間ノ岳・農鳥岳(完登!3000m峰。地元の山で)
- GPS
- 16:12
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 2,574m
- 下り
- 3,213m
コースタイム
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 5:35
天候 | ■13日(土) 晴れのち霧 広河原 6:30 15℃ ■14日(日) 晴れのちくもり 北岳山荘(テント泊) 5:00 晴れ 1℃ 無風 間ノ岳 7:00 晴れ 3℃ 無風 農鳥岳 9:30 晴れ 6℃ 風速3〜4m(体感) |
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過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
バスは、第二駐車場から2台が出発。2台目に座れました。5時30分発ですが、ぎりぎりに到着だど、バスは立って広河原にいくことになります。奈良田〜広河原1130円(協力金込)。 <広河原への登山バスの時刻表> http://www.pref.yamanashi.jp/kankou-sgn/documents/jikokuhyoura.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
■全体として 表示やペイントははっきりしています。危険個所というレベルの場所はありません。大門沢下降点から奈良田までは、2000mの下りです。大門沢小屋までは、ガレている箇所もあり、スリップに注意が必要です。 |
その他周辺情報 | ■奈良田の里温泉 女帝の湯 第二駐車場からすぐの場所。下の駐車場に停めて200mほど、坂道を登ります。大人400円。泉質はいいです。 http://spa.sound-f.com/kyonan/jyotei.html |
写真
装備
個人装備 |
テントmont-bellステラリッジテント 1型
テントマットmont-bellドーム1用
テントオプションmont-bellオプショナルロフト ドーム用
シュラフmont-bellU.L.スーパー スパイラルダウンハガー #2
シュラフカバーmont-bellブリーズドライテック U.L.スリーピングバッグカバー
シュラフマットTHERMAREST 40th Anniversary Edition R
防寒着
救急セット
ヘッドライトPETZL ZIPKA PLUS2(2)
非常用防寒シート(2)
手袋・フェイスマスク(1)
カッパ上mont-bellレインダンサー ジャケット Men's(1)
カッパ下mont-bellレインダンサー パンツ Men's (1)
ガスカートリッジPRIMUS IP-250T(1)
バーナーPRIMUS P-153(1)
イグニッションスチール(1)
カートリッジホルダーPRIMUS P-CH(1)
コッヘルセットsnow peak(1)
手拭・ハンカチ・ティッシュ(1)
地図・コンパス(1)
高度計・時計Suunto Core Glacier Gray(1)
GPS GARMIN etrex20(1)
カメラOLINPUS TOUGH TG-1(1)
無線機STANDARD VX3(1)
非常食(1)
携帯食(1)
水2.0L(1)
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共同装備 |
常食(9)
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感想
■前回のリベンジ
8月にregさんと挑んだ、北岳・間ノ岳・農鳥岳の白峰三山縦走は、悪天により断念。今回はそのリベンジです。
<北岳(憧れの白峰三山縦走。断念無念)2014年08月03日(日) 〜 2014年08月04日(月)>
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-490004.html
■激混みを予想して、さまざまなオプションで挑む
天気のいい3連休。がけ崩れで8月中閉鎖されていた芦安からのバスも運行を再開しました。しびれを切らした登山者がたくさん訪れることは間違いありません。
そこで、まずは、北岳山荘のテント場を確保するべく、八本歯のコルを経由して最短で北岳山荘へ。そこからは、
1 北岳をピストンする。
2 農鳥小屋まで進む。
3 そのまま北岳山荘に滞在する。
の3つの選択肢を考えていました。北岳は4回登っているのでそんな無理することもありません。
八本歯のコルで、北岳も間ノ岳方面もガスがかかってきたため、そそくさと「3 そのまま北岳山荘に滞在する」を選択(いや、早く飲みたい衝動を抑えきれず!?)。1日目は北岳山荘のテント場でまったりしました。
北岳山荘の宿泊者の方は、1枚の布団に3人だったそうです。今シーズン一番の混雑とか。いったいどうやって寝るんでしょう。重いけど、テント担いで上がって、よかったです。
■やっぱりよかった間ノ岳〜農鳥岳縦走。そして3000m峰完登。
2日目に縦走を設定してよかったです。大門沢下降点に着くまで、本当に夢のような縦走でした。
とくに、間ノ岳は最高でした。見える山は北は剱岳から妙高山。穂高連峰、中央アルプス。仙丈ケ岳や甲斐駒はいうに及ばす、塩見岳や荒川岳・赤石岳も手に取るような近さです。山頂も広く、いつまでも長居をしていたい場所でした。
期せずして、3000m峰21座の最後が、甲府盆地からよく見える地元の農鳥岳になりました。
天候による行先変更も重なり、3000m峰が21座あることを知ってから1年足らずで達成できました。それはそれで、うれしいのですが、これからの目標を失い少しさびしさも。唯一、山頂の展望のなかった「聖岳」に、もう一度トライしようかな〜〜。
山梨ということで「ほうとう」です。
それから、農鳥岳なので、「鳥」で作りました。
というか本当は、リクエストされました。
1日目昼食 親子丼
ちゃんと甲州地鶏を使っています。少し、高い。
1日目夕食 ほうとう+ウィスキー「ツインアルプス」
ほうとうは山梨の名物です。ちなみにカボチャは山梨県産のものを使用できました。
ツインアルプスは、長野県宮田村のものです。
ということは、おそらくは、中央アルプスと南アルプスのツインかと思われますが、
私たちにとっては、先週の北アルプスと今回の南アルプスのつもりです。
間ノ岳と農鳥岳のツインだととってもらっても結構ですが。
2日目昼食 鳥そぼろ丼+コンソメスープ
鳥そぼろ丼は、2日目の朝食時にご飯を炊いて混ぜ合わせ、お弁当形式にしました。
テント泊の時に、お弁当をテント場で作るという手は使えそうです。
コンソメスープは、珍しくyama-ariさんの作です。
マギーコンソメを使用したので、おそらくはチキンエキスとビーフエキスの混合。
yama-ariさんは「合いの子、間ノ岳」と喜んでましたが、ちょっと苦しいか?
作り方、材料等を書いておきます。
1日目昼食
親子丼 3人分
<材料>
たまねぎ 2個
鶏もも肉 1枚
生卵 5個
みつば 適量
アルファ米 3食分
料理酒、みりん、めんつゆ、しょうゆなど
<前日準備>
1 玉ねぎをスライスする
2 鶏もも肉を皮をはずして、乱切り
3 1,2を水、料理酒、みりん、めんつゆ、しょうゆなどで煮込む(やや濃いめに味付け)
4 さんざん煮込んでから粗熱を取って、煮汁ごとジップロック→冷蔵庫
5 みつばを切ってジップロック
<当日>
1 アルファ米を炊く(炊き方は省略、どうやってもいいと思う)
2 玉ねぎと鶏の煮込みをあたためる
3 生卵をかき混ぜて、投入する。半熟で火を止めて、余熱でお好みの固さに。
4 ごはんの上にのせて、みつばを飾る
1日目夕食
ほうとう 3人分
<材料>
しゃぶしゃぶ用豚肩ロース 250g
ほうとう 4食分(乾麺、はくばくの「あばれほうとう」を使用)
長ネギ 2本
人参 2分の1本
かぼちゃ 8分の1個
じゃがいも 1個
ごぼう 2分の1本
ごま油、めんつゆ、ラー油、七味唐辛子 適量
<前日準備>
1 豚肉を凍らせる
2 長ネギを適当に切ってジップロック
3 ごぼうはささがきにして、少しゆでてあくを抜き、水を切ってジップロック
4 かぼちゃは皮をとる、人参は短冊切り。両方電子レンジをかけてからジップロック
5 ジャガイモをスライス。水にさらしてあくを抜き、水気をふいてジップロック。
<当日>
1 1食あたり600gのお湯を沸かし、人参、かぼちゃ、ごぼう、じゃがいもをゆでる。
2 しばらくしたら、麺と添付のスープを入れる
3 麺が食べられる感じになったら、ねぎをいれて、ごま油をまわしかける。
4 あとはお好みでめんつゆなどで、味を変えながら食べる。七味唐辛子もおすすめ。
ごま油が決め手。ラー油使用も可。
2日目昼食
鳥そぼろ丼+コンソメスープ 男3人分
<材料 鳥そぼろ丼>
アルファ米 4食分
鶏ひき肉 300g
ねぎ 2分の1本
しょうが ひとかけ
中華あじ、オイスターソース、ごま油、塩、こしょう、しょうゆ
<材料 コンソメスープ>
コンソメ
ゆうべ余ったネギ
こしょう
<前日>
1 ねぎ、しょうがをみじんぎり。どちらもたっぷりでOK。
2 1をごま油で炒める。ごま油はけっこう多め。
3 ひき肉をいれて、ぼろぼろになるまで炒める。
4 きつめに味付け。粗熱をとってジップロック→冷蔵庫
<2日目の朝>
1 アルファ米を炊く
2 鳥そぼろと混ぜ合わせる。
<2日目のお昼>
取り出して食べるだけ。3人分に分けている間に、お湯を沸かし、コンソメスープを作る。
yama-ariさん、こんにちは。
今年の1月に甲武信岳であったトシです、憶えていますか。
今回、コースタイムを見ると、大門沢小屋から奈良田の間で追い越したようですが、ひょっとするとダム上の河原のテントで休んでいたグループではないですか。
天気が良くて良い山行でしたね、これからもよろしくです。
toshi-17さん。ご無沙汰しています。メッセージありがとうございます。
もちろん甲武信ヶ岳も、大門沢の下りも記憶にあります。
おそらく大門沢の下降点から、一度追越し、大門沢小屋から、もう一度追越し、
最後に河原のテントで追い越されたと思います。
レコ拝見しました。壮絶な山行でしたね。同行されていたUさんは、骨折されていたんですね。
それにも関わらず、あの長い大門沢を下っていたんですね。脱帽です。Uさんの早いご回復をお祈りしております。
またお会いできる予感がします。今度お会いした時は、お声をかけれるように注意していますね。それでは、また!
yama-ariさん、regさんこんばんは〜
ワタクシも今年の1月に甲武信岳山頂であったdrunkyです(笑)
時間見ると農鳥小屋から西農鳥登り始めですれ違ってますね!
・・・あの日の甲武信の頂上付近にいた3組が全部奈良田に同じ日に戻ってるなんておもしろいもんですね、今度出くわしたら山飯ご馳走してくださいね
お疲れ様でした〜
drunkyさん。こんばんは。ご無沙汰しています。
相変わらず(失礼!)、ハードボイルドな山行ですね。奈良田を0時出発ですか。
白峰三山を日帰りで縦走しようと考えることですら、人間の思考を超えています(笑)。
それにしても、今年1月の冬の甲武信ヶ岳組の3人が、農鳥や大門沢付近でニアミスとは、すごいことですね。ちょうど、大門沢を下りながら、山で会った人に再会しないと話していたところです。打ち合わせなしに、どんな確率で3名がミアミスできるんでしょう。不思議なことってあるんですね。
また、山でお会いしましょう。regさんが何かご馳走してくれると思います! 人間離れしたレコも楽しみにしています。フォローさせてもらいました。
ご飯食べていただければ嬉しいです。yama-ariさんの分を削って、drunkyさんに差し上げます。
yama-ariさん、regさん、農鳥岳登頂お疲れ様でした。
私、先週、剱岳でお会いしたヤマレコさんと呼ばれてた者です。「来週は、南アルプスで!」と社交辞令を言って別れましたが、偶然にも、同日全く同じルートを歩いてました。塩見岳を目指し、熊ノ平小屋泊の予定でしたが、梯子渋滞やらで北岳山荘泊となり、お二人とは、同じテン場で13時間すごしていたようです。にもかかわらず、会わないとは、逆に運命を感じてしまいました。北岳の夜は、あまりにも寒く、心が折れてしまい、塩見岳は諦めました。私も、塩見で3000m峰21座完登となります。近いうちに登るつもりです。ところで、大門沢の下りは、キツかったです。過去に経験したことの無い筋肉痛です。また、中央高速の45km渋滞にも参りました。
それでは、いつかどこかの山でお会いできることを楽しみにしています。その時には、regさんの山飯🍚をご馳走してください。
まったく同じルートじゃないですか。
なんで出会えなかったんでしょうか(-.-)
北岳山荘のテン場で一緒にregさんのヤマメシ食べながら飲みたかったです(;_;)
仙塩尾根を見ながら、「今頃、ヤマレコさん塩見に向かって歩いているね」とregさんと話していたんですよ!
でも、レコにある「ちょいワルおやじ」じゃあ、分からなかったかも。やっぱり、危険箇所がなくても、ヤマレコさんは、一貫してヤマレコヘルメットかぶっていて欲しかったなあ(無茶いってすみません(^-^))。
塩見是非、達成してください。コンプリートをお祈りしています。
yama-ariさん、こんばんは
3000m峰21座完登おめでとうございます!
山梨在住の方が、農鳥岳が最後とはちょっと意外ですが。
天気にもまずまず恵まれて良かったですね。
久々に天気予報が良かったので、北岳はすごい人だったのですね。
布団1つに3人は、厳しいですね。
過去一度やったことがありますが、頭と足が互い違いで、
あまり寝た気がしませんでした。
こういう時はテン泊がいいですね。
今回は近くを歩いていたので、
時々視線が合っていたかもしれません。
北岳〜間ノ岳の稜線は美しいですね。
次の目標、楽しみにしてます。
hirokさん。こんばんは。メッセージありがとうございます。
3000m峰完登といっても、百高山96座目のhirokさんにとっては、まだまだ入門といったところですね。
先日、塩見岳に行ったときに、蝙蝠岳や仙塩尾根が綺麗に見えて、いつかいってみたいと思いました。それを一泊でやってのけるとは・・・ いつもながらすごいです。
百高山をねらっていくと、いろいろなバリエーションルートが設定できそうで、楽しそう!
私もやってみたくなってきました(笑)。
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