硫黄岳(桜平ゲート発着、夏沢峠経由)
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- GPS
- 05:44
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 917m
- 下り
- 921m
コースタイム
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 5:42
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
森林限界を超えてから強風で対応装備で備えること。 それまでは特段の危険箇所なし。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
行動食
水筒(保温性)
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
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感想
コロナ期を挟んで、12爪アイゼンとピッケルの雪山を長らく経験していないので、しかし、身体を動かしていないことを考慮して、硫黄岳を計画。
この山は風がポイントとなるので、この点を気にしつつ天気予報をチェック。
木曜日がピンポイントで登れそうな風のため、計画実行とする。
車も雪道走行にまだ慣れていないため、
5時半に出発し、三井の森の高級別荘地を抜けて、8時前に桜平に到着。
分岐で先に行こうか躊躇している軽自動車が戻る。
ツルツルに凍結していない程度の雪道で、雪道も均して頂いているようで、スタッドレス&4WDであれば乗り切れる。
桜平下、中を通過、とりあえず上まで見てみようかと進むと、ゲート到着。左手が上駐車場の入り口だが、除雪された雪が積み上がって下を擦りそう。
上の駐車場を使うのは諦めて、ゲート両脇にある駐車スペースに停める。
朝食を摂って装備を整えてスタート。
ゲートを超えて林道歩き。
足を置く場を気にして用意したチェーンアイゼンは使わず夏沢鉱泉に到着。
小屋の人に会釈して東屋で一休み。
そこからオーレン小屋までも誰にも会わず、ただトレースはしっかり踏み固められ、歩きやすい。
オーレン小屋に出ると硫黄岳の山容が現れる。
冬季小屋に入り、ザックを下ろして一休み。
色々な注意書きを興味深く読む。
考えればわかる基本的なことだけれど守らない人が多いのだろう。
休憩後、次のポイントである夏沢峠に向け出発。
ここまでも誰にも会わない。
夏沢峠にはそれほど時間がかからず到着。
ここで降りてきたソロ女性登山者に会い、登頂したことと、風は休憩はできないが、写真を写して回ることができる程度と聞いて少し安心。
12爪アイゼンを装着し、ハードシェルを羽織り、グローブを付け替え、バラクラバとゴーグルを装着。
その間に後ろから来たソロ男性登山者が先行する。
森林限界を超えて、強烈な風が身体を通る。
登山道も風で雪が吹き飛んで岩がむき出しの箇所が多い。
ウェアを着込み、風に露出したところはないのだが、鼻、耳や指先など身体の末端が風による寒さで少し痺れる。
ケルンがいい目印であり、雪煙が噴き上がっているのが青空に映えてよく見える。
しかし、足を取られるほどの風ではなく、一歩一歩アイゼンを付けた重い一足をゆっくり雪道に置いていく。
徐々に高度を上げると、北アルプスが一望できる。
確かに展望が最高だ。
しかし、気温が高いのかクッキリとした遠望は見られない。
山頂到着。
美濃戸からきた登山者2名が標識にいた。
風が強く、逃げ場がないので休憩はできず、山頂周囲を巡り、下山に入る。
北八ヶ岳の山並を眼前としながら降る。
ウェアで身体が熱くなる。
夏山峠で元のギアに戻し、進む。
これから登る女性ソロ登山者がいた。遅いけれど夏沢鉱泉に泊まるのかな。
オーレン小屋通過し、硫黄の匂いがして夏沢鉱泉到着。
休まずにそのまま林道を歩く。
往路と違い、タイヤ後は凍結して滑る。
道路脇や真ん中のザクザクの雪を選んで歩いてゲート到着。
汗流しをするのに近くに日帰り温泉を見つけられず、
金沢温泉 金鶏の湯まで車を出す。1時間。
平日でもそれなりに入浴する方々がいて、露天はないがいい湯だった(600円)。
まだ17時まで時間があるので道の駅を探す。
ナビが提示したのは小淵沢。
ナビに従ったら、やたら東西移動して時間がかかったが、野菜など土産物を購入でき、そのまま高速にのって帰宅。
国立府中から都心まで2時間の渋滞情報を見て、圏央道を利用して帰宅することとなった。
それほど疲れず結果的に少々物足りなかったが、シーズン初めができ、次は少しハードな雪山に挑戦しようと思いました。
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