中央線沿線、高畑山、倉岳山 鳥沢から梁川、2008年
- GPS
- 04:55
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 940m
- 下り
- 969m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
写真
感想
2008年3月6日
倉岳山、高畑山
先々週は、甲武信岳の冬山に苦闘し、先週も思いがけずの上部でのラッセルとなった七面山など、少しヘビーな山行が続いた為、今日は、前から行こうと思っていた中央線沿線の里山、低山の高畑山、倉岳山に登ることにする。倉岳山は山梨百名山である。
車の置き所に困るとガイドブックにあったし、少しのんびりしたいので、甲府よりひとつ松本よりの竜王駅に車をおいて、中央線で登山口となる鳥沢駅に向かうことにする。中央線に乗るのは、というより、電車に乗るのは、1月31日に高川山、九鬼山、岩殿山の山梨百名山3座を登って以来となる。電車からの風景が楽しみだ。
倉岳山は川口に住んでいたころ、C-chanと登ったことがある山だ。
4:40起床
5:40自宅発
6:10竜王駅駐車場、1日700円の駐車代がかかる。
6:18大月駅行きの電車
7:11大月駅着
7:12東京駅行きの特別快速電車に乗り換え、
7:20鳥沢駅着
自宅を出ることには、もう白々と明るくなる季節となった。富士山がシルエットで浮かび上がり、八ヶ岳もよく見える。竜王駅から乗った中央線では、甲府を過ぎると、大きな甲斐駒ケ岳が一際目立つ。勝沼ぶどう郷という駅の辺りに来ると白峰三山や悪沢岳、赤石岳もよく見えた。北に目をやると金峰山もみえる。こんなによく見えると八ヶ岳方面にでも行けばよかったなんて思ったりもした。
竜王駅から乗った電車は大月駅行きで、そこで東京駅行きの特別快速に接続した。大月辺りだと東京方面に通勤している人も多いのであろう。中央線の新型の電車であった。
7:30鳥沢駅発。
まず、国道20号線を東に進む。ガイドブックでは、悩むことなく登山道にと到達するとあったが、さっそく指導標を見逃したらしい。中学生がおはようございます、などと挨拶する。歩道が狭いので、トラックが通過すると飛ばされそうになる。なんとも貧弱な歩道だ。少し戻って、正しい道を発見し、小篠貯水池の方面に向かう。
やっと登山道に入り山登りらしくなる。里山では、登山道を見つけるまでが苦労することがある。
8:30高畑山分岐
この分岐を直登すれば、倉岳山に近いが、今日は、高畑山にも登るので、高畑山方面へ。
8:50高畑山分岐発
標高700m辺りから、登山道の氷結が見られるようになる。これが怖い。そろりそろり。アイゼンをつけるほどではないが、慎重に。不用意に足を出すとすぐ滑ったりする。氷結していてもその上に落葉があったり、土がかぶっていたりするところも多い。そうしたところは心配ないのだが。
9:40高畑山
9:50高畑山発
富士山が大きく見えた。この山も大月市が指定している「秀麗富嶽十二景」のひとつだ。
頂上を後にするとすぐに雛鶴峠への道を南に分け、下る。90mほども下って少し登ると天神山の小突起を過ぎ、穴路峠に到着する。右を見ると道志の山々の北斜面がよく見える。日当たりの良いところと悪いところが交錯し、日当たりの良いところと同じように不用意に日当たりの悪いところに進むと滑ったりした。
10:04穴路峠
10:14穴路峠発
この峠で秋山方面から登ってきたハイカー4名に出会った。
南東方面に大きな山が見えた。どうも丹沢の蛭ケ岳らしい。大きく秀麗な山だ。
10:25倉岳山
10:45倉岳山発
倉岳山も「秀麗富嶽十二景」のひとつである。
倉岳山直前で1名の登山者。倉岳山山頂でも1名の登山者。前者の方は秋山の方から登り、後者の方は、私が下る梁川駅から登ってきたらしい。
後者の方に、これから進む梁川駅への登山道の様子を聞くと、やはり氷結している部分があるという。山頂からは富士山が大きく、北を見れば、雲取山も見えていた。
倉岳山を下り立野峠に向かう。
11:06立野峠通過
ここからが苦労した。倉岳山頂上であった方はこの登山道を登ってきたのだが、氷結している部分があるといっていた。自分が登ってきた登山道と同じ程度の氷結かと思いきや、沢沿いとなるこの道の氷結程度は、もっとすごかった。登山者が多く、雪を固め、その後雨も降り、朝冷えて…..。つるつるだ。アイゼンをつけるも悔しいので、慎重に足を運んだ。
途中、水場も過ぎ、標高500mくらいまで氷結している部分があった。
車道に出て、しばらく行くと梁川駅に到着した。
12:25梁川駅着
顔だけ汗を拭った。
12:43の小淵沢駅行きの各駅停車に乗車。大月駅では特急の通過待ち10分。甲府駅でも4分程度の停車があるなど、のんびりした電車であった。この時間の主なお客さんは高校生などであった。
帰りの電車から、富士山も一部しか見えず、南アルプスも甲斐駒ケ岳を除いて雲に隠れていた。八ヶ岳はよく見えていた。
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