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Yamareco

記録ID: 5087783
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
四国

(香川)大麻山ハイクと年始の金比羅詣で (+石ころ観察)(2023)

2023年01月12日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:57
距離
12.8km
登り
887m
下り
881m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:50
休憩
1:08
合計
4:58
距離 12.8km 登り 887m 下り 889m
10:48
43
スタート地点(琴平町)
11:31
11:41
35
13:25
13:53
39
14:54
15:00
46
15:46
ゴール地点(金比羅宮参道入り口)
天候 晴れ 時々 うす曇り
過去天気図(気象庁) 2023年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
琴平町の、金比羅宮参道入り口付近には、駐車場多数。入り口に近いところは700円/日 のところもある。自分は少し離れた駐車場に停めた(500円/日)
コース状況/
危険箇所等
金比羅宮の奥宮までは、石段の多い参道で、手ぶらの参拝者も多い。その先は山道だが、よく整備されており、道標も多い。
その他周辺情報 参道入り口には、「足湯」がある。
年始の金比羅宮参道を行く。はや「松の内」も終わったので、参道に人影は少な目だった
2023年01月12日 11:04撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
1/12 11:04
年始の金比羅宮参道を行く。はや「松の内」も終わったので、参道に人影は少な目だった
金比羅宮の本殿。ここまではまあ、ウオーミングアップ
2023年01月12日 11:41撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1/12 11:41
金比羅宮の本殿。ここまではまあ、ウオーミングアップ
本殿では巫女さんたちが、なにやら忙しそうにしていた
2023年01月12日 11:37撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1/12 11:37
本殿では巫女さんたちが、なにやら忙しそうにしていた
本殿脇から讃岐平野を望む。今日は1月というのに春霞もようで、遠望は利かないな〜
2023年01月12日 11:39撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
1/12 11:39
本殿脇から讃岐平野を望む。今日は1月というのに春霞もようで、遠望は利かないな〜
本殿〜奥宮〜登山道を歩き、稜線部にある「竜神宮」に出た。お宮脇の池もほとんど干上がってた。
「竜神様、頑張って下さいませ」
2023年01月12日 12:59撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1/12 12:59
本殿〜奥宮〜登山道を歩き、稜線部にある「竜神宮」に出た。お宮脇の池もほとんど干上がってた。
「竜神様、頑張って下さいませ」
「竜神宮」から少し歩くと、象頭山の稜線部に出た。冬とは思えない、のどかな風景が広がっており、気持ちよく歩ける
2023年01月12日 13:10撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1/12 13:10
「竜神宮」から少し歩くと、象頭山の稜線部に出た。冬とは思えない、のどかな風景が広がっており、気持ちよく歩ける
「象頭山(ぞうずやま)」のうち、北端の「大麻山」の展望台に到着。
今日は人影もない山頂だったが、日差しが暖かい
2023年01月12日 13:49撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1/12 13:49
「象頭山(ぞうずやま)」のうち、北端の「大麻山」の展望台に到着。
今日は人影もない山頂だったが、日差しが暖かい
山頂展望台より讃岐平野を望む。今日は春霞み模様で、もや〜としている。目視ではなんとか、瀬戸大橋が望めた
2023年01月12日 13:49撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1/12 13:49
山頂展望台より讃岐平野を望む。今日は春霞み模様で、もや〜としている。目視ではなんとか、瀬戸大橋が望めた
山頂展望台でのんびりしたのち、帰路に付く。
・・と正面になにやら山影が見える。「阿讃山地」のさらに奥、かなり高い山々なので、「剣山」あたりだろう
2023年01月12日 14:01撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1/12 14:01
山頂展望台でのんびりしたのち、帰路に付く。
・・と正面になにやら山影が見える。「阿讃山地」のさらに奥、かなり高い山々なので、「剣山」あたりだろう
ぶらぶらと帰路につき、麓に戻って来た。登った「象頭山」を望む。
今日は午後から天気が下り坂と言っていたが、下山まで晴れ間があって、年始にふさわしい、気持ちの良い山歩きができたなぁ
2023年01月12日 15:44撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1/12 15:44
ぶらぶらと帰路につき、麓に戻って来た。登った「象頭山」を望む。
今日は午後から天気が下り坂と言っていたが、下山まで晴れ間があって、年始にふさわしい、気持ちの良い山歩きができたなぁ
【以下は、趣味の石ころ観察 関係】
  (ご興味のある方はご覧ください)

・産総研「シームレス地質図v2」によると、この「象頭山」一帯は、中腹までは基盤岩としての白亜紀の花崗岩で出来ており、中腹から山頂部は、新第三紀中新世に噴出した火山岩で出来ている。

【凡例】
 ・ピンク色;花崗岩(白亜紀)
 ・薄い黄色;デイサイト/流紋岩質火山岩(中新世)
 ・濃い黄色;安山岩、玄武岩質安山岩(中新世)

 ・青い線;今回たどった登山ルート

 ・赤◎;金比羅宮本殿、  赤●;奥宮
 ・赤い▲;頂上部の一角、「大麻山」
2023年01月13日 11:15撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
1/13 11:15
【以下は、趣味の石ころ観察 関係】
  (ご興味のある方はご覧ください)

・産総研「シームレス地質図v2」によると、この「象頭山」一帯は、中腹までは基盤岩としての白亜紀の花崗岩で出来ており、中腹から山頂部は、新第三紀中新世に噴出した火山岩で出来ている。

【凡例】
 ・ピンク色;花崗岩(白亜紀)
 ・薄い黄色;デイサイト/流紋岩質火山岩(中新世)
 ・濃い黄色;安山岩、玄武岩質安山岩(中新世)

 ・青い線;今回たどった登山ルート

 ・赤◎;金比羅宮本殿、  赤●;奥宮
 ・赤い▲;頂上部の一角、「大麻山」
この山は、下部が花崗岩、上部が火山岩の2階建て構造となっている。
標高300m辺りまでの花崗岩ゾーンは露頭が少ない。登山道脇で見つけた露頭を観察する。風化がずいぶんと進んでいて、パッと見、風化した砂岩のような見た目をしていた
2023年01月12日 11:53撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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1/12 11:53
この山は、下部が花崗岩、上部が火山岩の2階建て構造となっている。
標高300m辺りまでの花崗岩ゾーンは露頭が少ない。登山道脇で見つけた露頭を観察する。風化がずいぶんと進んでいて、パッと見、風化した砂岩のような見た目をしていた
標高400mの「奥宮」辺りからは、一転して中新世に噴出した火山岩の領域となる。
露頭はコケに覆われていて解りにくいが、多少、節理構造が認められる
2023年01月12日 12:28撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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1/12 12:28
標高400mの「奥宮」辺りからは、一転して中新世に噴出した火山岩の領域となる。
露頭はコケに覆われていて解りにくいが、多少、節理構造が認められる
登山道の転石の新鮮面を観察。表面は風化が進んでいて岩石種が解りにくいが、新鮮面を見ると、産総研「シームレス地質図v2」に書かれている、「玄武岩質の安山岩」と思われる色合い、テクスチャ。
2023年01月12日 12:32撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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1/12 12:32
登山道の転石の新鮮面を観察。表面は風化が進んでいて岩石種が解りにくいが、新鮮面を見ると、産総研「シームレス地質図v2」に書かれている、「玄武岩質の安山岩」と思われる色合い、テクスチャ。
「象頭山」の山頂の一つ、「大麻山」の山頂部。玄武岩質安山岩と思われる、大岩が転がっている。
これらの火山岩が「キャップドロック(Capped rock)」となって、残丘としてこの山があるのだろう、と想像する
2023年01月12日 13:54撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
1/12 13:54
「象頭山」の山頂の一つ、「大麻山」の山頂部。玄武岩質安山岩と思われる、大岩が転がっている。
これらの火山岩が「キャップドロック(Capped rock)」となって、残丘としてこの山があるのだろう、と想像する

感想

【山行No. 710】

※ 昨年は、10月なかばまでは ボチボチと山歩きに行っていたが、その後、ちょっと右足カカト辺りに痛みがあり(アキレス腱付け根の軽い炎症)、またそれが回復した12月から正月辺りまでは、なにかと忙しく、山歩きもサボっていた。

 ・・で、年も改まって、数か月ぶりの山歩き。
年始でもあるし、身体も鈍っているので楽ちんなところを、と考え、これまで何回か行っている、「金比羅宮」詣でを兼ねて、ぶらりと山歩きをしてみることにした。

・まず麓の琴平町から、石段の参道を歩き始める。 
今日は真冬とは思えないような穏やかな天気で、石段を上るだけで軽く汗をかくほどだ。

・30分強で着いた金比羅宮本殿でお参りし、更に奥宮へと歩く。奥宮から先は、登山道となるが、足元の石ころ観察などしながらのんびりと登ってゆく。「竜神宮」に出て少し進むともう頂上稜線部で、春めいたのんびりした風景が広がっていた。

・人影もない「大麻山」山頂展望台に着き、遅めのランチタイムとし、春霞みのような讃岐平野を眺める。
この歳ともなると、冬の低山ハイクもちょうどよい感じで、気楽に歩けるのもまた良し。
今年も「マイペースで山歩きをやって行こう」と、気持ちを新たにできた。

・今日は、趣味の「石ころかんさつ」もできて、またたいして疲れもせずに久しぶりの山歩きができ、新年のスタートとしては、まずまず良い山歩きだった。

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