一ノ沢-常念-蝶-上高地 初☆稜線上のテント泊
- GPS
- 08:00
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 2,166m
- 下り
- 1,969m
コースタイム
- 山行
- 10:02
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 11:15
- 山行
- 3:40
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 4:00
天候 | 曇り 時々 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
案内等しっかりしていて迷うことはないと思います。 |
その他周辺情報 | ・バスの出発場所の竹橋パレスサイドビル内にコンビニがあります。 ただし私が行ったときにはおにぎり、菓子パン類等はほとんど売り切れていました。 お店の面積も狭め。そこで買えばいい、とあてにしていると混雑する日には目当てのものがないこともあるかもしれないので注意してください。 立ち寄った談合坂、諏訪湖のサービスエリアにはおにぎり、サンドイッチなどもたくさん売っていました。 ・蝶ヶ岳の山荘の中はちょっと不安定でしたが、テン場では携帯がつながりました(DoCoMo) ・蝶ヶ岳山荘で朝ヘリの荷揚げがあり何回かヘリが来てました。ヘリが降りてくると小屋前、トイレ前のテーブルのあたりは砂嵐が吹き荒れます。朝食をそこで食べてる人が大変な目にあってました。ご注意ください |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
3回目の北アは初のテント泊縦走に挑戦。
といっても仲間が担ぎ上げてくれたテントに泊まるだけ(^-^;
それでもいままでほとんど全食事つきの小屋泊しかしたことのない私にとって、全自炊のテン泊装備は目が飛び出るほど重かったです。
というのも事前になって涸沢のほうでは氷が張ったらしい、とか今週末北アで初雪があるかも、とかいう噂が直前になってビシバシ入ってきて、テント経験のない私は完全にビビりモード。
防寒着やらいろいろをあれもこれもと詰め込んだらテントなしにもかかわらず全装備で13kg。。。。
新品ザックはドイターの45リットル。
威張るほど大きくはないのだけど、私としては史上最重量です。
大きなザックで町をあるくのはいい気分(^^)
すごいでしょ、私北アルプスにいくのよ♪
ってそんなことで ヘヘンとか思ってるのが初心者かー(^-^;
仲間と待ち合わせ、竹橋からバスにのり定刻ピッタリに登山口着、身支度ののち登山開始がAM5:30でした。
ヘッデンをつけてスタートしたものの、あっという間に明るくなって見上げるとすかっと晴れた青空。今年はほんとうに天気の悪い週末がおおかったのでラッキーでした。
沢沿いの登りをしばらく頑張ったのち、胸付八丁以降急登開始。
荷物は重たいもののまだ元気なのでさくさくと進んでいきます。
稜線にでると目の前にどーーん!と青空を指すヤリ様のおすがた。
キャー カッコイイー(^^)!!!
晴れの連休ということもあって常念乗越には結構な人がいました。
私たちも小一時間ほどご飯を食べたりトイレにいったりして休憩ののち、蝶を目指して楽しい稜線歩きのスタート!
のはずだったのですが・・・
後で時間の記録を見て分かったのですが、私たちのコースタイム、登山口から稜線にでるまでと稜線から上高地に下山するまではCTの80%ぐらいの速さで移動できているのに、なぜかこの常念乗越-常念-蝶槍-蝶ヶ岳の稜線上移動だけCTの時間より1時間もオーバー。
実感としても、稜線にでるまでと下山はそんなに苦しくなくスラスラと進んだのに、常念-蝶の間はこのコースタイムおかしいよ!と地図に文句をつけるぐらいはかどりません。
なんで??
今回のメンバーは私を含め全員トレイルランナー。
角度が急で荷物がおおかったとしても、足場が悪くなければ移動スピードは普通の人よりは早いみたいです。
ただ常念周辺とか、大きな岩が続いたりして次の一歩をどこに乗せるべきか、どの岩を選んでいったら楽で安全か、とか一歩一歩に判断が求められるような移動は経験値が浅いのかもしれないなあと思いました。
荷物が重いとか計画失敗とか文句をいいながら結局夕方五時ちょっとまえに蝶ヶ岳ヒュッテ着。
日が暮れる前にたどり着けてひと安心でした。
テン場の良い場所は埋め尽くされていたので(そりゃそうだ)やや斜めの場所に力をあわせて今日のお家を設営。
予想したより寒くもなく、物音でなんどか目がさめましたが比較的朝までよく寝られました。
朝起きて外にでてみると、東の空がもう明るくなっています。
しばらくすると雲の隙間に真っ赤なご来光。
振り返ると目の前に宮殿のようにそびえる穂高連峰と、天をつきさす槍のとんがりもピンク色にそまっていました。
去年南岳から覗き込み、うわぁ、ムリムリ((+_+)) と思った大キレットも目の前に。
まだ無理だけど経験をつんで、いつかあそこも制覇したいなあと思いました。
不慣れなことが多く、テントを撤収して山荘を後にしたのは8時前(遅。
昨日とはうってかわって下山はさくさくとすすみます。
蝶ヶ岳山頂から4時間弱で上高地バスターミナル着、小梨平で入浴し、松本からあずさで岐路についたのでした。
真夏にくらべたら防寒などの装備が増えて荷物は重かったかもしれませんが、雨もふらず風がほとんどなかったので初テン泊デビューとしては大変めぐまれていて楽しかったです。
でも自分一人で全部かついで、となるとまだまだ超すべきハードルはたくさんありそうですが、いつかマイテントを担いでロング縦走にもチャレンジしてみたいです。
帰ってきてどっと疲れが出ました。
やっぱりロングテン泊してる人たちはすごい!
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