記録ID: 511488
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾
戸隠山、高妻山と乙妻山
2014年09月13日(土) ~
2014年09月14日(日)
guchi999
その他1人
体力度
8
2~3泊以上が適当
- GPS
- 34:49
- 距離
- 32.0km
- 登り
- 2,871m
- 下り
- 2,870m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 8:30
天候 | 両日とも晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
戸隠キャンプ場から「ささやきの小径」への入口が少し判りにくいです。電柱の根元にある指導票を見落とさないようにします。 奥社から戸隠山への登路にある蟻の塔渡り、剣の刃渡、皆さん言われているように、ここは非常に危険な所です。 岩場自体はそれほど難しくはありませんが、ナイフリッジの部分は左右どちらも切れ落ちており、特に西の不動沢側への転落は致命的です。東側も同様で、鎖も無いので慎重に行くしかありません。 蟻の塔渡りの部分は東側に鎖場があり、それを行けば避けられますが、最後の数mの剣の刃渡は避けられません。不動沢側に体を振って、リッジの頂点をホールドにしながら1mほど下降してトラバースするように行くのが、一番安全に通過できる方法だと思いますが、切れ落ちた方向に体を持ってゆくので少し勇気が必要です。 ナイフリッジの前後にも岩場があります。こちらはしっかりした鎖があるので、それほど問題ではありません。 昭文社の地図では赤い実線のコースになっていますが、ナイフリッジの部分は破線にしたほうが良いのではないでしょうか。 戸隠山から九頭竜山への稜線は普通に歩けますが、断崖の縁を歩くような所もあるので、それなりに注意は必要です。 一不動から戸隠キャンプ場への下りにも2箇所ほど鎖場があり、沢筋で岩が濡れているのでスリップに注意です。 戸隠キャンプ場から五地蔵山へ直接登る弥勒尾根は、距離的には短いけど登りでは急登が結構あり、下りに使うと後半は濡れた木の根で足元が滑りやすいです。 高妻山から乙妻山への道は、今年、刈り払いされたらしく明瞭です。高妻山までの道に比べ足元の悪い所も少しありますが、それほど危険な所はありません。乙妻山から戻ってくる時に高妻山の手前のピークで、傾いた岩棚を降りる所は前が崖なので注意する程度です。 |
その他周辺情報 | 戸隠キャンプ場はテント1張り1500円、テントの側に車を置けるけど駐車代は1500円かつ翌日10時までに出ろとの事で、車は登山者用無料駐車場に止めてテント設営のみで利用。 |
写真
撮影機器:
感想
話には聞いていましたが、戸隠山の蟻の塔渡り、剣の刃渡は思ったより危険な感じでした。
なしろ高度感が凄い、左側の不動沢側は100m以上も切れ落ちた断崖、右側も左に比べれば多少傾斜は落ちるけど、やっぱり断崖。
バランス感覚が悪くなっている私は、へっぴり腰で渡り出したものの途中で不安を感じ四つんばいになる始末。まあ、何か有ってからでは遅いので格好は悪くても、安全第一という事で良しとしておきましょう。
さすがに連休とあって、かなり広い駐車場は満杯。戸隠山はそうでもなかったですが、高妻山の山頂は雑踏のように人で溢れ、山頂標識の前で写真を撮るのも順番待ち。人混みの山頂を越えて乙妻山へ向かうと各段に人が減り、往復の間にすれ違った人は10人にも満たず静かな山歩きが楽しめました。
乙妻山は開けた笹原の気持ち良い山頂で、人工の物は何も見えない山ばかりの景色が広がっていました。他にも水はないけど湿地のようになった窪地、裏側から見る峻険な高妻山など、見所は多い所です。
高妻山だけでも長めの行程だし、乙妻山を往復すると更に長くなるから高妻山だけで帰る人が多いけど、乙妻山を外すのは勿体無いです。
人が少ないのは、個人的には落ち着いて山歩きが出来るので大歓迎ではありますが。
戸隠キャンプ場は少し高めだけど、2人だと750円/人だから許容範囲でしょう。
今回はスノーピークのイベントで混んでおり、快適な設営場所を見つけるのに少し苦労しました。
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