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記録ID: 5098687
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ハイキング
近畿

浦神半島

2023年01月12日(木) [日帰り]
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camino0819 その他1人
GPS
--:--
距離
13.3km
登り
166m
下り
168m

コースタイム

日帰り
山行
7:00
休憩
0:00
合計
7:00
9:00
420
スタート地点荒船海岸駐車場
16:00
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2023年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
JR西日本きのくに線 紀伊浦神駅
コース状況/
危険箇所等
行程の半分は磯歩きなので、高潮、高波、悪天候時はお勧めできません。
また、「耳の鼻」の洞窟は満潮時は通り抜けができないので、干満時間も
しっかり調べる必要があります。
その他周辺情報 宿、日帰り温泉、まぐろ料理をはじめとする飲食店が多い那智勝浦の中心街まで車で約30分で行けます。
荒船海岸駐車場から歩き始めるとすぐにゲートが出てきます。
歩行は問題ないですが、車両は時々制限がかかります。
2023年01月12日 09:31撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
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荒船海岸駐車場から歩き始めるとすぐにゲートが出てきます。
歩行は問題ないですが、車両は時々制限がかかります。
切り通しを抜けると熊野灘の外海が一気に広がります!
2023年01月12日 09:50撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
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1/12 9:50
切り通しを抜けると熊野灘の外海が一気に広がります!
しばらくは海岸に沿う舗装路を歩きます。駐車場から舗装路の終点(荒船岬)まではおよそ5kmです。滅多に車は通りませんが、休日になると磯釣りの車が時々通ります。
2023年01月12日 09:47撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
1/12 9:47
しばらくは海岸に沿う舗装路を歩きます。駐車場から舗装路の終点(荒船岬)まではおよそ5kmです。滅多に車は通りませんが、休日になると磯釣りの車が時々通ります。
暖地性植物に囲まれた舗装路。
歩いていても飽きません。
2023年01月12日 10:03撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
1/12 10:03
暖地性植物に囲まれた舗装路。
歩いていても飽きません。
時には荒々しい磯を望みながら。
2023年01月12日 10:11撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
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時には荒々しい磯を望みながら。
岩盤をくりぬいた小トンネルが何カ所か現れます。
2023年01月12日 10:14撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
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岩盤をくりぬいた小トンネルが何カ所か現れます。
立派な切り通し。
2023年01月12日 10:16撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
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1/12 10:16
立派な切り通し。
舗装路の終点付近は、国産ロケット「SPACE ONE」の発射基地への入り口が見えてきます(先へは関係者以外は入れません)

この先の行程は、この看板を横目に天然の磯に沿って進みます。
2023年01月12日 10:30撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
1/12 10:30
舗装路の終点付近は、国産ロケット「SPACE ONE」の発射基地への入り口が見えてきます(先へは関係者以外は入れません)

この先の行程は、この看板を横目に天然の磯に沿って進みます。
磯と荒波を眺めながら。
2023年01月12日 10:40撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
1/12 10:40
磯と荒波を眺めながら。
荒波は磯で砕け、波打ち際ではかなり穏やかに。
潮だまりが多く、その透明感にため息が出ます。
2023年01月12日 10:47撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
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1/12 10:47
荒波は磯で砕け、波打ち際ではかなり穏やかに。
潮だまりが多く、その透明感にため息が出ます。
こんな感じの浜をずっと歩きます。
2023年01月12日 11:06撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
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1/12 11:06
こんな感じの浜をずっと歩きます。
鬼宿(おにゃど)と呼ばれる岩石地帯。
2023年01月12日 11:07撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
1/12 11:07
鬼宿(おにゃど)と呼ばれる岩石地帯。
2023年01月12日 11:19撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
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「犬戻り」と呼ばれる洞門。
この先、磯が切れ落ちていて先に進むことができないことが判明!迂回路として浦神半島の尾根道を使うことを決定。
数100m戻り、炭焼き窯跡から谷沿いの道を歩いて尾根へ。
2023年01月12日 11:24撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
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「犬戻り」と呼ばれる洞門。
この先、磯が切れ落ちていて先に進むことができないことが判明!迂回路として浦神半島の尾根道を使うことを決定。
数100m戻り、炭焼き窯跡から谷沿いの道を歩いて尾根へ。
矢印型の標識と炭焼き窯跡(画像左側)
この間の谷に沿って浦神半島の尾根を目指します。
(踏み跡程度しかありません)
2023年01月12日 12:33撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
1/12 12:33
矢印型の標識と炭焼き窯跡(画像左側)
この間の谷に沿って浦神半島の尾根を目指します。
(踏み跡程度しかありません)
しばらくは地さな沢沿いを進みますが、尾根自体の標高が低いため、すぐに尾根に出ます。浦神半島ではかつて尾根付近に畑が形成されていたことがあり、尾根近くには畑の石垣跡が見られます。
2023年01月12日 12:54撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
1/12 12:54
しばらくは地さな沢沿いを進みますが、尾根自体の標高が低いため、すぐに尾根に出ます。浦神半島ではかつて尾根付近に畑が形成されていたことがあり、尾根近くには畑の石垣跡が見られます。
尾根道に出ます。この尾根道はもともと、浦神湾沿いの漁村から外海側、尾根の畑に行くための地元住民の生活道だったそうです。このように手描きの標識が見られます。
(耳、貝床、福良は磯沿いの岩礁の呼び名です)
2023年01月12日 13:03撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
1/12 13:03
尾根道に出ます。この尾根道はもともと、浦神湾沿いの漁村から外海側、尾根の畑に行くための地元住民の生活道だったそうです。このように手描きの標識が見られます。
(耳、貝床、福良は磯沿いの岩礁の呼び名です)
尾根を網羅する旧生活道は古道が明確に残っています。ここを歩き、富久良門の岩礁を目指します。
2023年01月12日 13:16撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
1/12 13:16
尾根を網羅する旧生活道は古道が明確に残っています。ここを歩き、富久良門の岩礁を目指します。
尾根にきれいに残る畑の石垣。地元の方いわく、この辺りでは主にイモ類が作られていたそうです。
2023年01月12日 13:20撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
1/12 13:20
尾根にきれいに残る畑の石垣。地元の方いわく、この辺りでは主にイモ類が作られていたそうです。
再び海岸に出ます。鬱蒼とした森の道と開放的な無人の磯が近くにあるのがこの浦神半島の魅力です。
2023年01月12日 13:27撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
1/12 13:27
再び海岸に出ます。鬱蒼とした森の道と開放的な無人の磯が近くにあるのがこの浦神半島の魅力です。
美しい磯の海と紅葉が混じる常緑樹。
本州最南端に近いので、1月なのにまだ紅葉が見られます!
2023年01月12日 14:17撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
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1/12 14:17
美しい磯の海と紅葉が混じる常緑樹。
本州最南端に近いので、1月なのにまだ紅葉が見られます!
浦神半島の突端近くにある洞窟「耳の鼻」。
ここから先は干潮時でないと抜けられない場所があります。
(満潮時はこの洞窟の上の小さな乗越を越えますが、非常に岩盤がもろくて滑りやすいです)
2023年01月12日 14:38撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
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1/12 14:38
浦神半島の突端近くにある洞窟「耳の鼻」。
ここから先は干潮時でないと抜けられない場所があります。
(満潮時はこの洞窟の上の小さな乗越を越えますが、非常に岩盤がもろくて滑りやすいです)
耳の鼻を抜けた先の潮だまりは浦神半島の中でもひときわ美しいところ。残念ながらこの時は日が既に陰っていたため、日が当たった時のエメラルドブルーが見られませんでした。
参考までに、この下に日が当たった時の前回の画像を入れます。
2023年01月12日 14:53撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
1/12 14:53
耳の鼻を抜けた先の潮だまりは浦神半島の中でもひときわ美しいところ。残念ながらこの時は日が既に陰っていたため、日が当たった時のエメラルドブルーが見られませんでした。
参考までに、この下に日が当たった時の前回の画像を入れます。
日が当たった時の潮だまり(2021年3月撮影
2021年03月19日 13:44撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
3/19 13:44
日が当たった時の潮だまり(2021年3月撮影
耳の鼻から先は浦神半島の内側へと入っていきます。
しばらく浜を歩いた後、仏崎という小さな岬からは、浦神集落に向けて残る明治古道を歩きます。
2023年01月12日 15:04撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
1/12 15:04
耳の鼻から先は浦神半島の内側へと入っていきます。
しばらく浜を歩いた後、仏崎という小さな岬からは、浦神集落に向けて残る明治古道を歩きます。
岩盤を掘って作られた明治古道。幅もあってとても歩きやすいです。
2023年01月12日 15:24撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
1/12 15:24
岩盤を掘って作られた明治古道。幅もあってとても歩きやすいです。
3卍残る明治古道を歩いていくと大きな切り通しが現れ、ここからは浦神の集落へと入っていきます。
2023年01月12日 15:55撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
1/12 15:55
3卍残る明治古道を歩いていくと大きな切り通しが現れ、ここからは浦神の集落へと入っていきます。
集落に入った後はそのまま紀伊浦神駅まで延々と車道を歩きます。浦神湾を眺めながらの素朴な漁村歩きもとても風情があっていいですよ。
2023年01月12日 16:00撮影 by  Canon EOS 80D, Canon
1/12 16:00
集落に入った後はそのまま紀伊浦神駅まで延々と車道を歩きます。浦神湾を眺めながらの素朴な漁村歩きもとても風情があっていいですよ。

感想

自然の海岸、中世〜近世の人々の営みを感じることができる潮風満喫トレイルです。
特に、真っ青な外海と荒々しい岩礁が奏でる浦神半島東側は、常に絶景がそばにある環境です!
アップダウンはほとんどないエリアではありますが、天候と時期だけは入念に選ばれることをお勧めします。
真夏の7,8月および周辺の暑い時期は沿岸部は直射日光に常にさらされるため、お勧めできません。また、晴れていても波浪注意報、高潮注意報などが発令されているときも沿岸部はお勧めできません。

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