいの地形だったのだ。全体的には、住宅街舗装路歩きばかりでちょっとつまんなかった。長篠の田園風景の古戦場めぐりは楽しかったので比べてしまう。
この近くの前後(ぜんご)っていう駅名は天秤棒のまえもうしろも生首をぶら下げて歩いたからついた地名らしいよ。南無阿弥阿仏。
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