鋸岳・鬼ケ面山(揺れると噂のハシゴ場を往復)
- GPS
- 22:50
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,386m
- 下り
- 1,386m
コースタイム
天候 | 1日目:ガス、2日目:曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ネットの記録を見ると、もう廃道になるんではと思ってしまいますが、道は手入れされていました。枝を切り払ってありましたし、ロープも古いものの他に1〜2本取り付けてありました。 気を付けるのは、鋸岳の登りの岩場と鋸岳から海谷への分岐に行く途中のハシゴの所ですが、自分が一番嫌だったのは雨飾温泉から鋸岳の尾根に向かう途中の山腹のトラバースでした。草が茂った細い道に岩が隠れて歩きにくいのです。草の無い時期なら良いと思いますが。 思ったより難しくないと感じましたが、高所恐怖症の方とか、個人差があると思います。個人的な感想なので、判断はご自身でお願いします。 |
写真
感想
連休はどうしようか、天気予報を見ながらあれこれ考えます。
とりあえず13日は大気の状態が不安定らしいので外し、14・15日で何処かへ。
でも、15日は12時から仕事なので、下山時間と車の移動時間を合わせて6時間以内に帰れる所。それで思いついたのが鋸岳から鬼ケ面山のピストン。
ここは、駒ヶ岳から鋸岳まで縦走するのに時間がかかるのと、車の回収も大変なので日帰りは厳しい所です。
「新・北陸の名山」に鋸岳から5分の所にテントを張ったという記録もあったので、そこでテントを張り、鬼ケ面山をピストンし、翌日、下山する計画としました。
下山時間3時間、車の移動時間2時間半とすると十分帰れます。
危険な山域をピストンするのは、ためらいがありましたが、メリットは、怖くて先に進めない場合はいつでも引き返せる点です。
さて、雨飾温泉から登山開始ですが、しばらくは快適な尾根登りですが、それを過ぎると山腹をトラバースする道に入ります。この道が狭くて草だらけ、草の中には岩が隠れているので、とても歩きにくいのです。3〜4か所で沢も渡るのでアップダウンもあります。今回の山行でこの道が一番やっかいで怖いと思いました。
雨飾山の分岐の尾根まで来るとまた、快適な尾根登りです。鋸岳が近づくと傾斜は急になり鎖やロープが出てきます。気を引き締めて登ります。
鋸岳から10分ほど進むと台地上の所で登山道が少し広くなっていたので、ここでテントを張ることにしました。道の上ですが、この山域で夜中に登山者が歩くことはまず考えられません。
ここで荷物を置き、必要なものだけをザブザックに入れ先に進みます。身軽になったので岩場への適応力もアップです。
少し進むと噂のハシゴが登場しました。ハシゴは思っていたよりしっかりしていて下の方が少し揺れる程度で、難なく下降できました。その後のトラバースもロープがあるので慎重に行けば問題なしでした。
もっとも周りはガスで下が見えなかったのも良かったのかもしれませんが。
ここを過ぎれば、後は特に危険な所はありませんでした。
鬼ケ面山は、南峰と北峰があります。南峰までは、登山道がありますが、少し高い北峰には登山道がありません。南峰から見ると北峰は尖がっていて登るのが難しそうなので、登らず帰るつもりでしたが、ちょっと行ってみると少しヤブの薄い昔の登山道跡みたいのが見えたので、足を踏み入れてしまいました。でも、直ぐに後悔します。灌木が行く手を塞ぎなかなか前に進めません。15分ほどでようやく頂上に到着しました。
ちなみに南峰・北峰ともに頂上からの展望は良好です。この日はガスって駄目でしたが。
2日目は、晴れの予報でしたが、朝から雲りでした。御来光も駄目で期待はずれです。皆さんのレコを見ていると外した13日の方が晴れていた感じです。山の天気を読むのは難しいですね。
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