野上駅〜防山〜小鳥峠〜[宝登山R.W.]〜長瀞駅
- GPS
- 04:04
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 667m
- 下り
- 652m
コースタイム
- 山行
- 3:01
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 4:03
天候 | 快晴。風極めて強し。気温≒ー7℃〜0℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
【山麓駅(10:30)⇒(10:35)山頂駅】 【山頂駅(11:00)⇒(11:05)山麓駅】 長瀞駅(11:40)→(12:03)御花畑駅 西武秩父駅(13:29)→HOME |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な個所はまったくありませんが、神周りコース上で防山(御嶽山)から天狗山とのコルに下りた所と長瀞アルプス主脈に合流する手前に、地権者の方が「森林保護のためにハイカー立入禁止。ハイカーは万福寺コースを通って下さい」と看板を出しています(写真参照)。しかし登山口から1時間ほど登った山の中で突然「立入禁止」と言われても、引き返すのも躊躇してしまうし、そのまま無視して押し通り抜けるのも精神衛生上宜しく無い感じがします。結果的には後ろめたい気持ちで通り抜けましたが..... 「神周りコース」は、ハイキング地図にも堂々と一般コースとして表示されていますので、もし本当に立入禁止にする必要が有れば、地権者は別の手立てを講ずる必要があると思いました。 |
その他周辺情報 | 平日である上に10年に一度の大寒波が来襲していたせいか、長瀞駅前の名立たる飲食店は、客足が来ない事を見越して壊滅状態でした。寒さにめげずに営業していたのは宝登山参道にある、カキ氷で有名な「阿佐美冷蔵」さん、駅前の「お食事処長瀞屋」さん、「そば処たじま」さんくらいで、密かに「鮎の塩焼き」で熱燗での打ち上げを期待していた踏切前の「味の老舗若松屋」さんは珍しく休業していました。それに秩父鉄道が経営する「豚味噌丼専門店有隣」さん、「NAGATORO食歩SHOP」さんなど、個人的に打ち上げに向いている(要は酒を飲める!)と思われるお店は全て休業でした。 やむを得ず打ち上げするシマを秩父市内に変えるため、急いで秩父鉄道に乗って秩父市内に向かい、初めて西武秩父駅の正面にある「秩父 そば膳」さんの暖簾をくぐらせて頂きました。 |
写真
装備
MYアイテム |
chakayaan
重量:-kg
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個人装備 |
昭文社 山と高原地図 1 2022年版
コンパス 1
トレッキングポール 1 LEKI
緊急シート 1
カメラ 1
メモ帳 1
健康保険証 1
ゴミ袋 1
飲料水 0.6L
ツールナイフ 1
ヘッドライト 1
予備電池 1
細引き 10m Φ7.0mm
4本爪軽アイゼン 1 Mountain Dax
GPS 1
携帯電話 1 iPhone12
携帯電話予備電池 1 10000mAh
ファストエイドキット 1
ロングスパッツ 1
チェーンスパイク 1 モンベル
|
感想
2〜3日前から10年に一度の大寒波襲来とテレビで大騒ぎしていたし、前夜にインターネットで調べたら秩父市内は吹雪いているとの情報に接して、準備していた装備を大幅に見直し。先ずは一年中リュックに入れてあるショートスパッツを出して、代わりにロングスパッツをリュックに入れ、ついでにチェーンスパイクも装備に加えて、防寒手袋もホームセンターで買った防寒手袋の他に、「テムレス防寒手袋」も持って行くことにして、リュックもデイパックから一回り大きい32リッターに代えた。
当日朝の07:19に秩父鉄道野上駅で下車したのは、自分も含めて3人だけでリュックを背負ったハイカー姿は自分一人だけだったので、こんなに寒いんだから無理はないと一人だけで納得。寒い風が吹く中で身支度を整えて直ぐに出発。最初はホームセンターで買った防寒手袋を着用していたが、指先の悴みが収まらずに直ぐにテムレス防寒手袋に交換。やはり暖かさは断然違うのでこのままテムレスを着用して進みます。テムレスのアウトドアでの見栄えは超悪いけど機能性は抜群です。
登山口の石鳥居から神周りコースを順調に登って行くが途中でヘンな看板(?)が有り、引き返すのも億劫だから看板を設置した地権者さんには大変申し訳ない気持ちを感じつつも、そのまま通過させて頂く事にした。長瀞アルプス主脈に出てからは、写真コメントで書いた通りに北西からの強風に散々悩まされて、小鳥峠の手前辺りで低体温症の恐れがアタマを過ったので、「毒キノコ」看板からの直登を諦めて、奈良沢峠から舗装道を東側へ進んで常楽寺別院長瀞観音霊苑経由で東側登山道へトラバース(?)する。
登山道へ合流してからはアタマの中では安易なロープウェイで蠟梅園に行くことを考えて、山道を山麓駅へ向かって下り始める。もう身体の芯まで冷え切っていたので、サッサと蝋梅を見てどこかの暖かい飲食店に行きたかったのが本音。やはり相変わらず根っからヘタレの吞兵衛ハイカーです。蝋梅はチョット早過ぎた感じで開花率はまだ全体の10〜15%くらいだった。見頃は2月中旬頃なのかも知れない。まぁ年に一度見れればイイやと言う考えなので、次は来年に来るとしよう。
それにしても、マスコミが言う「10年に一度の大寒波来襲」との報道にかなり振り回されたけども、ロングスパッツやチェーンスパイクは一切要らなかった。ただ、猛烈な北風に吹かれて急激に体温を奪われてしまい、若い頃に登っていた北東北の冬山を思い出したが、まさか奥武蔵の冬期ハイキングで、ここまでシェラデザインズのマウンテンパーカーが非力になるとは思ってもいなかった。これを反省点としてこれからの冬山防寒対策を考え直そうと思う山行だった。
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