槍ヶ岳(飛騨沢ルート 新穂高温泉起点 槍平経由ピストン・殺生テン泊)
- GPS
- 32:48
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 2,674m
- 下り
- 2,100m
コースタイム
- 山行
- 9:48
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 10:07
- 山行
- 7:32
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 8:42
天候 | 1日目:晴 2日目:朝快晴/晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
富山IC-国道41号-国道471号-新穂高温泉 市営新穂高第3駐車場(登山者用無料P)は満車につき、鍋平園地駐車場(無料)に移動するも満車、結局、鍋谷園地近くの路肩に駐車しました・・・(注)帰りの登り返しが体力的にキツイです。 この週末は3連休で県道路肩や登山指導センター〜新穂高ロープウェー駅間の道路隅にも駐車されていました(駐車禁止の規制標識ありなので注意)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山指導センターで登山届を提出 ・途中4か所ほど沢があります。先日、増水した沢に流される事故が発生しているのご存知の通り。増水時は危険です。 ・それ以外は特に危険という箇所はありません(槍の穂先は除く)。 |
その他周辺情報 | ・殺生ヒュッテ キャンプ場 ¥700/人 ・荒神(こうじん)の湯(志で200円程度) http://www.okuhida.or.jp/roten_catalog/detail?id=2199 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
【前日】新穂高温泉に到着したのはAM1:00ごろでしょうか、登山者用無料Pの市営第3Pは満車でした。係の方が、鍋平園地Pへ向かってというので、指示どおり移動し、鍋平P近くの路肩スペースに駐車しました(その後、登山開始時にロープウェー駅近くの路上駐車が多くあったので、もしかしてこちらにしておけばよかったのかも・・・)。
【第1日目 往路】
AM5:00にPを出発、新穂高センターへ向かう登山道は途中にぬかるみがありました。
3連休初日ということもありセンター前は各方面へ向かう登山者で賑わっていました。さすが、北アルプス。
登山届など準備をすませ、右俣林道を歩き始めたのはAM6:00になってしまいました。先ほどまで多くの登山者がいたのに、意外や林道を歩く人はそんなに多くない印象。
延々林道を歩き、本格的な登山道は砂防工事を行っている白出沢を過ぎてから。そこから4つの沢を渡り、槍平小屋へはAM10:00ごろ到着しました。ゆっくり休憩を取らずにどんどん登ります。
槍平小屋と飛騨乗越のほぼ中間地点には最後の水場があり、ここでキャンプに使用する水を汲みとりました。散々重たい荷物を担いで歩いてきたのに、さらに荷物が重たくなり、加えて乗越までは道のりが険しい、、、かなりしんどかったです。
先が見えているんだけどなかなか到着しませんでした。
時よりガス、雲がかかり天気も心配になってきましたが・・・
飛騨乗越へ到着すると、いままで望めなかった槍ヶ岳の穂先がドーンと現れた時には感動!!今までの疲れが吹っ飛びました。
肩の槍ヶ岳山荘へ到着したのは午後2:40頃でした。当然、テン場は埋まっており、殺生ヒュッテのテン場を目指し、高度を下げることにしよう・・・ちょうど、そこに同じ境遇に立たされたカップル(ご夫婦?)に遭遇し、
迷うことはない、ここまでテントを担いできたんだ!山荘に素泊まりなんてあり得ない!殺生を目指しましょう!ってことで、一緒になり高度を下げました。
その頃、相方は体調不良らしく、私は少しでも条件のよいテン場を得るべく急ぐといつの間にかずいぶん離れてしまいました。ふと気付きと、現金を持っているのは相方のみ・・・どうしよう。
殺生ヒュッテでテン場の受付を済ませ、ヒュッテのお兄さんにお願いし、会計は後回しにしてもらいました。しかし、相方を探してもまだずいぶん上の方・・・ありゃーダメだこりゃ。そしたら、槍ヶ岳山荘前で同じ境遇に立たされたカップルの方から、天使のようなささやきを頂きました。。。良かったらお金貸しますよ!! って、ついさっき出会った方に、お金を借りるなんて・・・もうすぐ相方が到着しますから・・・とは言ったものの、なかなか現れない相方・・・結局、頭を下げて切りの良い¥2,000お借りしました。
相方到着後、すぐに返済できました。ほんと優しい方に巡り合え、ヒュッテにもご迷惑おかけすることにもならず、助かりました。出会えた愛知県の方、ありがとうございました。次の日、穂先の登り途中に、すれ違うことができ良かったです。
さて、急いでテントを張り終わったのが午後4:30、気がつけば太陽は傾き日陰に、明日のご来光&頂上アタックに向け夕食を楽しんだあと、就寝。途中、月明かりで明るいことに気づき、星空も眺めることができ、ご来光に期待が膨らみました。
【第2日目 ご来光、頂上、復路】
AM3:30頃起床。テントを撤収して、槍ヶ岳山荘まで上がるか、撤収せずに上がり登頂後、一人がテントを取りに往復するか・・・迷った挙句、後者に(あとで後悔)。
AM5:15頃山荘に到着し、素晴らしいご来光を望めました。浅間山の真上からご来光が見えた時には感動の一言でした。
富士山や甲斐駒、北岳、八ヶ岳、手前には常念岳、広がる雲海、素晴らしかった。
しかし、ご来光をゆっくり楽しんでいる場合ではありません。山頂の行列がすこしでも短いうちに、アタック開始!
穂先の落石(ガレ)がたまっている最上部まで順番はありませんでした。
順番待ちになって気づきました・・・前の方、えらい慎重というか岩場を登るのに苦労されている・・・もしかして若葉マーク?
話をしているうちに、登山経験3回目にして槍ヶ岳の穂先を目指している強者でした。その彼の前の方も異変に気づき、登りルートと下りルートの共通箇所で、下山されるなら今ですよ〜と言っていました。
結局、登頂しましたが、下りではずいぶん苦戦していたので、安全な個所で追い越させてもらいました。
下りでタイムロスがありましたが、槍ヶ岳山荘へ戻ってくるにの2時間でした。後で行列が長くなっていたので、3時間はかかっていたのではないでしょうか。
穂先から帰還後、自分のみ殺生テン場に残されたテントを回収しに往復。。。
これが今回の反省点、体力の消耗&無駄な時間をかけてしまいました。ご来光時に暗くてもテントを撤収し、もって上がるべきでした。
その後、山荘前のカウンターで朝食のパン、ポテチを食べまったり。
下山は、体力との勝負になりました。
途中から何組かの方と、抜きつ抜かれつ。
最後の最後には膝が上がらなくなり、新穂高センターから鍋谷Pへの登り返しは、半泣きでした。
体力の消耗が少なかった相方さんに先行してもらい、なるべく近くまで車を持ってきてもらいました。。。
帰りに荒神の湯で汗を流しさっぱりしてから帰路につきました。
今回は初めての槍ヶ岳でしたが、天候に恵まれラッキーでした。穂先の迫力、殺生テン場からの眺め、ご来光、北アルプスの山々、どれもすばらしいものでした。
また行ってみたい!と思っているのは相方さんも同じだと信じています(笑)
青空の槍ヶ岳
うらやまし〜
登山を始めたからには
一度は槍の穂先にタッチしたいですよね
自分が登った時はガスガスであまり
周囲の景色は観えませんでしたので
良い写真を魅せて頂き
楽しませてもらいました
お疲れ様でした
では、また。
そうそう登山を始めたからには 槍ヶ岳 いつかは登ってタッチしたいとおもっていました
今回は天候に恵まれすぎました
槍ヶ岳からは、まだまだ登ってみたい山がいろいろ見えて、まだまだだな〜と思いました
白山に登られたんですね〜どれも素敵な写真で、こちらこそ楽しませていただいております
ではでは
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