秋が始まってました 北八ヶ岳(白駒湖・縞枯山)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 565m
- 下り
- 922m
コースタイム
2日目 朝食6時30分、白駒荘7時50分発−麦草ヒュッテ8時30分−多いし峠9時05分−出遭いの辻9時45分−あずまや10時15分−五辻10時30分−山頂尾根で展望台へ−(戻って)縞枯山11時55分‐雨池峠12時40分−ロプウェイ山頂駅13時05分−山麓駅に到着、昼食。
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
帰りは縞枯山からロープウェイで下山(一人1000円)。またタクシーで茅野駅へ(約8000円、約40分)。茅野駅から電車組は5時半頃の「あずさ」で帰途。指定席でも満席でバラバラにしか席とれず。自由席もすごい混雑だったようです。5人でタクシーを使うとバスよりちょっと高いくらいで済みます。ただ5人乗りは台数が少ないので呼び出しに時間がかかる点を考慮して計画して下さい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
基本的に問題なし。但し濡れている道が多いので、足元は泥がつきやすい。また麦草峠から縞枯山へのルートが迂回道でマイナーだったためか一部(出遭いの辻から五辻の間)分かりにくいところもありましたが、慎重にコースを確認しながら進み、迷うことはなかったです。縞枯山から雨池峠の下山は急なのでゆっくりと慎重に。八ヶ岳らしい大きい岩の道もそこそこにはありました。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉は茅野駅近くのアクラランド(400円)。 |
写真
感想
今回は登り仲間5人の年1回の泊り登山。一昨年の富士山から始まって、昨年は八ヶ岳の天狗岳に登ったのだが、だんだん軟弱になってきて、今回のテーマは「如何に楽して登るか」。夜中に発って朝から登って山頂の山小屋に泊まって次の山を目指す、っていうハードなプランは置いておき、初日も少し早目に出発するけど無理はしないで早めに山小屋へ、2日目はそれなりの山に登る、ということで、いろいろ検討して、今回のコースにしました。特に春ごろBSフジで放送していた八ヶ岳3泊の山登りの番組で紹介されていたコースを基に組み立てました。ということで一般には参考になりませんが、まずは山泊、という方には参考になるかもしれません。
◆1日目
車組と電車組に分かれて移動し、茅野駅に10時に集合。駅は既に多数の登山者がバスやタクシーに列を作っていました。我々も集合して5人乗りタクシーを呼び出して出発。麦草峠へ移動しました。ここから登山開始で、麦草ヒュッテから白駒の奥庭を通って、白駒池へ。本日宿泊の白駒荘を訪ねたところ、もう部屋は使える、また一部屋空いたので、3人と2人で二部屋使っていいとのこと。贅沢に部屋を使わせていただきました。なお料金は1泊2食で新館9000円。トイレが水洗で、風呂もあり、食事もたいへん良かったので、仲間も非常に満足していました。
ここでちょっと荷物を分けて、高見石小屋へ。昼食を取ろうと思っていたけど混んでいたので、まずは近くの高見石の展望所?展望岩?に登りました。ここは大きな岩をよじ登る、ちょっとしたコースになっていて、登ると八ヶ岳が一望にできました。但しちょっと雲があったので遠くの山の名前までは確認できませんでした。で、高見岩小屋で昼食。牛丼やカレーなどを食しました。また有名な揚げパンも食べました。昼食を取って下山し、まだ時間と体力があったので白駒池を一周しました。湖面がきれいに空を映したいへん美しい湖でした。もう少し経つと紅葉がすばらしいと予感させました。
小屋に戻って、夕食前に外のテーブルでビールなどを飲みながら余裕のひと時を過ごしました。夕食は一斉に食堂で。山菜の天ぷら、肉の陶板焼きなど修学旅行の食事のように品数も多く、野菜が新鮮で満足しました。食後は部屋で飲み直し(今回は飲みが多かった。。。)、明日に備えて就寝しました。
◆2日目
6時過ぎに起床、6時30分に朝食。朝食も陶板焼きの鍋を使って一人ずつの目玉焼きなど品数豊富な朝食でした。支度をして、出発前にコーヒーを飲んで出発。まずは麦草峠に戻ります。ここから北へ縞枯山を目指しますが、メンバーが地図を読み取って、茶臼山に登って縞枯山へ行くコースだと登りがきついかも、ということで茶臼山には登らずに迂回しながら縞枯山の手前で稜線に出るコースにしました。結果、それほどの急な登りはなく、山を巻きながら進みました。途中、赤いテープがまばらになったり、下りが続きすぎて、ちょっと道が心配になりましたが、確認しながら進むと「あずまや」「五辻」のチェックポイントに辿りつくことが出来ました。
ここからは登りで縞枯現象の縞を横目で見ながら、あるいはその枯れの中を登って稜線につきました。天候もそこそこで開けると遠くまでの眺めも楽しむことが出来ました。稜線で残る人は休憩して、行ける人は展望台に行きました。ここも大きな岩をよじ登る所で、登った先には更に遠くまでの眺望を得ることができました。
稜線を戻って、縞枯山の山頂に到着。と言っても、眺望はなく狭い山頂でした。とにかく5人全員で今回目的の山を踏破しました。
でここから下山。最初の下りが急で一番の難所でした。人も多くて、譲り合ったりしながら、慎重に降りました。降りたところが雨池峠で、ここは広場となっていて、ここで昼食取っている人が多かったです。我々もお腹が減ってきたのですが、ここはゼリーやお菓子で凌いで、ロープウェイの駅を目指しました。峠から先は、草原の中を歩く感じで極めて快適。あっという間に縞枯山荘を通過し、駅に到着しました。
山頂駅はドライブ客(散策スタイル)も多く、ロープウェイも少し並んで待ちました。ということで無事、山麓駅に下山。慌ててレストランで昼食し、タクシーを呼んで、茅野駅に到着。駅で帰りの電車の席を確保し、ここから近場のアクアランドという風呂で汗を流し、その向かいにある食堂で軽く飲んで、あずさに乗って戻りました。電車でぐっすり眠って、新宿に到着。いつもの反省会を行い、今年の泊まり登山は終了しました。
また少し鍛えてまたハードな山にも挑戦はしたいものの、ゆるい感じで余裕で楽しめる登山も悪くないものです。
その雪に見えるのは 先日の雹だと思います。
まだ 残っていたのですね!
当日は激しい雷雨で麦草峠付近は
道路も白くなるほどの積雹でした(>_<)
葉も色づき始め 秋の気配を感じられますね♪
コメントありがとうございます。確かに氷が丸い状態だったのでヒョウやアラレだったのですね。やっぱり山は季節の移り変わりが早いのですね。
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