石割山〜山伏峠〜高指山〜鉄砲木ノ頭:富士を望む快適な稜線
- GPS
- 08:07
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,098m
- 下り
- 1,091m
コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 8:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良く整備されており、危険箇所はない。雪があっても面白いかもしれない。 |
写真
感想
山中湖周辺の富士山眺望の名所、石割山、鉄砲木ノ頭を結んで、山伏峠、切通峠を経て回ってみることにした。富士山も最近雪が降っていないので、やや雪が薄いが、石割山も雪は無いだろうし、12日は風もなく日中は暖かいはず。
篭坂峠を経て、山中湖周辺に入ると、霧氷で木々も真っ白だった。湖からの水蒸気のせいかな。気温も−8℃、結構寒いじゃない。山中湖の平野の浜は、日の出、日没の富士山撮影の名所だが、広い駐車スペースがあって、無料。12日朝は、日の出直前に到着したが、車は15台ほど。ちょうど、モルゲンロートの富士山を見ることができた。
平野の浜から平野バス停に細い道を戻って、直進。しばらくで、石割神社の前社にあたる小さいお社の所で曲がる。石割神社鳥居まで道幅のある舗装道路で、駐車場もある。橋を渡って鳥居をくぐると、石段が遥か彼方まで続いている。これで標高差を稼ぐのか。上まで出たかと思うと、曲がって石段は更に続く。登り切ると休憩所があって、山道となる。全体には緩やかだが、時々急登の幅広い道を登って行くと、標高1300m付近に、石割神社がある。ここの大きな岩が石割神社の由来なのか。左側の階段を登って岩を一周できるのだが、出口に近い方は狭い。ザックを背負っていては無理。神社から山頂までは、急登はあるが、長くはなく、直ぐに着く。山頂は狭いが、富士山が正面、南アルプスが聖岳から甲斐駒ヶ岳まで見える。近くの存在感のある山は杓子山かな。
石割山からは、東に向かう稜線を緩いアップダウンンで日向峰に向かう。冬枯れの樹林帯なので、樹間から大きな御正体山、右には丹沢の大室山や蛭ヶ岳も見える。所々、大きく下って、御正体山への分岐である石割山分岐に着く。分岐から山伏峠は、稜線と同じような感じではあるが、急な下りもあり、峠に近づくと平坦になる。右の平野側に降りる分岐もあるが、稜線を外さないように進む。左から山伏峠への正規ルートが合うと、道は登りとなるが、急登は一部で、大棚ノ頭巻道分岐となる。
分岐から次の鉄塔までは、丹沢っぽい急な登降があるが、それを過ぎると稜線は穏やかになる。樹間からではあるが、行く手に富士山が見え、だんだん大きくなっていく。展望が開け、富士山が良く見えるのは、富士岬とその先の高指山である。高指山からは疎林の中を下り、切通峠に着く。その手前で、左側の藪からうなり声のような音が聞こえてビクッとした。この辺り、冬でもクマがいるのかな。切通峠から鉄砲木ノ頭までは250m程登らなければいけないのだが、それほどの急登ではないのが有難い。鉄砲木ノ頭は道標では明神山と書いてある。途中の大岩から最後は50m程の登り、鉄砲木ノ頭山頂付近はカヤトの原なので、先の方が明るくなると山頂が近い。山頂には御社があり、その前からは富士山や南アルプスの眺望が良い。
鉄砲木ノ頭からは、下に見える山中湖に向かって、カヤトの原の道を下って行くが、洗堀が進んで、木段がハードルの様で歩きにくい。パノラマ台の駐車場に出るが、直進して山道へ、舗装道路に出るが、道標に従って、また山道に入り、山中湖畔の三国山ハイキングコース入口のバス停に出る。そこからは山中湖交流プラザ前を通って、湖畔遊歩道から、平野の浜に出た。今日のルートはずっと富士山が見える訳ではないが、要所に富士展望の名所があるし、昼間は暖かく無風、快適な稜線だった。今日、出会った方は、少なく、4名だった。
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