御伊勢山ー石間戸向山ー御嶽禰山 ゴ・ドーハンの山旅 吉田丘陵北端

2023年01月14日(土) [日帰り]

• GPS: 03:34
• 距離: 7.2km
• 登り: 328m
• 下り: 338m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:51
• 休憩: 0:01
• 合計: 3:52

距離 7.2km 登り 345m 下り 350m

8:45 スタート地点
9:51 9:52 万年橋バス停
11:56 石間戸向山
12:37 ゴール地点

天候

曇り、一時小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

フルーツ街道親水広場　東屋、WC(シャワー付)有

コース状況／危険箇所等

仕事道はありますが、登山道の整備、案内はありません。

写真

1/14 8:27

フルーツ街道より両神山

1/14 8:45

フルーツ街道の布里・田中地区にある親水広場の周辺案内図

1/14 8:46

親水広場に駐車させていただきスタートです。

1/14 8:51

「猿田彦大神」(明治三十八年、1905)。隣に「道路記念碑」(大正十四年、1925)。結局、この裏手の道から下山しました。

1/14 8:58

県道から田中橋を渡るとフルーツ街道です。

1/14 8:59

旧田中橋は撤去されています。近くに寄付者碑(大正九年、1920)があり、それに道標銘がありました。

1/14 9:03

「→カミヨシダヲヘテ・・・ユキ」、(女部田)とも思えるが、ここだけ漢字ってのも？だし。

1/14 9:05

「←フリヲヘテヲカノ(小鹿野)ユキ」、これはいい道標を見つけました。

1/14 9:07

田中橋のステンドグラスの装飾。

1/14 9:07

椋神社、貴布祢神社の神官、『田中千弥日記』(1850-1898)『秩父暴動雑録』を残す。

1/14 9:08

ここにもカブトエビ

1/14 9:09

「門人中」の建てた田中千弥記念碑(明治三十三年、1900)

1/14 9:10

馬頭尊(明治三十九年、1906)

1/14 9:13

秩父市(旧吉田町)田中山。現在地はこのあたり。

1/14 9:13

崩壊した野仏。手前は如意輪観音、奥は馬頭尊かな？

1/14 9:15

諏訪神社のようです。

1/14 9:17

じきに倒壊しそうな石燈籠には

1/14 9:17

「巳待供養(塔)」(延享二年、1745」の銘がありました。

1/14 9:18

右から大山祇神社、稲荷社、天満宮の祠。

1/14 9:22

舗装はここまでですが、先へ行ってみます。

1/14 9:24

踏み跡はあります。

1/14 9:24

右手は吉田川。一部凍結しているようです。

1/14 9:29

倒木のうるさいザレ場。滑ったらドボンです。

1/14 9:36

左手は絶壁です。名付けるなら「田中山ロック」かな。

1/14 9:40

何かの石積みがありました。

1/14 9:41

その下方には椎茸の貯木場

1/14 9:43

秩父市田中山。現在地はこのあたり。

1/14 9:53

石間戸向橋を渡って県道から吉田丘陵北端部(田中山ロック)

1/14 9:54

この後、あの絶壁の上に行きます。その前に、WCに行くため駐車地に戻ります。

1/14 10:25

脂汗をかきながらも何とか間に合って、仕切り直しです。

1/14 10:33

竹の久保沢の入り口に石造物や首なし地蔵尊がありました。ここを入ってみます。

1/14 10:36

立派な橋がありました。右はどう見てのその先通行不能。左の橋の道へ。

1/14 10:38

(三界)萬霊塔だと思われます。「願主　厳道」とありました。

1/14 10:44

「卍　有緑□」

1/14 10:46

手洗石でしょうか。この先に墓地がありました。御堂でもあったのかな？

1/14 10:51

道の状態は良好、貯水施設跡があります。

1/14 10:53

沢の源頭部

1/14 10:55

さらに登って行くと

1/14 10:56

左手下方からの作業道に合流しました。

1/14 10:57

分岐です。方角的に右に行きましたが、

1/14 11:00

この後踏み跡は、

1/14 11:02

まさにイバラの道になって消失。最悪な斜面登りになりました。
僅かな距離ですが、とても長く感じました。

1/14 11:15

ほうほうのていでイバラから脱出すると、好展望が待ってきてくれました。尾田蒔丘陵の向こうに外秩父の峰々。

1/14 11:15

そして武甲山方面。尾田蒔丘陵(長尾根)と吉田丘陵の東端部が重なっています。中央は吉田川。

1/14 11:15

遠景は蕎麦粒〜大平〜酉谷と熊倉山。手前は吉田丘陵。

1/14 11:15

中央がフルーツ街道。かつてトライアスロンバイクのインターバルトレーニングでよく行き来しました。

1/14 11:16

お天気は今一つですが十分な眺めです。

1/14 11:16

やはり秩父のシンボル、武甲山。

1/14 11:16

横瀬二子山。その下方はヨウバケの尾根(天狗山)、そして手前のトンガリ頭は首部沢の峰だと思います。

1/14 11:18

トタンの覆屋(屋根は抜けています)に石祠がありました。これが
御伊勢神社でしょうか。つまりは御伊勢山かな。

1/14 11:20

「明治四十年十二月良辰」(1907)、「田中 布里 摂待　氏子中」とあります。

1/14 11:26

仕事道でトラバースして、

1/14 11:33

吉田丘陵北端部の尾根に出ました。

1/14 11:35

この先も降りられそうでしたが、今回は引き返します。

1/14 11:36

先程見た絶壁の上部あたり、木々があるので恐怖感はあまりなし。

1/14 11:41

冬枯れならではの両神山と毘沙門山の眺め。

1/14 11:41

ここは下降できそう。

1/14 11:42

主尾根？は歩きやすいです。

1/14 11:44

ここも下降できそう。

1/14 11:44

主尾根は平和です。

1/14 11:45

多少古めですがドーハンのベッド。

1/14 11:47

一寸したピーク

1/14 11:47

ここも下降ポイントかな。

1/14 11:50

峠的な所。左右に踏み跡があります。

1/14 11:50

左手(東)方面

1/14 11:50

右手(西)方面

1/14 11:52

ピーク手前の左方向に作業道

1/14 11:54

ピークには旧吉田町の2級基準点No.23がありました。石間戸向山(385.9m)という名があるらしい。

1/14 11:58

落ち葉の積もる斜面を下ります。

1/14 11:58

猟銃の薬莢。山仕事の方が拾って集めたのでしょうか。銃を撃った時に回収できないのかな。そんな悠長な暇はないか。

1/14 12:03

石祠「明治二十八年九月改造(1895)布里田中摂待氏子中」（今の所推定ですが旧八坂神社としておきましょう）

1/14 12:06

分割記念碑(昭和六年、1931)、布里田中共有の山林薪刈場を八坂神社、大山神社、御伊勢神社に分割支配する云々とある。

1/14 12:08

近くにはトタン覆屋(またまた屋根なし)に石祠。大山神社かな。ここが御嶽禰山と思われます。

1/14 12:08

「明治二十八年九月改造(1895)布里摂待氏子中」

1/14 12:12

眼下に駐車地。小雨が降ってきたのでここで下山することにしました。

1/14 12:19

栃の枯れ葉はビッグサイズです。

1/14 12:22

馬頭尊(大正七年、1918)

1/14 12:25

御嶽禰山

1/14 12:27

覆屋の中の八坂神社の石祠。お山から降ろされたのでしょうか。

1/14 12:33

左から八坂神社、稲荷社(石祠二棟)、諏訪神社そして薬師尊が並んでいます。

1/14 12:33

御伊勢山

1/14 12:37

ゴールです。

1/14 13:02

お土産にフルーツ街道沿いの農園で埼玉県限定の“あまりん”、奮発しました！

1/14 13:06

フルーツ街道釜の上入口にある『秩父うさぎだ食堂』、ちょっと変わった“わらじかつ丼”が食べられるみたい。

1/14 13:10

こちらも超気になりましたが、まずは

1/14 13:16

スタンダードのわらじかつ丼(カツ2枚1080円)をいただきました。ちなみに1枚だと980円。

1/14 13:18

期待以上にカツが美味しかった。香物もワイン漬け。さらにトマトマリネ添えやチーズフォンデュ付のバージョンもあるみたい。是非カレーも作ってほしい！

1/14 13:29

現在お酒は止めていますが、卯年なので記念に購入しました。

1/14 13:35

卯年なので記念撮影

1/14 13:36

兎田ワイナリー直売所併設のレストランです。近くには秩父やまなみチーズ工房もあります。

1/14 19:37

無性にカレーが食べたくなったので、夕飯は市販ルウと有りあわせのものでお家カレーにしました。

1/14 19:41

仕上げ直前に長ネギを投入しました。富士見カレーです！味はいたって普通ですが、大満足です。

撮影機器：

iPhone 8 Apple

感想

godohan

・いつ降りだすかわからない天気だったので、いつでも止められるように吉田丘陵をウロウロしてみました。石間戸向山以北は未踏だったので、プチ探検気分を味わえました。予定では丘陵南端(仮称:小鹿野北アルプス)まで足を延ばそうと思いましたが、途中で小雨が降ってきたので切り上げました。結局雨はすぐに止んでしまいましたが・・・・
・卯年だというのにすっかり兎田ワイナリーを失念していましたが、丁度ランチをいただくことができました。そそられるメニューもあったのでそのうちまた再訪してみたいと思います。卯年ラベルのワインやあまりん等散財してしまいましたが、たまにはいいでしょう。

コメント

女形の産まれ

いつもルート参考にさせてもらってます。

godohan

kh1963さん　どうもです。

同じ志向の山歩きみたいですね! これからもよろしくお願いします。面白いものがあったら教えてくださいませ。　godohan