遠望峰山

2023年01月28日(土) [日帰り]

• GPS: 07:17
• 距離: 17.7km
• 登り: 654m
• 下り: 577m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:53
• 休憩: 0:35
• 合計: 7:28

距離 17.7km 登り 672m 下り 591m

7:22 蒲郡駅
10:37 10:38 聖山
11:02 11:07 展望台
11:10 11:19 遠望峰山
12:01 12:01 最明山
12:41 12:44 桑谷山
12:57 13:15 桑谷展望園地
14:49 ゴール地点

天候

快晴、北西微風。昨日の雪は残っていたが、体感的に全く寒くない。

アクセス

利用交通機関：

電車

(往)JR蒲郡駅→城跡など経由して、聖岳登山口
(復)キャンプ場から長い車道歩き→名電山中駅

コース状況／危険箇所等

山中は、整備散策路(自治体&蒲郡山の会？)なので、全く迷わない。
蒲郡市内は、車道が碁盤的でなく細道が入り組んで分かり難いため、散歩中の皆さんに教えていただくことで、効率的に名所を巡れました。

写真

1/28 7:37

下ﾉ郷城の跡、完全改造で蒲郡高校？、蒲郡駅から真っ直ぐ北へ徒歩15分

1/28 7:46

長存寺(上本町)�　�家康側についた下ﾉ郷城の鵜殿氏の菩提寺は繁栄

1/28 7:56

天桂院、

1/28 8:04

五井山、天桂院墓地裏からR247を越え中央公園に向かう独立丘陵の南面から東方向の眺望、たぶんこの整備地は十五世紀位前には古墳のあったところ

1/28 8:07

三ヶ根山(左)、竹谷山？＋貧乏山？(右)、前写真の近辺から東方向の眺望

1/28 8:09

中段左は不相城跡(現・蒲郡クラシックホテルの建つ)竹島向かいの独立丘陵。中段右は渥美半島の衣笠山＋滝頭山、下左は天桂院の裏森、前写真辺りから南方向をスマホ最大拡大で

1/28 8:13

中央公園の丘陵の最高点、三角点は？円墳なのかな？

1/28 8:15

中央公園の庭、背景は五井山

1/28 8:17

左から、三ヶ根山、竹谷山？、西尾茶臼山、貧乏山？と思う、中央公園北西高地から

1/28 8:29

公園橋、落合川へ兼京川が合流する辺り、その兼京川に沿って、上ﾉ郷城跡に向かう。なお、正面中央は聖山、それに隠れた白い雪のところが遠望峰山

1/28 8:34

赤日子神社�　�12世紀の歴史をもつ式内社

1/28 8:38

赤日子神社�◆∋芦詫椹汁朕世矣�られていた

1/28 8:41

上ﾉ郷城跡�ヽ詰弯沺∪崙�子神社の西側駐車場に設置されていた案内板

1/28 8:46

上ﾉ郷城跡��兼京川、城の東側半分を囲む堀、天然&人工的屈曲の川、今は細いがかつては広い幅だったらしい。なお、背景の山は五井山

1/28 8:50

上ﾉ郷城跡�７Д叡咫�兼京川と繋がり堀の一部だったらしい、背景は五井山、その右下の森が赤日子神社、城は左の民家の後ろ

1/28 8:54

上ﾉ郷城跡�て酖貪變櫃寮擇賁�(虎口？)に立つ石柱、背景は後ろが主郭、右手が東郭

1/28 8:58

上ﾉ郷城跡�ァ⊆膤塰迷Δ�ら北方向の眺め→聖山(左、遠望峰山の南東尾根先端？)、最明山？(中、白峰のところ)、遠望峰山は聖山の背後で見えない、右の山は遠望峰山の東南東尾根先端

1/28 9:00

上ﾉ郷城跡��主郭(標高52m)はかなり広い、ブルーシートは発掘調査中？、背景は聖山

1/28 9:31

上ﾉ郷城跡�А∪症�公民館で展示中の、発掘調査の知見からの立体模型(主郭&東郭)、発掘調査では皿や建築装飾金具などに加え、火縄銃の弾も見つかっている

1/28 9:39

正行院�‐�ﾉ郷の鵜殿本家菩提寺の長応寺は上ﾉ郷城の落城の際に焼失しその地に建つ、上ﾉ郷の長存寺に比してかなりショボイ

1/28 9:44

正行院�⊂�ﾉ郷鵜殿本家墓石は、正行院に保存？され、聖山が今も寄り添っている感じがした

1/28 10:02

集落→現聖山登山口へ直線的に登るルートは、最近までモノレールが使用されていた果樹園の作業路なのかな？で、集落からの山道入口(私有地？)を登山口としてないのかな？

1/28 10:02

ルート脇は、石組の段々畑、放棄されて雑木＋竹の森になっていた

1/28 10:15

害獣柵を通過し、登山口を登る路は、それまでより緩やかなトトロチックだったけど、視界は全く無い

1/28 10:35

聖山直下の奇妙な岩→奥宮聖山神社(赤日子神社の奥の院？)の御神体？お皿様。古代からここに集落の人々が集まり、雨乞い神事が行われていたこと、下山後に知りました。聖山頂は人が多かったので、休まず通過

1/28 11:04

遠望峰山展望地は、渥美半島が一望

1/28 11:10

稜線は薄雪状態だった。そよ風で葉に乗った雪が粉雪状に舞い、トトロも出てきそうな感じだった

1/28 11:12

遠望峰山頂443m?、写真左手が柏原への下降点

1/28 11:29

スカイライン歩きからの西方展望、西尾茶臼山(左)、その手前に須美の山々

1/28 11:33

西尾茶臼山アップ、その右肩上(地平線部)には碧南火力発電所の白煙？

1/28 11:43

P412地境杭

1/28 11:48

スカイライン路面は雪が融解後に再凍結して、ブラックアイスバーンで滑る

1/28 12:00

最明山、最明寺の御神体の大草霊山を指すらしい、稜線ルートを北側に10m外れた所

1/28 12:12

稜線ルート350m上は、ずっとこんな感じで、薄雪は融解せず、凍結せず、落ち葉に乗っているので、滑るの感触はほとんどなかった。ただ、地上気温より6℃位低いはずなので、路面凍結を憂慮して予定の午後２時下山を守った

1/28 12:22

三河六甲�．好�イラインの展望駐車場？今は閉鎖中？の所だった。展望場所にベンチ有り。正面は五井山

1/28 12:27

三河六甲�∧薫狼い眥�望もミニ六甲山だった

1/28 12:31

三河六甲�Ｅ貽酳�向は、宝飯山地の主峰五井山454mから続く稜線の山なみ、御堂山364m、砥神山252mの遠ざかりつつ100m減衰する美しさに見いってしまった

1/28 12:40

桑谷山頂435m、一等三角点

1/28 12:43

レーダードーム(航空機信号発信)前に不審な足跡？　どこの国の工作員かしら、、、

1/28 13:00

桑谷展望園地�‥庫沼罎�ら南方向、三河大島〜竹島〜中央公園丘陵〜桑谷山が一直線、中央構造線が直角に曲がることと関連あるのかしら？

1/28 13:00

桑谷展望園地��展望台から東南方向、五井山(中)、宮路山(左)、御堂山&砥神山(右)

1/28 13:01

桑谷展望園地�Ｅ庫沼罎�ら西北方向、京ケ峰(中央右上)、村積山なども視認できたがカメラ視程が悪く岡崎方面は不明瞭

1/28 13:34

野辺地蔵、幸田〜蒲郡の主要道で所々で道案内。そこには、咲きだしたロウバイが供えられていた

1/28 13:51

桑谷キャンプ場、井戸はあるけど、飲用不可の水質との張り紙

1/28 13:56

桑谷キャンプ場、岡崎市役所に申し込みが必要

撮影機器：

KYV41 KYOCERA

感想

ふくちゃん

自宅から電波搭林立は見えても、鉄道駅からのアプローチが長い、で、かつて一度も歩いていない。

今回は、
先日の西尾茶臼山頂からの北側展望の実地確認と、ちょっと気になる上ﾉ郷城跡の見学を、長い車道歩きのモチベーションにして、聖山〜遠望峰山〜桑谷山歩きを計画しました。

結果は、
町→山、山→山、山→町や海、を眺めながら、地理的繋がり、戦国の争い、地域の発展など、ずっ〜と妄想？しっぱしで、楽しい散策になりました。

上ﾉ郷城は、
縄張り明瞭、眺望よしの城跡でした。北は急峻な崖山(聖山)、東と南は河川(兼京川)、西は土塁と柏原城との連携を利用、堅固な戦国時代の城でした。家康ちゃんが卑怯な手段(甲賀忍者)で落城させたけど、今はみかん大豊作だし、城址を守る会ができ、地元小学生もその歴史を学び始めたみたいなので、討ち死にした鵜殿ちゃんも今頃はきっと満足してるだろう、と思った。

聖山は、
遠望峰山の細長い南東尾根？先端、上ﾉ郷城跡の北西に位置する。登山道は、下部ほど急傾斜なため登り始めが少し難儀だが歩き易い直登で、山頂直下に奥宮聖山神社(赤日子神社の奥ﾉ院？)のお皿様(御神体岩？)が祀られて(古代の雨乞い)いることから、参道だったのかも。なお、今の蒲郡市には豊川用水が配水され、もうお皿様のお役目？は終わったのかも知れない。

遠望峰山は、
山頂周辺が電波搭？コンクリートだらけで、どこが山頂でどこが最高点か不明瞭、展望台眺望も、木々の成長が邪魔で、いまいちだった。

(聖山〜)遠望峰山〜桑谷山の稜線は、
スカイライン車道と交叉しながら、稜線の自然林の中を歩く、たぶん夏でも快適な散策路(眺望は効かないけど)。
最明山は、たぶん上ﾉ郷城跡から見えた稜線ラインの尖▲部と推定されたが、全く視界なし。
桑谷山西側に三河六甲・三河湾の眺望との私設道標があり、辿ったらスカイラインの展望駐車場？(閉鎖中？)に出た。当に、神戸、六甲山の眺望やスカイライン車道のイメージだった。なお、そこからは、単なる三河湾の自然の眺めというより、戦国時代の城や湊に加え、現代の観光地、干拓地、鉄道などがまる見えで、蒲郡市の歴史的変遷を強く感じた。
数ヶ所の北西に開けた場所からは、西に西尾茶臼、北西に京ケ峰、北に村積山など、たぶんそうかナという感じで同定？できたが、西尾茶臼山頂から見えた稜線ラインが聖〜遠望峰に当たるか否かは、いまだ疑問のまま残った。

最後に、新雪ゲレンデスキーで転けて埋まるのは大好き？だけど、氷雪マウンテントレイルで尻餅イタイイタイは大嫌い。300m標高は平地より５℃低いので、今週の寒波のお山はちょっと怖い。で、稜線歩きを日中ぽかぽか時間に限定し、下山も午後２時前としてプランした。実際、薄雪融解で濡れた箇所は少し滑ったけど、バランス感覚補正の許容範囲、凍る前に予定通り下山でき、尻スタンプゼロに成功しました。ヤッター！